2021/02/18

がんと診断されて不安な日々。

むむむ。
寝付けないのでブログ書きます。
寝付けないの当たり前です。
ずっと寝腐ってるんですもの。

様々な検査は3月頭に一気にやります。
大きい病院で入院までの流れのあれこれをやるのは初めてだったので、言われるがままにあっち行きこっち行き説明を受け。
CTとMRI連日かよ〜、狭いのはいいけど造影剤が怖いんだよう。
あと歯科健診というか口腔内チェックがあるそうです。なんでも麻酔のためだそうで、なんでかな?と思って調べたら、気管に管を入れて呼吸させつつ麻酔薬を入れるのねぇぇ〜、うひょ〜〜。私ちょっと奥歯が虫歯だし歯石たまってるし歯槽膿漏ぎみなの。やばいやばい。
コーディネーターみたいな方は(看護師さんだったかな)グラグラした歯はないかとかを確認するって言ってたけど...。
虫歯は削って直してもらえるけど歯槽膿漏は歯磨き頑張るしかないのよね多分。
そういうのもあるから形成外科のお医者さんと乳腺のお医者さんにかかってから20日もあけてオペなのかなあ。
まあ、カンファレンスもあるだろうからなぁ。

喘息からの肺炎で3回入院したことはあるけど、外科入院は初めてで。


私のがんはおとなしいタイプとはいえ結構な大きさのが2つあるので、右側全摘出と今の所言われています。
全部取らなくても、3分の1くらい残せないのかなあ。
乳房再建はしたい。乳輪と乳首は残したいから!!
最初は、術後の状態を見てからと思ってたんだけど、何か入れないと乳首垂れて胸の皮シワシワよ。と言われて、再建を決意。
だけど、自分のお肉や脂肪は使いません!
痛いの嫌だ!
シリコン入れると、年取った時にシリコン入れてない方の乳がしぼんでアンバランスになるでしょうけども、そんな先のことは今は考えません!

腫瘍の切除とシリコン挿入同時にできるのかなあ。何度も切りたくないよぅ。
どのくらいで体に馴染むのかなあ。ってか、馴染むのでしょうか??

そんなことを考えてしまって、何も手につきません。参った。

告知を受けた時、お医者さんは、精神的ダメージを心配してくれました。
私はちょっとした向精神薬とそれなりの睡眠薬をもらっているので、睡眠薬で期待してるだけの睡眠時間は確保できているし、がんにはなると確保してたので、どうして私ががんに!?ということはなくて、きたか〜!って気持ちで。開き直ったり不安になったりです。上がったり下がったりです。と申しました。
睡眠薬として既にデパスも処方されてますのでね、これ以上薬でコントロールが必要な状態ではないと思います。と。

私のがんは抗がん剤が効きにくい結構珍しいタイプみたいで、とりあえず切除はして、転移の状態によっては、もしかしたら抗がん剤やホルモン治療?とのことです。
まあそれもCTとかMRIやってから細かく決まっていくと思いますけど、ここまで聞いた時点では、他の乳がんサバイバーの方よりだいぶ楽に済むのではないか?
放射線治療はしなくていいでしょう。と今の時点で言われたのはかなりホッとしました。
調べてみると放射線治療って週5回6週間とか書いてあるじゃありませんか。
そんなん、ガテン系で基本的に12時間拘束の私の仕事は、働きながら治療なんて無理じゃ!と思っていましたから。

こんなふうに、ホッとしたり、そうはいってもどれくらい痛いのかなあ、転移してないかなあ。
と、ぐるぐるぐるぐる。



乳がんと告知を受けたので、保険会社に連絡してがん保険の請求書と医師に書いてもらう診断書のフォーマットが届き、よっしゃ、とっとと書いてもらいに行こう!と思いつつ内容を確認していると、手術日とか入院日とかを書く項目もあって。
ありり?「生まれて初めてがんと診断された時の給付金」は、手術が終わらないと請求できないのか??治療の進み具合で都度都度請求するのかと思ってたぞ?
と思ってコールセンターに電話してみました。
多分私はレアケースだと思うので参考にはしないでくださいね。保険の契約内容にもよりますので。
私の場合、乳がんで、非浸潤性か浸潤性かという説明は受けてないんですね。
粘液がんというものらしいのですが、ググった中の文献によると、浸潤性の特殊型に分類されるらしいんです。浸潤性だと保険会社から給付される項目が増えるんですけども、今の時点では保険会社も判断ができないそうで、ナントカカントカって言ってたけどよくわかんないつまり全部の検査を終えて手術を終えた状態での診断書を提出しないといけないそうで。
そーなんだー。

実は保険の担当さんが病気療養のため退職すると年賀状に書いてあり、私が最初に腫瘍が見つかって実家に報告しに行った途端に担当さんからその旨の挨拶の電話がかかってきて

「おだいじにしてください〜ってか先に私の話していいですか?タイミング良すぎです。がんになっちゃいました〜!」
「ええええ〜!!!」

と、ビックリなことがありました。
次の担当さんが決まってないということで、コールセンター経由での連絡になってます。

私は今のところ何も痛くもかゆくもないので自力で問い合わせたりできますが、これ脳卒中とか心筋梗塞で動けなくなったら、一人暮らしだったら、どーしてるんでしょう皆さま...
任意後見制度を結んでいる知人もいますが。
別居の家族とかに保険の契約内容を説明しといて、合鍵も渡しといて、保険証券のありかを伝えておかないと保険が何の役にも立ちませんよね...

保険料払うの、結構辛かったんです。
年取るごとに保険料は上がっていってヒ〜って感じなのに、コロナで仕事ぶっ飛んでヒ〜ってなって国民健康保険料免除の手続きをして、国民年金も免除してもらおうかな、けどあとあとめんどくさいかな。と思ってる間にどんどん督促状が来るのでその度に払い、持続化給付金で細々と生きていて、2020年の秋くらいには仕事が戻ってくるかと思いきやまるでそんな気配なし!で、がん保険とかも見直すなり解約なりしようかな、けどたぶんがんにはなるしな。と、頑張って払ってたんです。
それが!
やっと!!
報われそう!!!

何か頑張ったご褒美を自分にあげたいと思っているんですけども。
会いたい人がいる。というか消息を知りたい人がいる。
私が一番欲しいのはそれなんです。
働いてる会社はわかるんだけども...巨大企業だし...
このご時世だから統合とか異動とかぐちゃぐちゃでなんかよくわかんないし...
全然無関係な私じゃ興信所も相手してくれないでしょうし...(依頼するお金もないし)。
ただ、元気でいるか、どんな暮らしをしているのか。遠くからでいいから少しだけ顔が見たい。それだけ。

むかし。
虐待児で、家にいるのが地獄だった時に、明日が待ち遠しいと思えていたのはその人に会えるから。
会いたいから、体が動く時は学校に行ってた。
登校して保健室直行でそのまま早退しても、顔が見られて、少しだけ目があった気がしたらそれだけで幸せだった。

そういうささやかなご褒美が欲しい。

叶わないんだな。これが。

寂しいなあ。

第二ボタン取っといて私を探してたなら、うちに持ってきてくれればよかったのにっ!
(いきなり上からの態度。彼の性格からしてそれは絶対しないの知ってる。)

寂しいなあ。

精神ぶっ壊れて再構築してまるで別人になって、片乳シリコンになっちゃって、むかしはマラソンドクターストップで、保健室の常連だった私がなぜかガテン系の仕事をしてることを、嘲笑いながら話したいのになあ。

腕の力、戻るのかなあ。
筋肉切除するわけじゃないけどさ。
それも、不安。

とりあえず歯磨き頑張ろう。
あと確定申告。去年仕事全然なかったんだから一瞬で終わるはずなの!
スイッチはね。
月曜日になったら入れる!
(オイ)


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2021/02/13

乳がんになりました。

なんとまあ2021年初めての更新です。

忙しかったんじゃないの。
暇だったの。
コロナだし、仕事は全然戻らないし、政府はアホだし。
人生最大の体重がなかなか元に戻りません。

ふてくされていただけです。

昨年受領した持続化給付金でどこまで生きてゆけというのだ?
100万円って大きいけど、仕事を完全に潰された人の100万円って、もう、とっくに尽きますよ。

そんなふうに、今年はカウントダウンのお仕事がなく、一般参賀へも行けず、降下訓練始めを見に行くこともできず、なんのメリハリもないまま月日ばかりが過ぎ。

今回載せてる写真2枚は、昨年11月に行った京成バラ園でのものです。
妹と2人で、着物を着て行きました。
なんだかまるでシスコンですけどね。
4歳違いで、私は高校卒業したら家を出たので、妹と一緒に育ったのは14年くらいしかないんです。そして妹に物心がついたのは3〜4歳だと思うので実質10年くらいかな。

妹は結婚していますが、子を授かれず。
自分で言うのもなんですが妹の趣味は結構私の影響を受けています。
着付けのお稽古は妹の方が10年ほど先輩です。妹は小柄なので、リサイクルの着物のサイズがちょうどよくて、なんかすごくたくさん持ってます。
それで私が4年前から着付けを習い始め、ある程度自分で着られるようになってから、何かと口実をつけて一緒に着物で遊びに行ってます。
子供の頃は、幼すぎる妹がいちいちついてくるのが嫌で、よく泣かせたものですが、最近は私が「あそぼ〜」と縋ってます。あはは。


この日は11月であるにもかかわらずとても日差しが強く。
そして満開のバラ、バラ、バラ。
私は秋に来たのは初めてでした。いつも春に行って満足して秋は仕事が超絶繁忙期なのでバラ園どころじゃなかったんです。
コロナ禍で私の仕事がほぼ全部飛んでるのが幸か不幸か。


イベント・エンタメ系の仕事が戻る兆しも希望もない日々。
市の健康診断を受けに行きましてね。
ついでに胸のしこりを外来で診てもらいました。

ずっと前から検診で、乳腺炎、乳腺囊胞、乳腺石灰化と言われていて、その囊胞か石灰化したものが大きくなってるのかなあと思いつつ検診に行くタイミングをすっぽかしたというか逃したというか。
ちょっとそろそろ大きすぎないか?
と思って普通の検診ついでに乳がん検診もしたいと電話で確認したら自覚症状があるなら検診チケットは使えないから外来で来いと言われ。
前回の乳腺の医者が嫌な感じだったので違う病院に行きたかったのですが、前回の超音波検査の写真が残ってるところの方が話が早いか。と思って、前回とは違うと思う乳腺の医者がいるときに行きました。

超音波検査の結果。
乳腺炎でも囊胞でも石灰化でもない、腫瘍だ。

ということで紹介状を書いてもらい、別の病院でまたいろいろ検査して、生検の結果、乳がんでした。

あまり細かいことはここでは書きません。
乳がんは本当に人によっていろいろで、私も診断が出るまでにいろいろ調べたり体験談を読んだりしたのですが自分がどういう状態なのかわからないまま体験談の情報ばかり集めても不安になるだけでした。
ただ、限度額適用認定証とかの情報は体験談を読まないと全く知らなかったので、それについて市のホームページで確認し、読んでも意味がわからず、電話で問い合わせるにも役所が閉まってる時間になってしまったのでメールフォームで問い合わせました。
そうしたら翌朝すぐに市から回答の電話がかかってきて、いろいろ教えていただいて、その電話で認定証を自宅に郵送していただく手続きができました。
発行依頼書みたいなのが返信用封筒と一緒に入っていて、なんでしょ、普通は段取り逆だけど即対応していただけたので、それだけでも気持ちがだいぶ楽になりました。

ん〜
生検のこととか、ネタとしてはいろいろあるのですが私はそういうのは読むと不安が増すばかりだったのでやめておきます。
お医者さんたちの話を聞いて、質問して、嫌なものは嫌、怖いことは怖い、不安なことはその内容を伝えて、こちらの願いを叶える気が更々ない態度とかだったら違う医師に聞くとか病院を変えて、それこそプロに聞いたほうがいいと思います。

私は、おとなしめのがんでした。
かなり確率の低いおとなしめのがんだったのはラッキーです。
けど、手術で除去したほうがいいものであり、一応転移の有無を確認するためにCTやMRIを受けなければならず、全身麻酔に向けての検査の数々への怖さなどはいろいろあります。
家系的にがんになる確率はほとんど100%と思っていたので、がんになったこと自体のショックはたぶん少ないんだと思いますが、やっぱり転移の恐怖、再発の恐怖、体験したことのない検査や手術への恐怖はどうにもなりません。
終わってしまえば笑って話せるのでしょうけれどもね。

コロナ禍ゆえ、手術日でも待機する家族などは1名のみ。入院中は病院からの呼び出しがない限り家族さえ面会禁止。

セカンドオピニオンは、全ての検査が終わって、形成外科と乳腺外科の見解を聞いてから考えます。
このまま進めるなら手術まであと1ヶ月とすこし。
低血圧で頻脈でやや不整脈。27歳くらいまで喘息持ちだったので、造影剤と麻酔がとにかく怖いです。
全身麻酔は、あっという間に寝ちゃって気づいたら手術終わって病室で寝てたよ。って、いろんな方が励ましてくれてます。

多少の痛みは平気な人ですが、体験したことない痛みはやっぱり怖いなあ。
お腹を開かれて内臓グニュグニュされないし、下剤飲まなくていいし、下の毛剃らなくていいし、食べ物の制限も手術前後は禁酒しろって以外はないので、楽じゃん!!
...って、頭ではわかってもね。
やっぱり、不安なんだぁ。

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