2014/03/09

ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 1860-1900

三菱一号館美術館へ、「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 1860-1900」を観に行きました。
素敵な建物、そして中庭もとってもキレイ!


今回の展示は、私の大好きなロセッティやビアズリーがきているのでワクワク!
新たな様式を用いだすことによって反発を食らうというのはいつの時代も変わらないのですねえ。
唯美主義の絵画は、「別に意味はないけどキレイだから。」みたいな主旨と解釈していいのかなあ。けどプロセルピナだって(今回はなかったけど)サロメだって、主題があると思うんだけどなあ。

ビアズリーのデカダンワールドはもう本当に素晴らしいと思います。
白と黒だけでなめらかな曲線で無駄を完全に排除した線と面で描く世界観はいつまでも眺めていられます。
図録などにはビアズリーのもっともっとなまめかしくグロテスクが膨大に。なんて美しい。夭折が惜しまれる…
エログロは得意ではないのですが、ビアズリーのはいつまでも見ていたいくらい好きなんです。


買おうかしら…

私はクリムトなども好むので、こういうかんじのが好きみたいです。
漫画みたい。と言う人もいますが、技巧が漫画とは違うだよ!!漫画を否定はしないけど!!
今まで知らなかった作品や作家に触れ、この時代の絵画や文学のことをもっと学びたいと感じました。


唯、美しく。
うんうん。
主題のある絵もよいけど、部屋に飾りたいのはこういうどどーんと美しいもの。

ヨカナーンとサロメの絵が大好きで。
見られてとっても嬉しかったです。
好きなのはこれ←クリックで別サイトへ
だけど、売店の絵はがきには多分いちばん有名な生首になったヨカナーンとサロメのだけでした。クリアファイルとかは他のもあったけど、飾りたかったし…
とりあえず首のを買いました。


生首の絵を部屋に飾るのもなあ…と思いつつ、ミレーのオフィーリアのマグネットを冷蔵庫に貼ってる私です。
あれは死亡前?死亡後?
いずれにせよ死とつながるわけなのですが。好きなのでまあいいか。。。絵はがきを誰かに送るのは控えてます。。オフィーリアいま日本に来てるから見に行かなきゃ!!

絵はがき3枚購入。ビアズリーはとりあえずあるのを買うと決めていたので購入。
額入りは高すぎてとても買えませんでした。。。
さて、生首ヨカナーンの絵はがき、どこに飾ろう…好きだからどこかに飾りたい…

上の写真、上段右側のはウォルター・クレイン「奥方の部屋」
下段のほのぼのした母子のはフレデリック・レイトン「母と子(さくらんぼ)」
これは心から癒される作品です。
子供がお母さんの口元にさくらんぼを差し出してて、お母さんはけだるそうだけど満ち足りた優しい幸福そうな顔をして眼を伏せて唇をすこーし開いてる。
なんて美しいんでしょう…お気に入りに追加です。


美術鑑賞のあとは、歌舞伎座横にあるナイルレストランというインド料理屋さんでカレーを食べました。
今調べたんですけど、ナイルっていうのはナイル川じゃなくて、創業者の名前だそうです。
今は二代目の方が継いでいるそうです。
日本で初めてできたインド料理屋さんなのだそうです。
下の写真の奥に写ってるのはオススメランチのムルギーランチ。
ほろほろになった骨付き鶏肉をテーブルで骨を外してくれます。
マッシュポテトとかいろいろ入ってて、サフランライスと混ぜまくっていただく。
おいしかったです!
私が頼んだのはマトンカレー。
お肉とジャガイモがごろごろサイズで入ってました!
スパイシーなんだけど、ラッシーと一緒にいただいたからか、食後に辛さをひきずらない味でした!


まんぷくまんぷく。

そのあとは、伊東屋さんに行って、いろんな素敵文具を見てウキウキしてきました。
充実の一日でした!

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