2019/10/23

『即位礼正殿の儀』中継を見て

『即位礼正殿の儀』の日は、仕事がお休みだったので(というか休みにした。フリーランサーの特権?)テレビ中継を見ました。
私はこのところ毎年お正月の一般参賀に行ってるしで、右寄りな人と思われるかもしれません。
まあどっちかというと右寄りなんでしょうけれども。
政治思想と皇室行事は完全に別物と思っています。
日本は古事記から示されているように、八百万の神の国です。
なぜ儀式を続けてきたか。
それは儀式に必要性があるから。
ただそれだけだと思っています。
一般庶民の我々が直接お伝えできない感謝と祈りと願いを、代表して神々さまへお伝えしてくれているのが天皇陛下だと解釈しています。

古事記などの伝説を妄想みたいに思ってる方もおられるでしょうけどもね。
たいして広くない日本ですが、山あり川あり海ありなのに。
天照の信仰が日本各地に共通して存在するのって、すごいじゃないですか。
素戔嗚伝説も、各地に飛んでるのに内容のつじつまが合うのもとんでもないじゃないですか。

このたびの儀式を中継映像で見ていたら。
あの大雨が止み、光が差し。
私は見えませんでしたが虹もかかったそうで。

うわぁ。

と思っていたら。
万歳三唱って、毎回やってるんですかね?
なんかきもちわるかったです。
一般参賀で参賀者が言うのはわかるのですが...。
あべぴょんあなたが先導してやるの??

礼砲は、私はああいう儀式的な攻撃音は嫌いじゃないので、最初は、おお!と思ってました。
(源氏物語とかである、病を払うんだかなんだかでやってた、弓弦を大勢で鳴らすようなああいうの)
でも、なんか変だなあ。
と、途中から感じてきました。
あの大砲、どこから持ってきたん?

そしていろんな感動を全部ぶっ飛ばしてくれた、あべぴょん夫人のドレス。

なんで?

なんで???

なんでなの????

ドレスコード通達したの、あべぴょんだよね???
それを率先してぶっ飛ばしてますけど????

どゆこと???

あまりにも衝撃すぎて、今日の仕事暇だったもんだからずっとそれに関するインターネット上の声を探しまくり読みまくってました。

解釈の幅はあってもいいと思うんですけどね。
伝統に縛られない、絶妙なセレクトもあっていいと思うんですけどね。
それは、総理大臣夫人がやることではないでしょ!!!

日本の歴史の中で大きな節目となる儀式、世界中から参列していただいている一世一代の日に、総理大臣夫人が好みとか個性とかで伝統ぶっ飛ばしてどーすんねん!!!
各国の民族衣装をお召しになって参列していただいているのに、その国の総理大臣夫人が。

あれかよ。

なんなの??
なんなの????

なんだかその苛立ちの方が、御即位の喜びよりも私の中で大きくなってしまっていて、どうしましょ。という状態です。

なんなの?
ばかなの??
そうなんじゃないかと思ってたけど、ほんとにとんでもなくばかだったのね???

参列者の中でも後ろの方の立場の方だったらまあここまで苛立ちはしなかったでしょうけれども。

しかも、あなた、私人認定されたよね??
国会で。
なんで来てるの??
なんで最前列にいるの???
なにやってんの???

あーほんと
イライラが止まりません。

雅子さまがんばってください。
今の雅子さまとてもステキです。

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2019/10/14

記録的な巨大台風が来るのに、催事中止にならなかったおはなし。

このたびの台風19号におきまして、いまだ被害状況が把握されてない中、辛い思いをなさっている方々へ心よりお見舞い申し上げます。

私の出身地が2017年の九州北部豪雨で猛烈な被害を受けまして、その際は、あまり関東地方では知られていない(旅行好きさん、歴史好きさん、温泉好きさんはご存知だった)生まれ故郷に、チャリティーTシャツを作って販売し、10万円の寄付金を私の戸籍地に送金しました。

10万円なんて...
現場の方の食事代で一瞬で消えます。
...ここんとこ誤解する人がいるのですが、復興作業はボランティアもある程度はいますが(それでもド素人が「腹減った〜。飯は〜?」「えーそんなことまでやらされるのぉ〜?やだよやんないよぉ。」と言うので叔父が「お前らもうここにはいらん。どっかいけ。」と追い出したそうな。)重機を扱う方々は特に、特別なスキルと経験値と、地盤がグチャグチャななかほとんど命がけでやってくださってるのです。
被災した一般住民が復興現場に行くのは危険なので、直接渡しに行くのではなく、比較的安全な場所にある事務所の方にお預けするのがいいのではないかと思います。

復興のために重機手配したり、その重機を扱える(しかもグチャグチャな環境で)人を確保するのは相当大変です。
こういう部分、全部ボランティアでやってくれるとか、

最終的には国が補填するから職人は早く来い。あんたの飯の心配してる余裕があたしらにあると思うのかよ。こっちは被災者だぞ!救援はお前らの仕事だろ、タダでやれ。』

と、思ってる被災者は実は少なくないと思います。

救援隊も人間なんですよ。
ものすごいパワーを使って救助活動してるんですよ。
おなかすくに決まってるでしょ。

それを耐えてでも、自分の家族の心配をしながら活動してくださっているのです。

こういう時には、数年後になってもいいから特別手当を出してあげて欲しいです。



さて我々ですが。
未曾有の規模の台風で「とにかく身の安全を確保しろ」レベル。
私が受けていた仕事も、台風接近する前に中止したものが複数。
おかげさまでいくつかの仕事が飛びましたが、エンタメというのは人の命を守るためには最も不要なものです。

な・の・に!!

土曜設営日曜本番の催事が中止にしてくれず。
どうしようかなあ、自分の身の安全を守るために辞退しようかなあ。
とも思っていたら。

決行の連絡。

ばかなの?

この人たちばかなの???

台風の予想進路と、電車が計画運休始める時間を考え、そして本番日に時間通りに到着できる保証は皆無なので、宿手配。
(私の雇い主に手配してもらいました。宿代は、こんな未曾有の状態なのに設営をさせるなら、宿泊せざるをえませんでしたということで、1人1泊2万円くらいのとこに泊まった設定で請求しちゃいましょうよ!と言ってあります)

タクシーが動かなそうなので「辞退しろ」という心を込めてチーフに連絡しましたが、音響さんが送迎してくれるというし、チーフも、できるところまではやりましょうという姿勢になり。

信じられるか...
命がけでやってる設営に、主催者来ないんだぜ...

設営終わって音響さんに宿まで送ってもらってたら、道、ガラッガラ。

台風が都内を通り過ぎる間は宿で引きこもっていられました。

13日は、朝から晴れましたね。
なんでも、その地域のお祭りの一環のホール催事だったので、キャンセルしたくなかったとか??

けど都内暴風になるタイミングが3時間ずれてたら、我々、空の塵になってましたよ。

本番日は、2人の主催が1日でやっちゃう系。

台風で来られなかったお客様も多くいたらしいですが、そして

「昨日のお天気が非常に強くてどうしようかと思いました〜!」
「いらっしゃれたみなさま、ありがとう〜!!」

あのな。
日本中が12日は動くなって言ってる中大変な思いをして設営したのはオレたちだぜ??
たまたま無事だったけど、普通中止案件だぜ?
祭りに乗ってるから?
知らんがな。

お金持ちの夢見がちさんは苦手です。
ぶっちゃけ、嫌いです。
夢見がちで、現実を伝えても糠に釘。
自分の妄想を具現化できないと勝手に切れる。

この手の催事には、あまり関わりたくないものです。

けっ。

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2019/10/02

育児失敗作でも自力で生きてるケースのわたし。

私世代の女性のほとんどは、育児に邁進しています。
子供のためにどうすれば、うちの子はちょっと変わってるから、どうやってケアすれば。

私は彼女たちのような人生を生きる資格がないと思うしかない育てられ方をしたので、彼女たちの悩みを自分が共感できないことに何の悩みもありません。

ただ。

『こんな性格の我が子にどうやって接するべきか。親として今回の対応は適切であっただろうか。もっとほかの方法があったはずだ。親として反省するばかりだ。』

系のことを延々と示されると、失敗作の私は、ただひたすら虚しく。

子供の頃の私はそんな時、いつでも
殴られてました。
両親の誕生日、父の日、母の日。各種イベント。
たとえば母の日にクレヨンで描いた母の顔。
たとえばクリスマスに粘土で作って絵の具で色をつけたペンダント。

渡した2時間後には全てゴミ箱にありました。

『こんなペンダント普段つけられるわけないでしょ?いらない。』

と瞬殺されるのが通常。

ある時、お友達の家に遊びに行った時、お友達の妹が幼い頃に描いた絵に、美しい額縁をつけて、リビングに飾ってあるのを見て。

自分がどれだけ大切にされていないのかを、客観的に認識することができました。

今思えば、お誕生日やクリスマスなどのイベント時、私はつたない人形劇(割り箸に、キャラクターの絵を貼り付けてなんかやるやつ)をよくやりたがっていました。
(当時から演劇に興味があったんだろか。もはやどうでもいいですが。)
けど、一度も見てもらったことはありません。

「そんなつまんないの見たくない。」
「うるさい。邪魔。いらない。どけ。」

信じてもらえないでしょうけれどもほんとに全部こうやって潰されました。

以前も書いたと思いますが、とっても楽しかった校外学習や、全然楽しくなかったし食事もどうしてこんなに不味くつくれるのか意味がわからない校外イベントもありました。
校外学習という名の修学旅行では、お友達の家にお泊り禁止で、雑魚寝を一度もしたことがない私にはなにもかもが刺激的で、眠れなかったし、何から何まで親に話したかったのですが

「うるさ〜い!!!あんたの話を聞くために私は生きてるんじゃない!!!興味もないし聞きたくもない!!黙れ!!黙れないならこの家を出て行け!!!むしろ今すぐ死ね!!!」

と、本気で怒鳴られ殴られました。

ああ。
親って、子供が楽しかったとか悲しかったとか悔しかったとか話しても、ひたすら五月蝿いだけなんだ。
お友達は、いろんな話をして、聞いてもらってるみたいなのにな。
私は喋っちゃダメなんだ。
私の話は騒音なんだ。
そうなのか。

そうして、壊れていきました。

他人と接触するな。お前はこの世の恥だから。
と、言われても、家の中にいても生きていることを全否定されてるだけで。

それで、私は、生きたい。と思って閉塞環境で育った自分をぶち壊したというか。

知らない世界には、楽しそうなことがたくさんある。

たとえば誰かにお茶やお菓子をご馳走になる時。
私の実母は、必ず断る。

「そがんいわんとこんなんいくらでんあるき、好きなだけ食べて〜。」

と言われても、母は

いいえそんな申し訳ない。」

「Namiちゃん気にせんと食べて〜。」

「まあどうしましょう。恥ずかしいわね。頂けないわ。まあ、図々しい、食べてしまって。申し訳ありませんほんとに恥知らずの娘で(で、あとで殴られる)。」

という意味のわからない人で。

私は小食だったので実際食べなくても平気だったのですが、この態度があまりにも失礼だと気づいたのは、二十歳過ぎてからでした。

「ありがとうございます!いただきまーす!わー、おいしーい!」

なんだったらお茶のお代わりをお願いするくらいの方がいいんじゃないか。

そうやって殻を自分でぶち壊してぶち壊してぶち壊して、ここまで来るのが本当に大変でした。
礼儀作法を知らずに我流でやってきたので、こういう私の態度にダメ出しする人もいるかもしれません。

けど、そんなこと言われても、そもそも知らないんだもーん。

今の私は、親が縛り付けた無意味な慣習をぶち壊して、わたしオリジナルの、他人との付き合い方を実行しています。

生きにくさは今でもあるけど。
壊せるものはどんどん壊して、信頼できる人を探す。
その人が実は信頼に値しないと感じたら、早いとこ縁を切る。

なぜ私にこんなことができたのかは、主治医も不思議がってる。
だから複数の専門家が言います。

「自分で自分を育てたのね。一人で生き抜いてきたのね。よくがんばったね。すごいね。」

うん。
頑張ったのかなあ。
けどね。
今のわたし、相当明るいけどね。
(口は悪いけどね。)

しあわせな家族と一緒に生きたことがないし、今後も家族はいないまま。
しあわせの想いは、Y君がいた日々の幸福感を引っ張り出してなぞってるだけ。

Y君との幼い優しい4年間がなかったら、私はとっくに朽ちている。

そんなことはつゆ知らず(まあ話す気は永遠にないけど)虐待してた子供がフリーランスながらも健全に生きてることを己の武勇伝みたいに語る実親の頭の悪さに、死にたくなる。


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2019/10/01

懐かしい曲を聴いて爪を磨く中年独女。

もう10月なんだぜ...

消費税10%なんだぜ...

そんな感じで今年があと3ヶ月しかないってどういうことなんでしょうか。
意味がわかりません。
消費税が上がってまだ1日しか過ごしていませんけれども、フリーランスの独身一人暮らしというのはたぶん調整をきかせやすいのではないかしらと思っており。
...というのも、フリーランスなので、繁忙期は受けたくない仕事も受けて身を粉にして働けばまあちょっとは稼げる。
ココロが荒むのを受け入れてな。
そして毎月払わなければならないものは、家賃(父の持ち家なので激安家賃を実父に払ってるんだけど、実娘に酒と珍味代以外一切奢る気のない人で、のちのち嫌味を言われるので払ってる。もう買い取り価格くらいになってるので名義変更を考えてるらしいが実行の意思は感じられない)、国民健康保険、国民年金、住民税(一括で支払い済み)、水道光熱費(たいしたことない)、通信料、そして着物のローン!!!
ローン!!!
今後の生業にするための必要な出費ではあるけれど。
これを取り戻す以上の働きをしないと意味がない。
早く、正しく、学ばねば...。

そーすっと。
いそがしい。
いそがしくはたらかなければ、払えない。

仕事に行けばほぼほぼ食事を出していただける。
が、都心近郊だと交通費が一部しか出ない。もしくは全然出ない(あまりにも遠いと請求します)。そのうえ仕事先があっちこっちなので定期を買う意味がない。

こんな感じなので、家で飲むビールを発泡酒にするとか、スタバやタリーズに行かないとか、衣料品もブランドに拘らず今後はPB衣料品に質の良いのがあったら買おうとか。
そんなかんじ。

あっちこっちでポイントカードとポイントアプリが湧いていて、更にあらゆるキャッシュレス決済がウヨウヨしててもうおばちゃんわかんない。
もう、実母が多分更年期障害でしっちゃかめっちゃかで私に罵詈雑言の殴る蹴るをしつつ、そうしてないときはただ寝てる。私たちが台所を使うと一瞬で起きてきて台所から蹴り出して彼女の聖域を守ってた(タバコ吸ってたのみんな知ってたし。)あの年代に私がもういるんだなあ。
と、思い。
私には夫も子供もいませんから、誰のためもなく、ただ自分の面倒だけ見てればよいのであって。
それはそれで生き甲斐皆無で。

ゾンビ。

信じられないくらい家の中ぐっちゃぐちゃ。

『ぐっちゃぐちゃで、片付けないとという自覚があるならそれは病気じゃないわよ。疲れてるだけ。虫がわかない程度でいいのよ。』
と、主治医はのたまう。

月のものは驚くほど定期的。
暑がり。汗っかき。
暑くて汗かいてるのか、ホットフラッシュなのか、わからない。

イライラは、することもあるけど。
しょっちゅうあるけど。
誰かに話すと

「それははっきりした理由があるイライラじゃない?更年期のイライラって、もっとわけわかんないんじゃないの?」

と、言われる。

自分の面倒以外見てない、というか自分の面倒もきちんとできてないんだから、夫や子供のいる中年女性とは違うと言われれば、何も言い返せない...。


そして、更年期とは別だろうけど、しつこくもY君のことを想う。
考えてみたら、私が小学校の出戻り転校のクラスで一緒になった1年とちょっと。
ずっと別のクラスだった中学校の3年間。
11歳くらいから、15歳までの、たった4年間。
もう離れろや。
現実見ろや、オレ。

だけど、幸せを感じるために目標があったあの頃と今は、全然違う。

わかってもらえないと思うけどね、恋ではあったと思うけどね。
ちょっと違うの。
いまここに生きている自分を、肉親から全否定され、この世の恥だと罵倒され。
父からは身体中を触られて気持ち悪くて拒絶すると

「可愛い娘を触って何が悪い?」
「気持ち悪いんだよ!!セクハラだよ!!!」
「娘なのに!!」
「だからって思春期の娘の胸やお尻をまさぐる親がどこにいるんだ!!」
「娘じゃないか!!」
「なんなの!?他所の父親がこんな気持ち悪いことしてるかどうか誰かに聞いてきたら??」
「うちはうちだ!お前は口ばっかり達者で親の気持ちがわかってない!」
「分かる気ねえわ!!!」

って感じで私はその頃、家では母からのネグレクトと罵詈雑言と暴力。
父からのセクハラ。
教師からの無茶苦茶。
重い喘息。
それを実親から「うるさいんだよ!!!!」と罵倒される日々。

学校に行けばY君がいるから、学校には、這っていける日は行った。
それだけが幸せだったから。

今はもうY君がいないから。

もう私には30年、Y君がいないから。

もう、つかれちゃった。

Y君との4年くらいは、実質、なんにもなかった。
ただ、私の知らないところで、私がY君を好きだということになっていたらしい。
誰にも何にも言ってないんだけど。
そして、実親から
「生きている価値がないから今すぐ死ね」
と言われまくってた私には、優秀で人気者のY君に好意を示す資格がないと思い込むしかなく。
すべての想いを自分の中で封印して。
なのに、振り返ってくれるY君がいて。
私が通院で遅刻する日、私の部屋の窓を見ながら学校に向かってたY君のこと。
(私がY君が通るのを知っててブラインドから外を見ながら待ってたのを、知ってたのかもしれない。)

Y君の顔を見に行くために生きてた頃。
テレビのチャンネル権は私にはなく、勝手にチャンネルを変えたら必ず殴られてたので、今思えばなぜ見られてたのか全く覚えてないけど見てたシティーハンター。

アニメ「劇場版シティーハンター 」公式サイト

当時はTM NETWORKさえいれば幸せだったので、ほかのミュージシャンのOP.EDはつまんない〜。と思っていました。
けど今回の劇場版シティーハンターでいきなり流れたPSY'SのAngel Night。




ボーカルコレクション。
幸せになれます。
PSY'Sはこの曲しか知りませんが。



最初に好きになったのは 声

それから背中と整えられた指先

このフレーズが当時からグザグザきていました。

改めてこの曲を聴いて。
あまりにも整えられてない己の指先を見て悲しくなり....。

職業柄と性格上、ジェルネイルは続けられない自信があるので、爪磨きと、割れたり二枚爪になりやすい爪用のコートを新調。

まだ甘皮の処理と、磨きが甘いなあ。

と思いつつも、ちょっと満足している半端な中年。

指って、見るよね。

染めなかったら3割は白髪になっているであろう髮と、汗で崩れたままのほぼスッピン顔。
そして職業を言い訳に荒れ放題の指先では。

いつかY君に再会した時、すぐに去られちゃう。

なんて、叶わない空想を作っては咀嚼して。

荒れた部屋。
荒れた庭。
老いてゆくだけの身体。

「朝が来ればY君に会える。」
「夏休みが終わればY君に会える。」
「通院で授業を毎週遅刻するのは嫌だけど、学校に行けば昇降口でY君の顔が見られる。」

ただそれだけのために生きていた私。

思い出は、古くカビたVHSのように荒くなってゆく。
プレイヤーであるところの私の記憶も、もう、崩れ始めている。

15歳の私たちはもういない。
戻ってくることもない。

あのころの曲を聴いて。
整えられた指先をせめて。

もう、つかれたなぁ。。。

 
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