2022/12/23

鎌倉殿の13人 見た。

なんかわたし、ドラマって何週分かまとめて見ないと内容が頭に入ってこないところがあって、今回も録画して溜め込んでいたのを7日くらいかけて一気に最終回まで見ました。

たぶん、大河ドラマの場合、登場人物の顔と名前がわかんなくなってるんだと思います。
義時だったりコシロウだったりするじゃないですか。
時房は異母弟で泰時は息子だけど中の人同世代じゃないですかたぶん。
時房がゴロウで泰時がタロウじゃないですか。
タロウっていきなりでっかくなったじゃないですか。成長著しすぎる。
おじさんたち出家すると頭も衣装も変わるし。
女性陣が誰の妻かよくわかんなくなるし。
さらっと死んじゃったりするし。
あの時死んだの誰だっけ、なんで死んだんだっけ。

というテイなので、やっとこさ。

やっぱり三谷さんはすごいなあ。全体をまるっと自分のものにしきってる感じがすごい。映画の清須会議を見た時も思った。史実に残ってないところは作っちゃえという。そして豪華な俳優陣。シルビアグラブをそう使う!やまちゃんをそう使う!そんなに山本耕史を脱がせたいのか!「何故か脱いでる義村」って台本のト書って!
テンポも良かったなあ。クライマックスに入ってポンポン殺されたり流罪になったり、びっくりしたのが実衣が謀を始めて捕まって幽閉されて政子の機転で許されるまでのテンポ。役者たちも良いし、間違えて覚えてる歌を泣きながら歌って、悲しみに満ちた感動のシーンなのに長澤まさみのツッコミナレーションで崩すし。もう、ずるい。

最終回の翌日はネットが大騒ぎだったのでなるべく情報を入れないようにしておきました。
呆然としました。
ああいう時代は、親でも兄弟でもポンポン殺すんだなあと常々思っていました。政子の行動はそれプラス慈愛に満ちていて、なんとも不思議な感じがしました。弟が、サラッと、政子の息子を殺したことを漏らしてしまう。このうっかりがなかったら、政子は義時に薬を渡していただろうか?自分が死に至らしめたのに嗚咽の声がスタッフロールにかぶって終わりって、参った。

ああそうそう、菊地凛子が登場した時も驚きました。なんて贅沢な。こりゃ普通の妻役じゃないな。と思ってはいたけどやっぱり。おそろしい。。良き妻を演じている時と実際の顔の表情の違いの切り替えがすんごい。「ばれちゃった。」って時代劇らしからぬセリフが三谷さんらしく、またその三谷ワールドにしっくりハマって、参った。

義時と義村の最後の盃で、義村がああもう死ぬ〜とジタバタしてたくせに、毒が入ってないとわかるとケロッとなるの、やりすぎじゃないかと笑った〜。そのあと時房が義時の部屋からくすねてきたやつ飲んで具合悪くなった時はどうなるかと思ったけど、うがいしたくらいで大丈夫だったのかな。ところであのきのこの話ってたぶん元々下ネタですよね。義時が気づかなくて女子はきのこを食べるのが好きだと思ってたんでしょう。あまりにも気づかなそうだから言って、ほらやっぱり、なシーンだと思ったんだけど、ちがう?

いやー、良いもの見ました。豪華俳優陣で。

家康はどうするのかな。サラッと次回作のことを絡めるのも良かったです。

満足。



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