2019/04/30

『頑力屋 ららぽーとTOKYO-BAY店』で、肉そばを食べた。

ある日。
なんかくたびれて、出先からこのまんま直帰したらそのままベッドに転がってしまいそう、それではいかん!!
と思い、ついでもあった、ららぽーとで何か食べようと思い。
なんだかこんなにヘトヘトな時にちゃんとしたレストランに行く気力もないというか。
バカ高くもないけど1人で行くには安くもないところで食べたいものがない。
そういう時こそフードコート。
安定のリンガーハットか?
と思ってたら、『頑力屋 ららぽーとTOKYO-BAY店』発見。
そもそもとんこつラーメン屋さんらしいのですが、「肉そば」というのがあり。
チャーシュー的なものがドカドカ乗ってるのかと思いきや、超レアローストビーフの超薄切り的なのが乗ってるタイプみたいで、なんとなく注文してしまいました。


白いこの手のお皿に盛るのに、丼のふちの飛び散りは拭ってくれないのね。
ま、フードコートだしね。

出だしのビジュアルからして残念ポイントはありましたが、美味しかったです。
ほぼ生なお肉なんだけど、赤身がほとんどだし薄切りなのでパクパク食べちゃいました。
他のラーメン屋にはない具材なので、印象深くなりました。
スープは最近よくある濃厚こってりではなく。
濃厚系もあるようですが、これはまあまあの濃度でした。

おこさまメニューもあったんだっけな。
私の前に並んでたのがお母さんと娘さんで。
娘さんはおもちゃを選べて。
なんかいろいろあってお母さんがせっせと娘に聞いてたんだけど、娘は水筒が欲しかったみたい。
見本で置いてあるのが青だったか黄色だったかで。
お母さんが
「他の色ないですか?赤とかピンクとか。」
と尋ね。
その時担当していた店員さんはアジア圏の外国人の方で、その方が上司の人に聞いたら箱からロット単位で数種類出してきました。
いろんな色。
あらま!
娘ちゃんもお母さんも大喜びしながら水筒を受け取ってトレーを持って席に向かって行きました。

とっても親切なお店でした。
荒さの中にもある意味での丁寧さも確実に持っているかんじ。

フードコートって、幸せな家族たちとか、なかよし学生たちとか、若いカップルとか、幸せのおすそ分けをもらえるので好きです。
私にはなかったから。
今後もないからね。
特に幸せ家族なんてね。

よく言われるんだけど、私はそんな幸せ者だらけの場所で1人で食事するのは、なんにも寂しくないのです。
家族と過ごす幸せを知らないからって他人の幸せをひがんでたら、疲れるじゃん。
みんなはこんなに幸せに家族との時間を過ごして大人になったのかぁ。
そりゃ、家族大好きになっちゃうよね。
私が家族大好きになれるわけが、な、い!!

家族がいるだけ幸せ。って言う人もいますけどね。

そうでもないんだぜ〜。

わたし、結構幼い頃から、孤児院に入りたかったんです。
でも孤児じゃないから無理なのは即刻わかってた。

喘息が酷かったから、サナトリウムは行き過ぎだとしても、病児向けの、院内学校があるところに長期入院したかった。
親元にいたくなかったから。
たぶん、医者は親に話してたと思う。

母に言われたことがあるの。

「精神病院に連れて行けって言われたの。」

おう、今すぐ連れてけ、そして長期入院させてくれ。
あんたと顔を合わせない生活をしたい!!!

と、心の底から思ってた。
私は思ってることはなんでも言っちゃう子だったけど、さすがに言いづらいこともあった。
そんなこと言ったら虐待が酷くなるだろうから。

「うちの子がき●がいなんてことになったらお母さん生きていけない。」

いや、私があなたのおかげで死にたいんですけど。死ぬ前にもっと普通の幸せ感じたいから、もう私なんかとっとと捨てちゃってください。

と、四六時中思っていました。
家出も何度も考えたけど、喘息が酷かったのですぐ野たれ死にそうで、すぐ諦めた。
警察に駆け込むことも何十回も考えたけど、どうせ連れ戻されて殴る蹴る、「この恥さらし今すぐ死ね!」を一日中言われることになるだろうと思うとできなかった。
喘息なかったら絶対家出してたな。

そんな悩みなんか想像もしないであろう幸せな家族の様子を見られるフードコート、好きなんです。


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