2019/04/30

『頑力屋 ららぽーとTOKYO-BAY店』で、肉そばを食べた。

ある日。
なんかくたびれて、出先からこのまんま直帰したらそのままベッドに転がってしまいそう、それではいかん!!
と思い、ついでもあった、ららぽーとで何か食べようと思い。
なんだかこんなにヘトヘトな時にちゃんとしたレストランに行く気力もないというか。
バカ高くもないけど1人で行くには安くもないところで食べたいものがない。
そういう時こそフードコート。
安定のリンガーハットか?
と思ってたら、『頑力屋 ららぽーとTOKYO-BAY店』発見。
そもそもとんこつラーメン屋さんらしいのですが、「肉そば」というのがあり。
チャーシュー的なものがドカドカ乗ってるのかと思いきや、超レアローストビーフの超薄切り的なのが乗ってるタイプみたいで、なんとなく注文してしまいました。


白いこの手のお皿に盛るのに、丼のふちの飛び散りは拭ってくれないのね。
ま、フードコートだしね。

出だしのビジュアルからして残念ポイントはありましたが、美味しかったです。
ほぼ生なお肉なんだけど、赤身がほとんどだし薄切りなのでパクパク食べちゃいました。
他のラーメン屋にはない具材なので、印象深くなりました。
スープは最近よくある濃厚こってりではなく。
濃厚系もあるようですが、これはまあまあの濃度でした。

おこさまメニューもあったんだっけな。
私の前に並んでたのがお母さんと娘さんで。
娘さんはおもちゃを選べて。
なんかいろいろあってお母さんがせっせと娘に聞いてたんだけど、娘は水筒が欲しかったみたい。
見本で置いてあるのが青だったか黄色だったかで。
お母さんが
「他の色ないですか?赤とかピンクとか。」
と尋ね。
その時担当していた店員さんはアジア圏の外国人の方で、その方が上司の人に聞いたら箱からロット単位で数種類出してきました。
いろんな色。
あらま!
娘ちゃんもお母さんも大喜びしながら水筒を受け取ってトレーを持って席に向かって行きました。

とっても親切なお店でした。
荒さの中にもある意味での丁寧さも確実に持っているかんじ。

フードコートって、幸せな家族たちとか、なかよし学生たちとか、若いカップルとか、幸せのおすそ分けをもらえるので好きです。
私にはなかったから。
今後もないからね。
特に幸せ家族なんてね。

よく言われるんだけど、私はそんな幸せ者だらけの場所で1人で食事するのは、なんにも寂しくないのです。
家族と過ごす幸せを知らないからって他人の幸せをひがんでたら、疲れるじゃん。
みんなはこんなに幸せに家族との時間を過ごして大人になったのかぁ。
そりゃ、家族大好きになっちゃうよね。
私が家族大好きになれるわけが、な、い!!

家族がいるだけ幸せ。って言う人もいますけどね。

そうでもないんだぜ〜。

わたし、結構幼い頃から、孤児院に入りたかったんです。
でも孤児じゃないから無理なのは即刻わかってた。

喘息が酷かったから、サナトリウムは行き過ぎだとしても、病児向けの、院内学校があるところに長期入院したかった。
親元にいたくなかったから。
たぶん、医者は親に話してたと思う。

母に言われたことがあるの。

「精神病院に連れて行けって言われたの。」

おう、今すぐ連れてけ、そして長期入院させてくれ。
あんたと顔を合わせない生活をしたい!!!

と、心の底から思ってた。
私は思ってることはなんでも言っちゃう子だったけど、さすがに言いづらいこともあった。
そんなこと言ったら虐待が酷くなるだろうから。

「うちの子がき●がいなんてことになったらお母さん生きていけない。」

いや、私があなたのおかげで死にたいんですけど。死ぬ前にもっと普通の幸せ感じたいから、もう私なんかとっとと捨てちゃってください。

と、四六時中思っていました。
家出も何度も考えたけど、喘息が酷かったのですぐ野たれ死にそうで、すぐ諦めた。
警察に駆け込むことも何十回も考えたけど、どうせ連れ戻されて殴る蹴る、「この恥さらし今すぐ死ね!」を一日中言われることになるだろうと思うとできなかった。
喘息なかったら絶対家出してたな。

そんな悩みなんか想像もしないであろう幸せな家族の様子を見られるフードコート、好きなんです。


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『Susan's MEAT BALL』で、ミートボールボックスを食べた。

去年、文字だけでちょっと話題にしたSusan's MEAT BALL』で、またミートボールボックスを食べました!

今回は、シーズン限定のラム&春キャベツに、アボカドタルタルソースで!


フレッシュなサラダと、ピクルスと、マッシュポテトが付け合せに。
バターライスですので、ヘビーなんじゃないかしらと思うでしょ?
全然そんなことないの!!
ミートボールふわっふわだし、お野菜たっぷり入ってるから、食べるの遅い私でもあっというまに食べちゃいました。


上のメニュー表は公式サイトから拝借しました。
緑の美しい5月。
新しい時代が始まる5月。
フードコートで食べるのも良いですが、せっかくなのでお天気が良ければ日比谷公園でいただくと、きっともっと美味しいでしょう♪
(私は仕事先でのランチに買ってきて詰め所的なところで食べることしかできないの〜)

10連休2日目は、仕事の依頼もあったのですが、どうしても行きたいイベントがあったので平謝りでお断りし、そのついでにミッドタウン日比谷をひやかしてきました。
ま〜、人の多いこと多いこと。
みんな、何しに来てるの??
(オマエモナ〜)
ってくらい、人だらけ。
即位の礼直前の休日にこんなに人がたくさんいたら、即位の礼当日とか、このあたり、どんなんなっちゃうんでしょうか。。。
お正月の一般参賀に数年通ってる私ですが、今年の一般参賀があまりにもとんでもなかったので、も〜、5/4にあるという一般参賀などなど(即位の礼関係儀式 宮内庁ページはこちら)は、行かないつもりです...この日はお仕事も頂いたし...。

Susan's MEAT BALLってば、今年の2/4にイクスピアリ店もできてたようです。
イクスピアリ・キッチンという、いわばフードコートです。
そうか、そういえば今年になってまだイクスピアリ行ってないや。
舞浜じゃ屋外で食べるところ探すの難しそうだけど、葛西臨海公園あたりに持って行って食べるのも楽しそうですね。

テレビなどでもよく紹介されているのでみなさんご存知と思いますが、本当に美味しいんです!
ふわふわなんです!!

ぜひ期間限定ラム&春キャベツ、アボカドタルタルソースめしあがってみてください💕



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2019/04/26

横須賀でお仕事。

今日は本業のお話。

横須賀に2日間行ってきました。

わたくし、横須賀の別の会場だと思い込んでいて、そっちに向かってました。
馴染みの大道具さんもいるし、けど私のクライアントが全然来ない。

おかしい。

おかしいぞ!!

と、メールを確認したら、同じ市だけど全然違う会場でした〜!!!
やってもた〜!!

電車で向かって歩いたとしても知らない道なので、スピード重視でタクシーに乗り、ぶっ飛ばしてもらって、およそ5分で到着。
搬入真っ最中に飛び込み。
普段は搬入開始15分前には説明を始めているので、搬入中に到着した私は完全に出遅れ。
ごめんなさいごめんなさい。。。

穏やかで優しい家族経営の会社なので、ガミガミ怒られることはありませんけれども、今更こんな凡ミスヤッチマッタ〜と凹みました。

この手のお仕事は、お弁当が出ます。
照明が信号線接続不具合とかでモタモタしてしまい。
舞台監督さんが
「飯食ってからタッパやる?先飯食っちゃう?」
と言うのですが普通そんなのみんな勝手に食べてるので、なんだろな。と思ったら、会場の食堂でみんなで食べるパターンでした。
ちょっとした旅館の朝食会場みたいな雰囲気。

うっほほ〜い!!

会場の食堂といっても、ぜんぶ海鮮。
魚食べられない人は月見うどんしかないという。

うっほほ〜い。

食券制で、制作の方がお金を入れてくれて、好きなのをポチッとなしていいパターン。
し・あ・わ・せ。

私は食べるのが遅いのでシンプルなものにしようっと。
シンプルな...
ばらちらし!!
売り切れ!!
残念!!

う〜ん。。。
しらす丼、いくら丼...
ここはシンプルに、まぐろ丼!!!


どーん!!
急に大人数来たからか、材料が余ってるのか知らないけどまぐろサービスしてくれたそうで、めくってもめくってもまぐろでした。

この歳になると、まぐろは赤身がいいですね。
トロなんて一切れで胃が疲れるようになりました...。

社長さんは「三色丼♪」と、いくら丼とマグロ丼と天丼だったかな。
欲張ってましたが、お歳もあってか食べきれなかったようですw
ジュニアはまぐろ丼セット一瞬で完食。
私の方が先に食べ始めたのに...。

今回の催しはちびっこもたくさん出演するバレエ。
その割には演目のセレクトが大人向けで、珍しいなあ。
と思っていました。

そしたら、男性ゲストさんが稀に見る気さくな方で。
ストレッチしながらよくお喋りしてくれて。
お話が長いのにこっちが見下ろしてるのも申し訳ないし、今んとこ私することもないから座りました。
社長さんは、客席から舞台に寄りかかって。
とても興味深いお話をたくさん聞くことができました。
書いてもいいかなあ。

最近コンクールで賞を取る子たちは、ゲストの先生たちの頃では全然できなかった超難度の技を、かる〜くこなしてしまうそうです。
体操と同じで、技が年々進化していくのだそうです。
けれど、全幕物を踊ったことがない子も多いとか。
だからその自分が踊ってるヴァリエーションの意味がわかってないとか。
王子様の役なのにしょぼい立ち方をしてるとか。
テクニックがすごいのでそれを生かした振り付けにしたら、大先生に
「それはサーカスです。バレエじゃありません。」
とダメ出しをされる悩ましい状況だそうです。

私の仕事のポジションでは、最前線で王子様やりまくってる方から雑談でそんなお話を聞かせていただくことは先ずないので、とても良い経験になりました。

今回私は舞台袖にいて、バレエのステージ担当にしてはひま〜だったのですが、ちびっ子たちがかなり自由に放流されていて、ありゃまあどうしましょ。
な、あるある。

それにしても、幼稚園生か、もしかしたらそれ未満の子たちも、先生がそばにいなくても自分の出番になったらスイッチ切り替えてサクッと舞台に出て踊り出すのが本当にすごいと思います。

もう35年前くらいになりますが、運動会の練習でいろんな授業返上してうんざりするほど行進の練習をしたり、卒業式での『よびかけ』の練習を延々としてたのって、なんなんでしょ。
子供は集中力すごいから、本番に近い練習は3回やったらもうできるっちゅーの。
それ以上やったら飽きてグズグズになるわいな。
昭和の公立小学生教育、バカだ。

私も、尊敬すべき先生に学校以外で指導を受けたかったなあ。
うちはね。お金はあったんです。
教育にはまるっきるお金使ってもらえませんでした。
私の大学の学費がちょっと高かったくらい。
習い事は
「毎回ついていくのめんどくさい。勝手に行け。」
(いや、公共交通機関沿いにないし、レッスン料が高いんだか安いんだか知らないし、必要な道具用意してくれないとなんにもできないし、普通私の年代だと親が付き添ってるし)
「才能ないかもしれないのにお金かけるのもったいない。」
(え。才能ないかもしれないからと潰されてたら、なんにもやることないんですけど。)

で、なんにもしないで大きくなったら
「オリンピックで金メダル取ってる子もいるのに、うちの子はなんにもしない。」
とのたもうたので
「才能ないだろうっつってなんにもやらせないくせに何言ってんの!!」
と言ったら普通に殴られました。
「誰のおかげで飯食ってるんだ!この穀潰し!!しね!!!!」

うちねえ、毎日ステーキか刺身で、珍味満載で未成年の頃からあらゆる種類の酒を飲まされててねえ。
未成年の頃から吐くほど食わされ吐くほど呑まされてましたのよ。

まあ長くなるのでとりあえず今日はここで。

大切に育てられている子供達と接することで、私が持つことのできなかった我が子がこんなふうに素直で健康な子供だったらなぁ。子育ては辛くて大変でも幸せなんだろうなあ。
と、おこぼれをいただいているわけです。

そんで。
横須賀に通うのはちょっと辛いので、宿をとりました。
安いとこです。
とはいえ早めにとっても田舎の宿より¥2,000-くらい高いです。
交通費かかるからまあトントンかしらね。



なが〜いソファつきでした。
けど、座った途端スプリングがビヨンビヨンなってるのを感じるクオリティ。
ベッドは快適。

それにしても、近くのコンビニは米軍関係と思われるアメリカ人だらけだったんですけども、コンビニ前の植木の周りにビールの空き缶とつまみのはいってた袋みたいなのが散乱してて酷かったですよ。
いつも早朝にしかここに来ないので、夜に来てびっくりしました。

いつか観光で来てみたいなあ。
微妙に近いから、いつでも来られると思って結局来ないパターン。




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2019/04/25

バイトでムカつくこと

バイト先の社員で主な実権を持った方には顔を覚えられたようです。

...わたし、このバイトでは目立たず、ただ黙々と地味に単純作業をやってよ〜っ。

と思っていたはずなのですが、実権を持った社員さんに気に入られたせいか、先日、ちょっと特殊なポジションに割り振られました。

「な〜んもわかりませ〜ん!ゼロ以下から教えてくださ〜い!」

と挑んで、教えてくれる担当になったのは多分直接雇用の常連バイト君。
たぶん30代。

最初からスピードを求めてくる。

「Namiさんこの動きで1秒ロスしてます。この1秒が命取りなんです。こう掴んでこうしてえいえい、とやったらいいんです。」

エトセトラエトセトラ。
(商品ぐちゃぐちゃじゃないか〜)

そんななか、横からなんか知らん人がダメ出ししまくってくる。

あんた誰やねん。

名乗れや。

マスクしてて顔ほぼわからんし。

鬼〜さん2人がかりで、遅いだの無駄な動きが多いだの確認が甘いだのうるさいうるさい。

今の私にスピードを求めるな〜!!

慣れたら勝手にスピーディーオペレーションやるわい!!
とりあえず注意点だけ教えてくれ。スピード対応は5回くらいやってからにしてくれないかなあ。
休憩に入るときは周りを片付けてからって?
あたりめ〜だろ!!!
商品がうっかりゴミ箱に入らないように考えて置けって??
休憩に入るの遅れて、画面の閉じ方知らないから聞いて、そんな間にみんな休憩入っちゃって、うるさいマスクマンは誰ぞ女子がマスクマンのタバコを持って廊下で待っていて、お前は一体何様なんだ!!!
舐めとんのかゴルァ!!!
社員じゃないみたいだけどお前誰やねん!!!
名を名乗れ!!
そこまでしつこく言うなら一瞬でもマスク外せ。
顔も名前も覚えられねーだろが!!!

偏見になるかもしれないけど、健康な30代前半くらいの男が、倉庫バイトである程度信頼を得るまではともかくとして、それを威として偉ぶりまくるのって、なんなの???
私たち毎日ずっと、今後ずっといるわけじゃねえんだぜ??

別の酷い奴は、おじーちゃんスタッフに

「無駄な時間がかかるから商品もっと一度にたくさん持ってからやって!!」

と言いやがった。
頭にきたのでとりあえず睨んでおいた。
おめー、誰に向かって何言ってるんだ??
おじーちゃんにはおじーちゃんのペースがあるだろ??
急かしたらミスするって考えないの??バカなの??

物流倉庫はなくてはならない施設ではありますが、こういう勘違いピーポーが仕切っててブッ飛ばしたくなるのが困ります。

あ〜疲れた。


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2019/04/24

バイト疲れました。

倉庫バイト、8回くらい行きました。
1回は、先方の人員削減によりキャンセル〜。
日雇い学生キャンセルでは足りなかったのか、月間シフト(と言っていいのかよくわからん)メンバーからも削られた模様。
他の案件を紹介するつもりなのか、着信が入っていたけれど留守電入ってないし、本業で忙しい日だったから折り返し電話してる暇ないのでほっといた!!

私が登録した派遣会社はベンチャーなのと、黒髪マストなので白髪の多い私は
「髪は黒くしてください。」
「ある程度は白髪免除していただかないと結構辛いんですけど...」
黒!!!
と半ば脅迫のように言われ(相手、30代前半くらいだぜ。年齢で判断しちゃいけないんだろうけど現場経験少なそうだし頭固そうだった)ごねるだけ無駄と判断し。

恐ろしいことに、前日に

【明日起きる時間連絡】
【明日出かける時間連絡】

を登録せねばならず。

当日、起きる時間に設定した2分後には

「仕事だぞオラ起きろ〜!!」

と、電話がかかってくる恐ろしい会社です。
起きてるってばさ...。

しょうがないので目覚ましを設定した15分後に【起きる時間連絡】、家を出た15分後に【出かける時間連絡】を設定することにしました。
スムーズに行けば集合場所まで家から30分ちょいで着くのですが、バカみたいに混雑する路線で、乗り換え駅で電車に乗れないこともあるあるなので早めに家を出ています。

...そして。
9時始業なのに、集合場所から現場まで徒歩15分(オフィシャルでは10分。歩くの相当早い私で12分。信号待ちをしなければ10分。)警備さんからパスをもらうのにそれなりに列ができるためか、駅前集合時間は

8時5分。

本業でも、何かあったときのために余裕を見て30分前には着くつもりでスケジュールしているのですが、集合時間が始業時間の55分前となると。

7時半には集合場所に着いてます。

超絶混雑電車に乗れなかったら10分以上遅れますのでね。

それが辛いです...。

なんで始業1時間半前に最寄駅のローソンの前でコーヒー立ち飲みしているの?わたし??


仕事先には、社員、直接雇用のパートさんバイトさん、複数の派遣会社からのスタッフが来ています。
派遣会社からのスタッフについては
「時間があるときにまた来てね〜」
という姿勢のようです。

派遣会社にもいろいろあって。
私が登録したところは、黒髪規定や、スマホで登録も連絡も何もかもやらなきゃいけないのもあってか、若い人が多いです。

そんななか、頑張って白髪を染めて行ってる私。

他の派遣会社は白髪も茶髪もピアスもいます。


今日、ちょびっとショックなことがありました。
実質の権力を持ってる社員さんに3回目くらいから顔を覚えられていて。
派遣会社ごとに出勤簿に名前を書くのですが

「Namiさんなんでここに並んでるの??」
「わたし、ここなんです。」
「え〜!ぽくない〜。違うとこだと思ってた。ここって若い男子のイメージがあるんだもの。」
「は〜い!弊社のおばさん代表Namiで〜っす。」
「いやいや、おばさんじゃぁ〜ないでしょ(汗?)。」
「若い男子じゃないおばさんの私もここで〜っす!!」

あとでちょびっと話したら、おばさんが多い派遣会社所属だと思われてたそうな。
おばさんでいいんだけどさ。
ここに登録してからつくづく思ったんだけど、有象無象をかき集めてる派遣会社だと、わけわかんない人も超いっぱいいるし、若者だらけの会社に私がいるとだいぶ浮くけど、見た目年齢どう思われてるか知ったこっちゃないから、まあいいや。と今のところ思っています。


バイトの話は今後も長くなりそうなので、今日はここまで。
足が痛いです。
くたくた。。。


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2019/04/15

バイト始めました。

フリーランサーのわたくし。

しばらく、だいぶ、かなり、相当暇そうで税金払えなくなりそうで本気でヤバイので、バイト始めました。
バイトと言っても、派遣会社に登録して、自分の希望に沿った現場を紹介してもらうスタイルです。
派遣法の事情があって、そんなにたくさんシフト入れるつもりなかったんですけども、入れないとお仕事もらえないそうなのでやむなく週3ペースで5月いっぱいまでの契約を...。
今行ってる現場固定での、5月いっぱいまでの契約です。
5月は、本業が入る可能性の高い曜日は避けてシフト入れました。
今月は本業もまあまあ普通に入っているので、既にクタクタになっています。
何なんでしょうかこの日雇い禁止法は。
誰得なんでしょうか。
この法律決めた奴ら。
民間の各業種の現場を全部体験してから考えろ。
バカか。
バカだ。

つかれたよ〜。

どーしましょ。

倉庫でのお仕事です。
重たいものは扱わないのだけれど、高いところにも昇らないのだけれど、立ちっぱなし歩きっぱなし。
休憩時間は全員一斉にきっちりかっちり。
これぞ馬車馬。
へとへと...。

けど、同業他社の同様の現場に比べると、だいぶ働きやすい環境らしいです。

倉庫で扱っている商品のバリエーションがとてつもなく豊富で今のところそれなりに楽しいし(つまり倉庫もとてつもなく広い。)登録した会社はベンチャーで、バカみたいに規律がうるさいのですが、それに添える人材しか来ないので、そこらへんのストレスは軽いかもしれません。

現場には他の会社からもたくさん来てます。
アルファベットも読めないっぽい、人の話を全然聞いてない、わけわかんない人もいるにはいますが、私は直接関わる必要がないので、スススス〜。と、離れて逃げています。
そんな人には、直接雇用と思われる常連お母さんたちが

「話を聞きなさ〜い!!」
「なにやってるの〜!!」
「これ持ち込んじゃダメでしょ〜!!なんで持ってきたの!!誰かに言われたの??」
「これさっき説明したよねえ!?日本語わかる??勝手にやらないで!!」

と、バトっています。

私は生来おせっかいなところが多分にあるので、

「命じられていないのであれば面倒に関わるべからず。」

と自戒しております。
私も大人になったなあ〜。
だってミドルフォーティーだも〜ん。

直接雇用以外の人は、行くたびに面子が変わりますが、今のところ、誰かしらが話しかけてきてくれたり、お昼一緒に食べましょ〜と言われたり。
私は、小中は給食やお弁当を食べる席が固定でしたが、高校になると自由になりまして、ちょっと、いや、だいぶ変な子だった私はぼっち飯はしょっちゅうで、それもあまり気にしてませんでした。
高校3年生の時は変わり者が集まるクラスだったので、変な子な私を受け入れてくれるクラスメイトもいて、あっちゃこっちゃ声かけてもらって一緒に食べたり、そういう同級生たちがお昼休みに部活とか進路とかのことで忙しい時はぼっち飯。
というように、徒党を組まないタイプのクラスメイトとしか関わりようがない状況だった、これが私にとって居心地の良い環境だった気がしてきています。

私が年齢相応に見えないからか(そうでもないと思うんだけど、ここでも超驚かれる。)私に子供がいたとしたらその子たちと同世代なスタッフも、いかにも私と同世代な方も、わずかな休憩時間に話しかけにきてくれて、新しい刺激になっています。

毎回、与えられるポジションが違ったり、状況に合わせて振り回されたりもしていますが、

「頼まれたからには、誰よりも正確に早くこなしてやる〜!」

みたいな妙な意地が生まれてしまい、オペレーションに慣れてきたら、処理速度などでの評価は何にもないとはいえチンタラやっていたらモチベーションが保てないので今日も高速歩行をし続けて足が棒です。

はぁ〜。

元号が変わったらそれなりに本業の仕事が入ってくるんじゃないかと思っているので、やっても6月までかなあ。と。
倉庫なので夏はどんだけ厳しいんだろかと、不要な想像をしたりもしますが、環境は悪くないので、暇なときに入れればなあとは思うのですが、日雇い禁止でそれは無理だと言われたらはい終了〜。
ですな。
誰も幸せにならない法律だと思うんですけど〜!!!

ぜえはあ。

数年ぶりにお弁当作りしています。
お披露目するほどのものではないので、そのうち、気が向いたら...

足腰バッキボキ!!!

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2019/04/08

『味奈登庵』で、つけ天そばを食べた。

中華街の近くで仕事があったとき。
仕事先に入るまでの時間に余裕があり、且つ仕事が始まったら次いつ食事ができるかわからない状態。
とりあえず何か食べておかねば。
中華街の中に入っちゃったら、サクッと出てこられる店を知らないので危険。
ハンバーガー系やカフェ系は気分じゃないなあ。
と、Googleマップさんにいろいろ聞いてみたら、お蕎麦屋さんがあるではないですか!
しかもセルフの!!

と、いうことで、『味奈登庵』で、つけ天そばを食べました。


味奈登庵さんは神奈川県に展開するチェーン店のようです。
そして、フルサービスのお店とセルフのお店があるそうです。
私が行ったところはセルフのお店で、屋外に券売機があるスタイルでした。


こういうかんじ。
ノボリの奥の白いのが券売機です。

食券を買おうとお財布をあけていたら、後ろに若い女性たち3人か4人がきて

「ここ、おいしいのかなあ。」
「入ってみる?」
「食券ってはじめて〜!」

え。
食券初めてって、どんなおぜうさま??
なんであれ、結局彼女たち入店。
わたし、まるでサクラになりました〜。

天ぷらは、一枚目の写真にうつってる、見えるところから海老、オクラ(ししとうだった気もしてきた...)、かぼちゃ、そしてイカ。
海老がとろっとろでね。
イカの天ぷらって好んで食べないので、え〜、イカですか〜。
と思って食べてみたら、柔らかくて甘くてびっくりした。
本当にびっくりした。

この日はキッチンはおじさん1人でいろいろまわしてました。
日曜日。
平日とかはどうなのか知りません。
客席はカウンター席だけです。

まさか中華街の近くにこんなにお手軽で美味しい日本そばのお店があるとは。
今後この辺りに来るときはまた利用しようと即決しました。

店内にはテレビがあり、野球中継を流していて、見入ってるお客さんもいました。

頼めばうどんにも対応してくれるみたいです。

いいなぁ〜
もっと近所にあったら、お酒飲みながら天ぷらとおそばをいただきたいなぁ。
と、心の底から思いました。


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2019/04/05

フィンランド土産 ムーミンのコースター

後輩の1人にバックパッカーがいまして、しょっちゅう、主にヨーロッパをウロウロしに行ってます。
英語もよく喋れないのに、英単語さえ通じない国ばっかり好きで身振り手振りとパッションでなんとかしまくっているなんともものすごい人です。
そんな後輩がフィンランドに行った時にもらったお土産。
ムーミンのコースターです♪



素朴でかわいいぃぃぃ〜!!

5枚くらいのセットのうちの1枚だそうです。
機内持ち込みできるリュックサックひとつであっちこっち行ってるので、かさばるものは持ち帰れずなのでこのような小ぶりなお土産を時々もらいます。
旅に行くたびに知り合い全員にお土産配ってらんないですしね。


袋もかわいいんです♪

ムーミンって私が子供の頃から知られてるのに、ここ数年のムーミンブームは何なんでしょうか。
どこに行ってもムーミングッズが溢れていて、スマホゲームもムーミン関係いろいろあって大変です。
物語のことはよく知らないんですけども、結構シュールな感じですよね。
スナフキンとミーとミムラの血縁関係の無茶苦茶具合とか、皮肉を言われ続けて姿が消えちゃったニンニとか、ヘムレンさんのことが大好きなはい虫のサロメちゃんとか、なんつーシュールなキャラたちなんでしょう。

飯能にはついにムーミンのテーマパークができてしまい。

【公式】ムーミンバレーパーク ムーミン一家と出会えるテーマパーク|metsa(メッツァ)

いつか行ってみたいなあ。
そんなに遠くはないんだけど日帰りするには微妙に遠い。


 


これ欲しいっ!!

後輩よ、また楽しい旅を安全に楽しんでおくれ。
そのフットワーク、尊敬する。



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2019/04/03

『万世麺店』で、排骨拉麺を食べた。

新年度を迎え、新年号の発表があった後一発目の更新がラーメンネタです。
はい。
今年度もこんな自由な感じでいくのでしょう、きっと、わたし。

はい。

最近暇なので、このままでは税金も社会保険料も払えなくなって困るので、アルバイトというかなんというかの登録をしてきて、明日早速業務でございます。
新しい派遣法って誰得な法律なんでしょね。
その話は今度にして。

本業が忙しい時、『万世麺店』の有楽町店に何度か行きました。
あそこらへんで仕事帰りにちょっとラーメン食べて帰りたい時、こってりじゃないお店をまだ開拓できていないのです。
ベトナム料理屋に行ってフォーを食べよう!と思って店頭に置いてあるメニューをぺらぺらめくって、しっくりこなくて、コスパ考えてでもやっぱりこっちにしよ。
と、同じフロアにある『万世麺店』へ。


普段だったら排骨拉麺なんて絶対頼まないんです。
けどこのお店は基本メニューが排骨拉麺なんです。
食券制です。
食券機は2台あって、1台は一万円札とかも使えます。

排骨拉麺、850円。
高いか安いか。
というか私、完食できるのだろうか。

と、初めて挑んだ時は思いましたが案外大丈夫でした。
スープがさっぱりしてるし、お肉も薄めのをからっとさくっと揚げてあるので、パクパク食べてしまいました。
ここ以外で排骨拉麺を食べたことがないので比較はできませんが、美味しいです。
お肉屋さんのお肉メニュー、てこともあるのでしょうか。

牛丼屋みたいに、ぐるぐるとしたカウンターだけの席です。
店員さんは私が行った時はおばちゃんたちだけでした。
気さくな感じで居心地いいです。

私はお昼時に行くことはなく、平日の19時とか20時過ぎとかだからか、行列になってるのは見たことないです。
先日行った時は、外国人の男女がラテン語系っぽい言葉でワイワイ喋りながらのんびり食べてました。
私が入った後、ビジネスマンな男性2人、女性2人、そのあと英語を喋る外国人5人が入店しました。
外国人5人には店員さんも驚いていて、たまたま5人並びで座れるところがあったのでそこに案内してました。
奥(どっちを奥というのかはともかく)の方は予約されてるとかで入らせてもらえず。
予約客が何者なのかは分からないまま完食しました。

時々猛烈に食べたくなる味のひとつになりました。
こんどはネギ追加しようかなあ。どうしようかなあ。
このボリュームで私の胃袋一回分Maxなのよね。
時間かければ結構大食いなんだけど、短時間では食べられないし、歳も歳だし。
けどまた食べたい。



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2019/04/01

センチメンタルおばさん 春の始まりに想ったこと

【長文です】

なんか最近気分が悲観的だなあ。なんだろなあ。
来年度の市民税の金額が跳ね上がりそうだからかなあ。
4月と5月に仕事がなさそうなのが気になってるのかなあ。
4月と5月に仕事がないと6月にドカンと来る税金とか国民健康保険料とか払えなくて困るよ〜
(フリーランサーあるある)
よく考えたら、月のものがきましたので、そのせいで悲壮感が出てきたのかもしれません。
今までそういう悩みのなかった私ですが、さすがこの年齢になると少なからず来ますわな。

と、思って、単発バイトに登録、応募してみたりなんかして〜。
十数年ほど前も派遣OLとは違う、軽作業単発バイト系の会社に登録していろいろやったものです。
当時は都内に住んでたので、現場は郊外が多いため交通費がかかったのと、連絡手段が携帯電話だったのでなんだかんだ面倒なところはありましたが、今は全部メールで連絡なんですね〜。
会社への登録もwebからの入力と、本人確認書類提出もスキャン画像送信で終わってしまいました。
今応募してるのは、習い事してる教室がある駅から徒歩で行けるところらしく。
近いのは嬉しい。
便利になりましたね。
良い環境だといいなあ〜。。。
ってかそもそも、採用されますように...。



脈絡なく、先日習い事先で着せていただいた超絶ステキ着物。
もう買えませーん!!!

私はこういう一般の方も登録できる派遣系の仕事場では結構浮いてしまう傾向があるので、地味に黙々とやっていきたいものなのですが、割とネアカであることと、嘘がつけない性格なので、本業を聞かれて「芸能界の裏方で〜」と、つい言ってしまうと、興味を持ってくれる人とやたら叩いてくる人がいるので、今回のバイトが決まったらできるだけ素姓謎のまま過ごしたいのですが、できるだろうか...雑談封印して作業に没頭したい...

ま、週明け連絡が来るでしょう!
本業でも、知人から、新年度から仕事が増えて超絶人不足になってるという会社に紹介してもらってて、そのうち連絡は来ると思うんだけど、待ってるだけではもったいないので、稼ぐ手段を増やすしかない!!
本当は、本業をゴリゴリ頑張りながら習い事で資格を取って...という10年スパンの転職計画中なのですが、それにはお金がかかるのです〜。。。
着物のローンが大変なことになってるので、隙間時間にゴリゴリ働きたいのです〜。
頭使う仕事を副業にするとパンクするので、単純な軽作業を選んでみました。
うまくいくといいなあ。


自分で言うのもなんなんですけど、わたしって、あちこち行った派遣先で、気に入られるか嫌われるかの、どっちかなんです〜。
例を挙げると長いので今度にしますけど、ひとつ挙げさせてください。
こんど月に行くとかいう予定のイケイケ社長んとこに派遣で1ヶ月入ったことがありました。10年経ったかなあ。
まともな会社で働いたことがない我流の若者社員たちばかりで、ビジネスマナーなんかありゃしないし、専門学校だかを卒業したての自信満々礼儀知らずどもがどいつもこいつも上から目線。サークル活動の延長以下。
私が質問したら、蛇のような目で黙って睨みつけてくる若い奴がいた。
無言で睨み続けるので
「私何か気に触ること言いました?」
と尋ねると、首を縦に振ってどっかいった。

ありえん!!
ありえん!!!
ってかお前誰やねん!!!

社長なんか、例のあの社長なんか、我々が作業してる部屋で社員会議するとかで、なんかいきなりマイク持って叫び出した。

「あ〜!これマイク入ってんの?あ〜あ〜!!いえ〜い!!あーあーあーーーっ!!!」」

...おめー、うっるせーんだよ!!!

数分後こいつが社長だと知って、とっとと契約終了しようと心に決めた。
ここでは絶対買い物しねえ。
二度と来るか。


以上、余談でした。

まあ、そんなふうに独身ミドルフォーティーが将来に不安を持ちつつ、今日は本業でちょっと遠い現場に行ってました。
1時間電車乗りっぱなしですので、スマホゲームしてたらすぐ着いちゃうんですけど。
そんな往復中、今日は、Y君のことではなく、A先輩のことを思い出していました。

A先輩は大学の一つ上。
うちの学校は専攻コースで部活状態なところでした。
いろんな個性的な先輩がいる中、A先輩は大勢の前ではおとなしく、小柄で、綺麗な顔をしていました。
華やかではないんだけど、今思えば、純朴な。
青年でした。
私が会った時先輩はまだ二十歳。

さまざまなことを、授業以外に、先輩の実習を手伝うという手段で学んでいくタイプの専攻でした。
お手伝いしていく中で、A先輩が高校時代からお手伝いしているという他所の大学の劇団のお手伝いに呼んでいただき。
そういうときは、大勢の前では寡黙な先輩が、自分が考える理論とかメソッドとかを、よく語ってくれました。
そののち、その他所の大学の劇団については私に丸投げされることになるのですが〜。

私はA先輩のことが大好きでした。
目立たないけど、自分の意思をしっかり持っていて。
誰にも流されず。
言動が安定していて。
いやらしさのない、すっきりした顔立ち。

なにかといろんな現場に声をかけてもらえるのが本当に嬉しくて。
楽しくて。

ですがある日、私が2年生になってから、A先輩から電話があり。
学校を辞める、と。
自分がやりたいことをやってる会社に乗り込んでいったら、採用してくれるって言うから、学校でグダグダやってる時間がもったいないから辞めるんだ〜。
って。
すこーん。
と、私の心に、なにか穴があきました。

「...そうなんですか。。。」
「うん、だから辞めるんだ。」
「...。」
「...。」

『淋しいです、辞めても時々は会ってもらえますか?その会社で人手が必要であったら、こんな私でよかったら呼んでもらえますか?』

と、言いたくて、言いたくて、けど、言えなくて...。
言えなかった理由は、今までも書いている通り、私はこの世の恥であり、誰かに大切にされる資格はないと刷り込まれていたから。
今私がそんなことを言ったら、すぐA先輩を困らせることになる。
けどA先輩の近くにいたい。
電話で沈黙の時間が1秒1秒過ぎていく中、A先輩の方から
「それでも時々声かけてもいいかなあ。」
と、言って欲しくて待っていた。
けど沈黙だけが続いた。
どうやって電話を切ったのか覚えていない。

それから何ヶ月経ったのか。
A先輩から丸投げされた劇団の脚本家さんが自殺未遂をしたと、劇団員から連絡があった。
まだ二十歳だった私は混乱のどん底に行きました。
脚本家さん自身は結構な変わり者で(脚本家ってそういうものでしょうけれども)好きではなかったのですが、わけわかんないけど何か心に打つセリフをぶつけてきて、結局なんだったのか解釈のしにくい本を書く方でした。

A先輩は一応もうその劇団から離れているのですが、私はいてもたってもいられずA先輩に電話しました。
当時はまだ携帯電話がなかったので家電です。
A先輩は実家暮らしだったのですが、どうやって取り次いでもらったのか全く覚えてません。
一回電話したらすぐつながって「あ、家にいたんだ。」と思いながら。

脚本家と連絡があまりにも取れないので劇団員が家に行ったら、トランクス1枚の状態で手首を切って血まみれで倒れていたと。
「ばかやろう!!!」
と言いながら救急車を呼んで、今はICUにいて、命に別状はなかったけど検査したら肝臓かどこかがかなりやられていたと、劇団員に聞いたままをA先輩に伝えました。

A先輩は感情表現がフラットな人で、興奮したり怒ったり落ち込んだり反省したり悩んだり、というのを一定のテンションでこなす不思議な人でした。
私はいちいち喧嘩腰になったり興奮したり落ち込んで地面に穴掘る勢いのタイプなので、正反対のA先輩は憧れでした。
私が脚本家の自殺未遂を伝えても、A先輩は
「そう...」
「悩むところあったんだね...」
「命に別状なくてよかったね。」
と、淡々としていて私はものすごく拍子抜けしました。
『え!それは大変だ!お見舞いといってもICUじゃ会えないし、みんなはどんな様子??』
とか言うと思ってたんだけど。
ずいぶんあっさりしてるなあ。
と話をしているうちに、私の混乱も少し収ってきました。
A先輩の本心だったのか、私が混乱してるのに気づいてあえて淡々としたのか、わかりません。
けど、女の人なら「ぎゃー!」となるんじゃないかと思いますが、今では少し距離のある人の自殺未遂ではそんなにぎゃーぎゃーならないものなのでしょうか、男の人って。
A先輩だから、だったのかなあ。

学校を辞める、と電話をもらった時、私はどうして
『これからも時々は会いたいです』
って、言えなかったんだろう。

他人のせいにしますが、子供を自己否定させるだけで育てるとこうなります。
幸せ逃します。
あ〜あ。これが失敗作です。

この業界は繋がっていて、ぐるっとまわって旧知の知人に再会。
って、よくあることなんですけど、なぜかどうしてA先輩には未だに会えない...。

今の私なら、A先輩にたとえ妻子がいようとそれはそれで、いつか再会できた日には欧米スタイルで
「会いたかったです!!」
と、抱きつくつもりです。

あれから20年以上経って。
ひとつしか年齢の違わない、二十歳のA先輩。

可愛かったなあ。

小柄で、白いシャツを着てて、肌がつるっとしてて。
うんちく語りだすと長くて。

どうして、会いたい人には会えないのかなあ。


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