2018/05/30

嫁に行かないけど花嫁衣装を着た♪

先日の着付け教室のレッスンの時、結婚式場で着付けのお仕事をしている方たちのお稽古と一緒だったので、モデルをやらせていただきました〜!
2人がかりで15分だか20分で着せないといけないんですって。
お色直しで30分とか待たせられないし、実際はお化粧や鬘もあるんだし、そりゃそうか。


結構すごいパワーでグイグイ引っ張られるので、両足を肩幅に開いてしっかり立ってないと、ひっくり返ります...。
私は
「わーいお嫁に行かなくても白無垢着られる〜♪」
と、呑気に着せてもらってるからともかく、実際の花嫁さんは緊張してるだろうから大変だろな〜。


打掛、重たい!!
全部着たら、すげー重たい!!
よくこれで式場じゅう練り歩けるなあ...。

私は身長が158cmで、ちょうどいい大きさらしいです。
そうはいってももっと長身の方、小柄な方、ぽっちゃりの方、痩せの方、いろいろいらっしゃるわけで。
現場の方はどんな仕事も大変なんだなあ〜...。
教室長先生のところには毎週のように現場からのクレームに関する電話がかかってきてるようです。
中には、結果的には無事だったのでもとりあえず頭は下げなきゃいけなかったり。
おもいっきりクレーマーで、何をどうしても怒ったまんまで、返金するって言っても引かず、つまりは慰謝料的にお金をぶんどる目的で文句言うお客さんもいるそうです。
ひえぇぇぇ...。

私は舞台業界の仕事が50歳過ぎても今のペースでできるとは思えないので、着付けでお仕事ができないかなと思って通っています。
教室長先生にとても気に入っていただいてて、かなり依怙贔屓されており...。
私は講師じゃなくて着付け師になりたいんですけど、講師事情もいろいろらしく。
毎週お悩みを聞いております...。

「Namiさんを育ててね、先生になってもらいたいの。」

って、え〜、先生、なんていうご冗談を。
舞台業界のお仕事でも現状は女だらけではある現場ですが、もともと男の業界だったところに進出してきちゃった女だらけという状態ですので、性格は男っぽい人が多いんです。
いわゆる普通の女性だらけのところじゃ、わたし、完全に浮きますよ...。
教室長先生もそういう性格だから全部1人でやる羽目になってて大変なわけですが。

そろそろ自分の着物着て歩きたいな〜♪
と思うんだけど、最近すでに暑いので、袷の着物着てらんない...。
単衣持ってない...。
夏の長襦袢も持ってない...。
破産するわいっ。


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2018/05/29

ピアスを作ってストレス解消♪

ある日。
なんだか気分がイライラしていたので、ちまちま作業をしてみました。


ピアス4セットできあがり〜!
パーツが違うだけで全部作り方同じです。
色違いがたくさんあると服に合わせやすいね。
...って、私あんまり普段アクセサリーしないんですけどね。。。

まだヤットコ使いが下手ですのぅ。


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2018/05/28

『九州らーめん學金』で、らーめんを食べた。

代々木駅前にある『九州らーめん學金』は、多分私が一番よく通ってるお店です。
とんこつらーめんはストレートの細麺がいいんですっ!


食べログの写真にある値段ではらーめんは600円で載ってますが、今はたしか680円だと思います。しょっちゅう食べてるのに値段忘れてる。
テーブルに生ニンニクと紅生姜と高菜が置いてあります。
生ニンニクは私は胃がやられそうなので入れません。紅生姜たっぷりと、高菜を入れます。
麺の固さは私はいつも固めで注文。
食べるのが遅いので、後半になってくると柔らかくなってくるのです。あはは。
いろんな具が乗っている「學金らーめん」がオススメなんだと思うのですが、私は一度にそんなにたくさんは食べられないのでいつも普通のらーめん。
きくらげコリコリ。
少しお醤油が入ってるのかな。

券売機はお店に入ってすぐ右側に1台。
カウンター席と、2人掛けテーブルが2つ。
女性1人でも入りやすいですよ。
是非是非。


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2018/05/27

『江戸前つけ麺 サスケ』 で、江戸前つけ麺を食べた。

またまたちょっと前のことですが、東京タワー近辺で仕事があった後、『江戸前つけ麺 サスケ』で、江戸前つけ麺を食べました。
浜松町の、世界貿易センタービルの地下にあります。食券制。
カウンターが高いからか、直接テーブルに置いてくれないので自分で腕を伸ばして受け取りに行くシステム。



並盛240g。840円。
つけ麺って、あんまり食べないんだけど。

ものすっごく、しょっぱかった。
濃厚って意味を間違えてるんじゃないかと思う、しょっぱさだった。
最初からスープ割りを入れるべきだったのかと思うほどしょっぱかった。

もはや、しょっぱかったことしか覚えていない〜。
たぶんもういかない〜。


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2018/05/23

信頼関係の終わり

はぁ〜
なんだかくたびれてしまって、思いを文字にするパワーが出ず、なかなか更新できずにいました。

ひとつめは、出入りしている会社が下請法違反をしているので、公正取引委員会に調査を依頼しました。
...普通はこんなことしなくてもやりとりできてるんですけども。
資本金1,000万円以上の株式会社が下請発注する際に、守らなければいけないこと、やってはいけないこと、があるそうで。
他にやりとりしている会社は小規模だったり個人だったりするので当てはまらず、それ以前に、訴えてやろうと思うような酷いことはないので、こういう訴えを出すことは考えたこともなかったんです。
とある会社が、あまりにも無茶苦茶なので、とりあえずその会社の管轄内の労働基準監督署に相談したら、私の場合「下請」なので「下請かけこみ寺」に相談するように案内されました。
なんだその怪しげな窓口は。
と思ったら、経済産業省 中小企業庁の委託事業なのだそうです。
フリーダイヤルに電話すると近くのところにつながるシステム。
「何からお話ししたらいいのか...」
と言うと、あちらからいろいろ聞き出してくれました。
それで、先方は下請法違反をしているようだぞ!?ということがわかり、公正取引委員会に電話するように勧められました。
えっ。そんなところにいっちゃうの??
と思いながら電話してみたら(イチから話し直し)やっぱり下請法違反にあたるそうで、調査をして欲しいなら調査室に電話するように言われました。
それでまたイチから話して...。
調査依頼するなら、webから申し込んで、且つ、メールとか証拠があったら添付するように言われて。
いっしょうけんめい打ち込んでたらシステムエラーで全部飛んで、やり直したり。
数日後、公正取引委員会の調査員さんから電話があり。
今回の私の特定の事例ではグレーだけど、根本的に違反してる。
そこんとこ調査する?
と言われ、もちろん!!
半年くらいかかるそうですが、下請に対する状況を調査してくれるそうです。
指導して、改善するまでやってくれるのかなあ。
よくわからないんだけど、公取の調査が入ったってだけでも会社はビビるし、公取にチクりやがったからもうこいつ呼ばねえ!ってのも違法らしいので(私は名前出していいという条件で申告してます)なるようになれ。って、ところです。

それとは別に、同業者の知人が音信不通になりました。
(便宜上ここではアホ知人と呼びます。)
いろいろ事情がある人なので、話を聞いたり、仕事を紹介したりしてたのですが、音信不通はこれが初めてではありません。
出入りしてる会社のシフトさんから
「〇〇さんが請求書長いこと送ってこないから経理処理ができず困ってるって経理が言ってるんだけど、何か知ってる??体調は良くないみたいだったけど。」
と、連絡があり。
あ〜。
またやったか、あいつ。
その連絡が来る10日前くらいには、私はいないけど別の知人たちがいる現場にいたのは分かってるんです。
とりあえず私から当人に電話とメールしても反応なし。
10日前くらいに一緒にいたはずの知人たちに状況確認の電話。

知人A:「いつも通りだったよ〜。」
知人B:「おととい別件でメールのやりとりしたよ。」
私:「...そうですか。わかりました。」
知人B:「俺からも消息確認したほうがいい?」
私:「うーん。私だから電話に出ないのかもしれませんので、一報入れていただけるとありがたいですけど、金がない金がない言ってるくせに請求書出さない感覚は意味不明ですし、会社側は決済できなくて困ってるので、社会人として自覚持てよ!ってこと私が言っても右から左でしょうから、連絡取れたらちょっとそこんとこ突っついていただきたいのはあります...。」

このアホ知人とは15年くらいの付き合いで、最初の頃はフリーランスとしてはひよっこなので一緒にワチャワチャしてましたが、最近は、その人の母校の現役学生が「この人ダメだ。」と気付いちゃうくらいなんにもできないくせに偉そうにしてるそうで。
アホ知人はそこの卒業生ということもあり、実習講師のお手伝い的なこともしているのです。
私はそこの学校とは全く関係ないのですが知人Bとも旧知で、知人Bは実習講師みたいなのをしている方なので、ちょっと規模の大きい課外実習みたいなのがあるときに、私も見張りというかフォローみたいな感じで関わっていました。
私たちの仕事は言ってしまえばガテン系で、最近は男子が減っているので、力仕事を女子だけでやらなきゃいけないことが多く、怪我と常に隣り合わせなので、私が指導するのは怪我の回避と、コツの伝授です。

そんななか、アホ知人は学生たちに
「お前らメールの返信遅いんだよ!!半日以内に何かしら返事しろ!社会人としてのマナーだ!!」
「挨拶と確認!!そしてお礼!!仕事できるできないに関わらずとりあえずそれはやれ!!」

...と、口すっぱく言ってるんですけど。
アホ知人自身がぜ〜んぜんそれらをやってないんです。
音信不通は初めてではありません。
以前も
「音信不通になっちゃってるんだけど何か状況を知らないか?」
と共通の知人たちに聞かれ、そんなん知らんし〜。自宅は近くないけど遠くもないのでピンポンしにいきましょか〜?
と話してしばらくしたら連絡取れたそうで。
そのあとアホ知人に会ったとき
「いろんな人が心配して私んとこに連絡してきたよ〜。どうしてたの〜?」
と、聞いたら、携帯代滞納とかいろいろ事情があったらしいのですが、いろんな人からの問い合わせを受けた私への謝罪や礼は、一切なし!!
ひとことも、なし!!!

それが、またあったので。
学生に「お前らメールの返信遅い!!」
って、どの口が言ってるの??
と、もう、呆れました。

賢い学生は在学中に気付いてました。
そして卒業して、就職できなかったのでフリーで頑張ってる子から私に連絡があり。
「アホ知人さんに相談しても無駄だからNamiさん、相談があるんです!!」
無責任な仕事の紹介をして、無責任に逃げてったそうで。
8時間話を聞きました。

なんか、もう、ね〜。
切るべき縁って、あるのね〜。
1人で勝手に変人やってるのは別にいいけど、学生巻き込むのはやめてくれないかな。
アホ知人にはもう仕事紹介しません。
会社にも、あの人呼ばないほうがいいです、紹介しといてすみません。と謝りました。
請求書がずーっと来ないもんだから、前年度の決済に入れられなくなったそうです。
今年度には入れないとやばいので地道に連絡すると言ってましたが。
お金がなさすぎて稼ぎたいって言うから紹介したのに、請求書送らないってどゆこと?
どうやら、親がアホ知人の銀行残高見て、少なそうだったら振り込んでくれるんですって。
それに甘んじてるって...。

もうこいつとは縁切ります...。
ほとほと呆れました...。

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2018/05/12

スヌーピー&リバティプリントのティッシュポーチ

雑貨屋さんで衝動買い。
リバティプリントとスヌーピーのコラボシリーズのティッシュポーチ♪
カワイイ、カワイイ♪


取っ手付き。
トートバッグの持ち手に提げたら取り出しやすい。のかな?

ティッシュと。


ポーチになっているだけならよくありますね。
予備のティッシュを入れてます。
これには更に内ポケットに小さいポケット3つと、大きいポケット1つがついてるのだ♪


小さいポケットに絆創膏や目薬、大きいポケットにちょっとしたものを入れたりなんかして、とても使い勝手がいいです。
なんてったってカワイイ♪

洗濯不可と書いてありますが、よっぽど汚れたら多分洗ってみちゃうだろうな。
リバティプリントは面積が広いとちょっとクドイので、このシリーズほかにもいくつか書いたいな。

Amazonで探したら、ちょっとだけありました↓↓


リバティプリントでハンドメイド、手付かずで山積みです。
どーしましょ。




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2018/05/09

『半分、青い。』を見ながら思う、虐待児だったおばさんの、こころ。

今日はちょっと重い話。
ゴールデンウィークって私の専門職種は案外暇だから。
と、ゆっくりしてたら、やっぱりいろいろ考えてしまって。
そんな話を書きます。


今私は、実家のある団地の、実家とは2棟離れたところに一人で暮らしています。
私は母との折り合いが悪く。
折り合いというのか常識とかいろいろがあわず。
まあたぶん母は病気なんです。

前にも書きましたが、発掘する気力がないのでリンクは貼りません。
母は転勤族の妻になっちゃったからか何だか知りませんが、子育てが余程負担だったようで、長女の私は毎日罵詈雑言。
この世の恥。
今すぐ死ね。
こんな恥さらし他所に見せられるか!

きりがないのでこれくらいにしておきますが。
大人になってからは乗り越えられるであろう罵倒も子供には絶望的でした。
そして父も、娘の体をまさぐる変人。

どこにも居場所がない。
親戚は飛行機か新幹線に乗らないと、いない。

小中学生の頃、私はお利口さんカテゴリだったようです。
学級委員とかをずーっとやらされてて、そうすると単独行動しないといけなかったりして、そしたら、トイレも一緒に行くのがお友達。な女子中学生。
namiちゃんに裏切られた!
と思うようで、口きいてもらえなくなったり。

私はたぶん、誰かに大切にされるとか、大切にする心が今でもないんだと思います。
なんで口きいてくれなくなったんだろ。
ま、いいや。さよなら〜。
で、いつもクラスをまとめる役割でしたが、特定の仲良しは、いなかったと言っていいかもしれません。
特定の仲良しはいなくても、クラスの意見をまとめたり、学校全クラス代表の話し合いの結果を報告するとか、それなりに忙しかったんです。
私は当時考えたこともなかったのですが、内申点狙いで生徒会に出張ってくるのが、いるんですね。
『生徒会選挙の2年生からの出馬が少なすぎて。Namiさん暇でしょ?出てちょうだい。』
と、担任に言われ。
私は入った部活の人間関係構築ルートをとんでもなく間違えてしまって、2年生になる時に部活をやめて帰宅部になったんです。
『Namiさん暇でしょ〜。2年生の生徒会立候補者が弱いのよ〜。namiさんだったら絶対受かるから立候補してくんない〜?暇なんでしょ〜。』

絶対やりたくないので頑張って落ちました。
2枠のうち3先生が3人立候補している副会長に立候補。
だって、同学年だけで競ってる役職に立候補したら、わたし、勝つ。
絶対勝っちゃう。
やりたくないもん。

副会長2枠のうち3人3年生。
ここなら2年生は落ちる。と思って。
書記や会計なら絶対行けるのに!と教師に言われても、たぶん私が勝っちゃう。
彼らは内申目的かもしれないけど、生徒会やりたくない私が蹴落としても嬉しくなーい!!

3年生1人を何故か抜いて次点で無事、落選。
ほっとした。
学校中に嘘をついたことに、どう謝ればいいのか、わからなかった。


過去のエントリを探して読んでくださった方、ありがとう。
すでに読んでた方。
お暇なの?(失礼な)

私にとって誰よりも大切なYくん。
勉強も運動もできて、ティーンズ向け雑誌に「バレンタインにチョコレート64個もらった先輩」と写真つきで載っちゃったYくん。
(あれ載ったの本人知ってるのかなあ?64個は盛りすぎだと思うけど。私は渡してないよ。)

中学校卒業までしか知らない。
もう30年も前のこと。
今の私にあの歳の子供がいてあたりまえなほど、当時は幼く。
けれど私は生きていることを実両親に否定された、この世の恥な生き物だから。
もしうっかり、Y君が私を好き。ってことになったら。
私のこの世の恥人生にYくんを巻き込んじゃいけないから。
なんにも言わなかった。

Y君が近道するために通っちゃってた植え込み。
公園の街灯の下、下手すぎるテニスの練習をしてた私の反対側でY君がリフティングの練習をしていた場所。
制服もなにもかも変わってしまった母校。
今でこそ微笑ましく聞く中学生の恋愛事情。
命短し恋せよ乙女。
なにもかもが昨日の事のようで、なにもかもが四半世紀以上前のことで。
植え込みの柵をくぐってたY君が今でも見える気がするのに。

いないんだ。

ここにいたのにね。
この土を踏んでいたのにね。

高校入学時に、地方へ行ってしまった。
家族はみんなそこにいるのに、Y君だけがいない。
(全寮制の進学校とかではない。たぶん。)

Y君の近しい友達のだれが聞いても理由を話さなかったそうだ。

Y君はその悲しみを卒業文集に残していた。
悲しいけど、カッコつけて平気なふりをすると書いてあった。

私は今その真相が気になって仕方がない。
もし今後再会する機会があっても、きっと彼は話さないだろう。
15歳の少年がどれほど悲しんだのだろうか。
なんて残酷な大人たち。


人の心配してる場合じゃない。
よくあのキチ親のもと生き延びたな。わたし。
うん。生きてるだけ。
死んでるみたいに生きてるの。
笑顔はみんな作り物。
ひとりで生きて行くための味方をつくるためのこと。
誰も私の根っこに興味はないから。
理想と違えばみな去ってゆく。それだけのこと。

Y君は、私の理想の部分だけ見ていなくなった。
私はボタンをもらいに行かなかった。
思い出だけでいい。
当時は本当にそう思ってた。

Y君の第2ボタンだけ残ってると、何人もの友人が教えてくれた。
いいの。
Y君にとっての特別な誰かになる資格は私にはないから。
私はこの世の恥だから。

40歳を過ぎたから思う。
なんなんだうちの親ども。お前ら児童虐待でつかまっちまえ!
児童虐待の時効って何年?

家族はいらない。
けどちょっと寂しいから、犬飼いたい。
だけど今の仕事の仕方じゃそれも無理なんだ。

10年くらい前に、同窓会という口実を使って(嘘でした)卒業文集に載ってるY君の家に電話した。
たぶんお母さんが出た。
Y君の名前を出すと、こちらが驚くくらい狼狽していた。

「えっと、あの、いえ、あの、えっと」
「そちらにはいらっしゃらないんですかね?」
「はい!!!」
差し支えなければ連絡をもらいたい。と、私の電話番号を伝えた。電話越しでもメモしてないのは明らかだった。
「あの、この番号をどちらで」
「小中の卒業文集に掲載されていた番号へお電話いたしました。失礼いたしました。」

自分の息子宛に電話がかかってきて、そこまで狼狽する親がそうそうあるだろうか。
女からだから?
わからない。

15歳で悲しみを抱えたY君。
気がつけば虐待児で、とっくに狂ってた私。

私に家族を持つ資格はないんだよ。

優しい思い出は、Yくんのことばかり。
シャイな中学生になったYくんは、家の近くで2人ですれ違う時も無言。
学校で顔が見える距離にいたら、こっちを見てる。
私はこの世の恥の生き物だから、私を好きにならないで。
私はYくんを好きだけど、私はこの世から抹殺すべき恥の骨頂である生き物だから。
私を好きになっちゃいけないの。

第2ボタンだけ残ってるよ!と、何人もの友人が私に伝えてくれるほど。
私は何も言っていないのに、私がYくんを尊敬していることは近しい友人たちには知られていた。
けどだめなの。
...当時の中学生男子は自分から「僕の第2ボタン受け取ってください!」なんて、言えないものね。

私がまともに愛情を受けて育っていたら。
卒業したらどこに行ってしまうの?
お手紙を書きたい。
ボタンを、ください。

きっとそう言えたでしょう。

今すぐ死ねという言葉が子守唄のようだった私には、できなかった。

25歳前くらいで私は死ぬんだろうなと思ってたら。
40歳とっくに過ぎちゃった。

ボタン、もらっておけばよかったなあ。
私のロザリオになったのに。

友人たちの子供、15歳の実情。
男の子だってまだとても幼いんだ。
そんな幼い中、自分の行く先を誰にも教えなかったYくん。
虐待されてたわたし。

会いたいなあ...。
けど、今のYくんにはきっと女房子供もいるんだよ。
会わずに妄想だけ見ていたほうが幸せかなあ。

辛くて苦しくて、学校を休みがち、通院で遅刻しがち、気が強すぎて問題起こしがちな私を、時間の限界が来るまで、クラスが違うのに見てくれていたのはYくんだけだった。

『半分、青い。』
のなかの、鈴愛にとっての律は、私にとってのYくんではない。
けれど、そっと。
私が見えなくなるまで見てくれていた。
家に帰ったら罵詈雑言と殴る蹴るだった私は、委員会活動と塾を理由に家にいる時間を減らした。
委員会活動をしながら、Yくんの部活動を見ていた。
塾は曜日が違ったんだけど。
お互い急用とかで違う曜日に変更した時、帰りの自転車で、男の子グループと一緒に近所で駄弁ってるのを見守るのが幸せだった。
14歳とか15歳。

大人たちは、どうしてこんなにも幼い子供達をこんな目にあわせたのだろう。
私は子供はもう持てないから。
理想だけで言う。

子供の自己評価を下げて、自分は人間の屑と刷り込む子育てをするほど、私の親は愚かでした。
会いたいなあ。
あそこでリフティングの練習してたよね。
あそこで植え込みに踏み込んでたよね。

30年前の幻が。
私を捉えて離さない。
Yくん。
幼い優しさ。
幼い孤独。


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