2017/02/25

『超・日本刀入門』静嘉堂文庫美術館

静嘉堂文庫美術館へ『超・日本刀入門』を見に行ってきました。

Card

妹に「何か見に行く?」と聞いたらこういう渋いセレクトで返事が。
いいけどね。

二子玉川駅からバスで10分くらいのところです。
バスはSuicaとか使えて前払いで220円でした。



ここは、三菱財閥を作った岩崎弥太郎の弟、岩崎弥之助とその息子、岩崎小弥太の遺した庭園と遺品の古典籍・古美術コレクションを基礎として発足したそうです。
だからかのかなあ。DCカードを持っていて、それを見せたら所持者本人のみ、1000円の入館料が800円になりました。
私は父が昔三菱系に勤めていたのと、私自身は若い頃にお固い系の仕事をしていて、その時年会費のかかるクレジットカードを作ったので、今ではゴールドカード所持者です。
一応ね。
若い頃に「見聞を広めねば!!」とそれなりのお給金を使い果たして今やすっからかんですが、こういう時に役に立つのね。
もっとよく考えて使わなくちゃ。


↑こちらが美術館。


↑こちらは静嘉堂文庫。専門的な図書館で、研究機関の紹介状がないと閲覧できないようです。

今回の展示物は、国宝や重要文化財がザクザクありました。
総数は少ないのですが濃い!!

完全になめていた自分を猛反省しました。
難しくてなんだかよくわからなかったー!!
沸とか砂流しとか葉とかって、つまり何のことなの!どれのことなの!!
と、反射する光が映るように見たり影になるように見たり。

難しかったです〜!

自分でショックだったのは、太刀と刀の違いくらい分かると思っていたのですが、よっぽど反り返ってたりしないと、拵えがなく刀身だけだと、これが太刀なのか刀なのか分からなかったことです。
こんな細身の太刀もあるんか!

下の階では30分ほどのDVDを上映していて外国人のマーティンが刀鍛冶に挑戦して、玉鋼から小刀を作る体験VTRが流れていました。
ちょっと見とくか〜。くらいの気持ちで見てたら、玉鋼を叩いて折り畳んで叩いて折り畳んで、叩いて叩いて、焼いて叩いて、こんなに大変なのか〜!生半可な気持ちじゃ体験できないぞ!と感じるすっごいものでした。

なんかよくわかんないな〜。
奥が深いんだなあ〜。
と感じながら退館。

もう梅が咲いていました。



この日は寒かったのでお散歩はそこそこにしましたが、近くの民家園とあわせても、23区内とは思えないゆったりとした時間を過ごせそうだなと思いました。



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