2014/04/19

メンタル カミングアウトのいろいろ

おはようございます。

前回のエントリ『メンタル カミングアウト』にたくさんのアクセスをいただきありがとうございました!
たくさんと言っても、他の人気ブロガーさんとかと比べれば微々たるものですが、その他アラフォー女性日記の1位をいただいて驚きました。。
順位は重視していませんので、私は「クリックお願い」とか「ポチお願い」とかは書きません。
(書いてる人を否定してるわけではありません…スタイルが違うだけです)

たぶん、タイトルから見てくださる方が増えたのかなと思いました。
きっとメンタル面での悩みが多くある方を含めて、見てくださったのかなあ。

私は精神科の医師2人が「そんな酷い環境でなんでグレなかったの??」「よく今までここまで頑張ってこれたね、この環境じゃここまでもたないよ!?」
と言わしめたくらい希有な例らしいです。

…と、いっても。

私の言動が奇天烈すぎて去って行った知人友人はそれなりの数だと思います。
でも私は誰かに執着することはなかったし、私がどんなに暴走しても寄り添ってくれる友人がいつも誰かしらいたので、そのあたり悩んだことはなかったです。
いつも一緒にいる友人は固定してないけど、何かしらで連絡を取ってる友人が多いため、同窓会的な集まりを企画したいときは、みんなが疎遠になってる友人と今でも親しくしているのが私だけなので連絡係になることがよくあります。


私は正論を曲げられないんです。


私の言ってることが間違ってると思うなら理路整然と言い返しなさいと言っても、『空気読め』とか『人の気持ちを考えろ』とか言われます。
議論してるのになんで空気とか人の気持ちとか考えて正しいはずの発言を止める必要があるの?議論してるんじゃないの?なにこれ仲良しごっこなの??そんなの聞いてないけど。

そういうことが全然理解できないのです。
病気なんですかね。最近ADHDとか自閉症とかそういう研究が進んできているようで、私もそうなのかなあと思って本を読んだりするのですが、なんかどうもあてはまりません。

病気であることは確かだと思います。
自分を守るために自分を変えた。
その形が社会的にちょっと異質だった。
の、かも。
けど私は閉じこもらず、仕事もしています。まあでも一般例とは相当かけ離れているのでしょうね。




たぶんですけど、私は少女時代、私の気持ちを思いやってもらったことがないんです。
欲しくないのに押し付けられる。
楽しくないのに楽しいことにされる。
楽しいのに嫌いなことにされる。
普通でいたいのに、普通でない突出した立場を押し付けられる。
やりたいのに『大人になってから自分の金でやれ』と言われる。
金がないのでバイトしたくても『あんたみたいな我が家の恥を他所に出せない』と禁じられる。
おなかいっぱいなのにガリガリすぎて虐待してると思われるからともっと食べさせられる。
胃の許容量を超えてるので吐く。

それが虐待ダッつの。

喘息で苦しくて死にそうで泣いていると『うるさい自分でなんとかしろ』と怒鳴られ殴られる。
激しい雨が降ったので駅まで迎えにきて欲しいと言っても「めんどくさいから行かない。濡れて帰れば。」と15分濡れ鼠で帰る。
今ならコンビニで傘買いますけどね。中高生でその仕打ちですよ。ビニ傘買えるほどのおこづかいねーし。

父は私の胸を触る。お尻を触る。体を弄る。
小中学生なのに、親が見たい『火曜サスペンス劇場』を見させられて毎週濡れ場を見せられる。
自分には文化的教養が足りなすぎると思って録画しておいた日本伝統芸能に関するビデオを観ようと思ったら殴られ蹴られ家を追い出された。

親と子の日常会話に性的スラング多用で意味が分からずキョトンとしてると「無知」と嘲られる。

かといって男の子と仲良くすると「あばずれが!」と閉じ込められる。

電話で喋っただけじゃん。
何勝手に妄想してんのうちの親たちばかじゃないの毎週テレビでエッチシーン見せておきながらなんなの?私とりあえず今セックスとか興味ないんですけどいいかげんにしてどころじゃねえよこいつら無理!!!
んで勝手に娘のセックス想像して驚喜したり憤怒されたりのせいで殴られ蹴られて死ねと言われても困るしもう死ぬしかないんだろなと思ってました。
なんとなくセックスする相手を見つけるほど器用じゃなかったし。
死ねって言われて死にそうな喘息起こして死ぬんだろうなーと思ってたら親は嬉しそうな顔してるし退院になっちゃったら不本意たっぷりに布団あっためてるし。
死にかけて救急行って、点滴がちょっと早すぎてヤバくなり、運んでくれたとなりのおばさんが看護婦がなかなか来ないからしょうがないって点滴の早さを変えてくれたことも「余計なことされた。別に死んでも良かったのに」と言う。親。

施設で育った方には怒られるかもしれませんが、私は施設に行きたかったです。


いろいろあったのと、若い頃いた職場でのストレスでボロボロになってる上に、実家の母に
『あんたみたいなキチガイ死ね』
実家の父からは
『なんでもっと頑張れないの、せっかく入ったのに。』

もともとの不眠症が酷くなり全く眠れない。
明らかに発狂してたと思います。枕に顔を埋めて毎日泣き叫んでました。
「ギャー!!!ギャー!!!」
たぶん他所んちにも聞こえてたと思います…

腕をザクザク切り刻んで癒されてました。ぷっくりと丸く浮き出る血が愛おしかったです。
舐めると鉄の味。それも愛おしい。
切りすぎて縫わなきゃいけなくなるとめんどくさいので血が出る程度に左腕全部切りました。
血のふくらみがつながって滴り落ちるのが大好きでした。
もっと切ればもっと滴る。

私の中の何かが、それを止めてました。
それが何だったのか。今でもよく分かりません。


私をとても気に入ってくれてる先輩(Eさん)がいました。
私もEさんのことが大好きでした。憧れでした。
明るさと陽気がそのまま人間になったみたいな人でした。
いつでもあれだけ陽気でいられる人間になりたい。
つきあいたい。とかじゃないの。あんな人間になりたい。
あれだけ明るく陽気で笑顔で素直な人間に私もなりたい。

Eさんは誰よりも私をお気に入りだと、私がいない場所で公言して憚らなかったと聞いています。
Eさんの知人友人先輩後輩は100人じゃ全くおさまりません。
そのなかで、いちばんnamiが大好き!と公言していたと聞いています。
たまに会うと「会えて嬉しいよ〜」と抱きついてくれるくらい気に入られていました。
(校風?業界?的に信頼しあう男女が公然で抱き合うのは普通のことなのです。日本ではあまりないので読んだだけでは驚く方も多いと思います。)
Eさんはとても華奢なので、抱きつかれると肋骨の数が数えられそうなくらいむぎゅーっと抱き締められていました。

Eさんは人の好き嫌いが結構激しいらしいので、お気に入りでない人にはとても冷たいことで有名でした。抱きつくなんてありえないし、好きじゃない人には挨拶が最上限だったと聞いてます。

Eさんのお気に入りとして多くの人に知られてきた私は、ひとつの自信を持つようになりました。

ぼろぼろになってた私に、
「いつでも話を聞くからね、2人で話をしよう。namiは大丈夫だからね。ボクはいつでも味方だからね。」

と言ってくれました。
そのときはその言葉だけで嬉しくて。


後日、どうしてもEさんに少しだけ甘えたくて連絡をしました。
Eさんに彼女がいるとかそういうことはどうでもいいんです。
恋人という意味の『彼女』になりたくてお話ししたいんじゃないのですから。
「いつでも話を聞くからね。2人で話をしようね。」
と言われていたので、話を聞いて欲しくて、少しの時間一緒にいてほしかったから意を決して連絡したんです。

そうしたら。
私がほとんど発狂してることを聞いて怖くなったんだかなんだか知りませんが。

「なななな何言ってんの。なんでボクがnamiと一緒に時間を過ごさないといけないの?ボクもう決まった人いるし。僕は自分で幸せになるからnamiも自分で幸せになればいいじゃん。じゃあねばいばい。」



という返事が来ました。



幻滅って、こういうことか。




都合が悪くなったのはしょうがないね。もういいや。
悩みを持つ後輩の話を聞くことも、やめたんだね。そんなに嫌なんだね。しょうがないよね。わたしキチガイだもん。




そうことがあって、3年目くらいかなあ。もっとかなあ。

他の先輩方、友人たちの助力のおかげで私はだんだん元気になってきました。
仕事もなにもかも全然ダメダメだけど、それでも呼んでくれて、いちいちダメな私をたしなめながら使ってくれる先輩ほか知人たちのおかげで、少しずつ成長してきました。

あるとき、別の先輩(Hさん)のお仕事のお手伝いに呼ばれました。
その現場はEさんが仕切ってるところなので、ああ、久しぶりに会えるなあ。と思ってました。
かつて窮地に陥って血まみれだった頃、私がEさんを頼りたくても逃げられたことなんて、そのときはもう気にしてなかったし。
そのときも、いちばんいちばん私を大切にしてくれてた、いちばんいちばん大好きな先輩。
と思ってたし。
そのときはもう私は腕は切ってなかったし仕事が下手でもポジティブで無駄に元気で。
それも見て欲しかったし。
元気になった私を見て欲しかった。
私が大事だと公言してくれてたEさんに今私が元気だって知って欲しかった。

いつも会うと両手を広げて大喜びしてくれてた先輩。
私はもう元気。
仕事は下手だけど努力と頑張りは100パーセントだよ。この年齢で言うレベルじゃないけど、わたしはもう生まれ変わった気持ちで頑張れているんだよ。あなたが好きでいてくれたnamiはもういないかもしれないけど、今私は前を向いて生きてるの。

Eさんは私を気に入っててくれたはずだし。いくら昔のことでも。

Hさんに指示を受けながら、ほかのスタッフさん、友人、5年以上会ってなかった先輩、たまに会う別セクションの先輩がたくさんいて。
5年以上会ってなかった先輩(Tさん)に会えたのも嬉しくて何かと声をかけてしまいました。
Tさんはとても心の安定した人で、昔から、この先輩のためにもっと役に立ちたいと思っていたのですが素直な行動のできない私はそれがずっとできませんでした。
そのときも私に優しく接してくれたTさんに、その頃の優しさのまま会えたのも嬉しくて。
私の心はほとんどTさんの優しさのため泣いてました。
疎遠になっても、私を私と認め続けてくれる人がいる。
早く次一緒に仕事しようよ。
そう言ってくれる先輩や友人がいる。

どれほどにああもう僕は満たされ







そして、諸々の作業の間にEさんがすぐそばにきたので。

『Eさん!ご無沙汰してます!お疲れさまです!namiです!!』

と声をかけても、完全に、完全に、完全に無視されました。
騒がしいし五月蝿いし忙しいから耳に入らないのかなあ??
耳元に近づいてもういちど言いました。

「ご無沙汰してます!!お疲れさまです!!」

本当に完全に無視されました。
昨今、耳の聞こえない作曲家がどーのと世間を騒がせていますが、そういうレベルではありませんでした。
あきらかに「無視」「お前にかかわりたくない」「どっかいけ」
の態度でした。言葉はなくても態度で心はわかります。

すぐ次の機会が来たのでもう一度声をかけたけど同じでした。
横にEさんがいたけど、向こうにいる友人に声をかけるきっかけがあったので、すぐ30センチ横にEさんがいるまま、5mくらい向こうにいる友人に

『おつかれさま!わたしあがりますね!』
『おうよ!おつかれ!!帰るの?』
『ウン。』
『今度飲もうぜ。連絡するから。』
『もちろん!!じゃあね!!』

と、一通りの会話をしたあと、真横にいる、これの主宰であるはずのところのEさんに
『お疲れさまでした。こちら落ち着いたのでnami(本当は苗字で言いましたよ)はあがります。』
と、更に、更に言ったのに。

やはり『完全に』無視されました。

もうすぐ人生40年かけて。
思ったんです。
自分を慕ってくれる人は、本当に自分を慕ってくれてるわけじゃないって。

『僕が守ってあげるから!』

と言う人は、自分に酔ってるだけなんです。
王子サマな僕カッケー。って酔ってるだけなんです。
いざというときは
「ボクにはボクのお姫様いるし!」
とか
「ボクだって辛いのに無理だし!」

自分自身が窮地に陥ったときこそ、誰にも頼らず生きのびる強かさがないといけないんです。
ボクが君の王子様になる!
なんて言ってるアホは、お姫様が自力で毒の沼を越えてから

「心配してたの〜。namiちゃんが毒の沼で死んじゃったらボクもう生きていけないから心配で毎日毎日ご飯一膳しか食べられなかったの〜。よかった〜無事帰ってきてくれて〜♪るんる〜ん。これからもずっと一緒だからね〜(ただしデスピサロに会う前に逃げ去る)

こうだと思います。

いやはや長くなりすぎました。

男なんか!!

おかあちゃんとこに帰れ!!
こっち来んな!!!

最後まで読んでくださってありがとうございます(^ ^)


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