そろそろさあ。というのもあり、フリー仲間3人で忘年会をしてきました。
中年独身と、既婚中年子なしでキャッキャキャッキャ。私は遅いお歳暮というか早いお年賀でリンツのリンドールのギフトパックを渡しました。この2人には仕事復帰に際して多大なご協力をいただいた上で今があるので、頭が上がりません。
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これカウントどうやってとってるんでしょう。。。
サビのところでも鼻歌で歌えって言われても歌えません。
音階の移動も覚えられません。
そんな曲でプロたちがリハーサルの段取り無視して本番フリーダムに遊び始めちゃったらもうわたしたち「これなにー!」と直感でなんとかするしかありません。
ジャズの方々はたぶん照明演出なんてどうでもいいんでしょうけども、PAさんの心の叫びが沈黙したままのインカムから伝わってくる…(PAさんは本番中基本的にインカムしてません。耳塞いじゃったらPAできませんから)
まあこちらの混乱は置いといて、楽しいんだろうなあ、自由自在に楽器操れてアドリブで遊びまくったり掛け合いしたりって。
リハーサルの時は普段着姿のほぼおじ(い)さんな時の演奏者さんは普通におじ(い)さんなんですけど、本番で蝶ネクタイしたり髪をセットしたおじ(い)さんたちがソロですんごい技術を披露したりすると、惚れそうになりますよね。このおじさんが楽器背負って電車にいたら、あー管楽器が趣味なおじさんなんだなー、楽器邪魔だなー、しょうがないかー、趣味があるのは良いことだ!なんて思うこともありましたが、実はすんごい演奏技術を持ったおじさんなのかもしれないと気づいてしまいました〜。
私ホントに音楽の素養が無さすぎて楽譜はもちろん読めないし複雑なリズムとかわかんなくて、なんとなくこなして生きてきました。もう、この勢いのまま引退までなんとかするか〜。
アレンジ違いってホントに別物みたいになるので、経験が生かされないしさー。
けどカッコいいよね〜。何やるんだか読めずに大変な時もあるけど嫌いじゃないんだあ。
今月初旬のことですが、映画「すずめの戸締まり」を見に行きました。
映画『すずめの戸締まり』公式サイト
聖悠紀さんが10月30日に亡くなっていたと知って、忙しさの中悲しみに暮れています。
小学生の時に劇場版アニメのCMを見て、見たい見たいと言っていたら映画館に連れてってもらいました。
親に映画に連れてってもらった記憶はこれっきりです。。。
妹は母と一緒にドラえもんを見に行って(4歳違うので妹は当時たぶん幼稚園児だったから、超人ロックは分からんだろうな)私は父と見に行って。
「魔女の世紀(ミレニアム)」は今思うと設定とかがそれほど難しくないので小学生の私でもすんなり面白かったです。ただ黄緑色の髪のアップに目が痛くなりました。
Kindle Unlimitedで魔女の世紀読めますよ!!
連載誌がどれなのかよくわからないし単行本を本屋で見つけるのも難しかったし今現在何を連載中で何が単行本になったのかもインターネットがない時代には調べるのが難しくて、見つけて、お小遣いが足りたら買い溜めていました。
連載順が時系列ではないので混乱する時もありますが、中学生の時にポーの一族に出会って、時系列に進行しない創作方法があるのかー!と、私の二大推し漫画家さんです。
物語によっては科学テクノロジーの理論とか設定が難しくてよくわからないのもありますが、そこはなんとなくで。
魔女の世紀の次くらいにに印象に残っているのはプリムラかな。ネタバレになりますが、拗らせちゃった少女プリムラを赤ちゃんにしてしまい、女性化したロックと思われる人が抱っこして「プリムラよ。」で終わるんです。これはもう、ポーの一族でのリデル森の中のように、女性になったロックがプリムラを育てていく過程を読みたかった!読みたかったよう!!
ロックは一度だけ結婚してて、風の抱擁シリーズがそれで、結構長いです。
ヒロインはミラといいますが、それほど可愛くない…。ブスじゃないけど…。そして性格が可愛いとかも特にない…。すごい能力を持っているけど、ロックが結婚するほど好きになったポイントがわからない…。ところでコーディリアのことはどれくらい好きだったのかな…。
出版社があっちこっちだったり廃版になってたりで、全巻網羅はできてないんですけども、Kindleで入手できるものは少しずつ集めて、設定とかよくわかんなかったところは再読再再読して楽しんでるところでした。
寂しいなあ。
はやく生まれ変わって、絵が描けるまで成長して、続きを描いてほしいです。
ホントに寂しいです。
なんかわたし、ドラマって何週分かまとめて見ないと内容が頭に入ってこないところがあって、今回も録画して溜め込んでいたのを7日くらいかけて一気に最終回まで見ました。
たぶん、大河ドラマの場合、登場人物の顔と名前がわかんなくなってるんだと思います。
義時だったりコシロウだったりするじゃないですか。
時房は異母弟で泰時は息子だけど中の人同世代じゃないですかたぶん。
時房がゴロウで泰時がタロウじゃないですか。
タロウっていきなりでっかくなったじゃないですか。成長著しすぎる。
おじさんたち出家すると頭も衣装も変わるし。
女性陣が誰の妻かよくわかんなくなるし。
さらっと死んじゃったりするし。
あの時死んだの誰だっけ、なんで死んだんだっけ。
というテイなので、やっとこさ。
やっぱり三谷さんはすごいなあ。全体をまるっと自分のものにしきってる感じがすごい。映画の清須会議を見た時も思った。史実に残ってないところは作っちゃえという。そして豪華な俳優陣。シルビアグラブをそう使う!やまちゃんをそう使う!そんなに山本耕史を脱がせたいのか!「何故か脱いでる義村」って台本のト書って!
テンポも良かったなあ。クライマックスに入ってポンポン殺されたり流罪になったり、びっくりしたのが実衣が謀を始めて捕まって幽閉されて政子の機転で許されるまでのテンポ。役者たちも良いし、間違えて覚えてる歌を泣きながら歌って、悲しみに満ちた感動のシーンなのに長澤まさみのツッコミナレーションで崩すし。もう、ずるい。
最終回の翌日はネットが大騒ぎだったのでなるべく情報を入れないようにしておきました。
呆然としました。
ああいう時代は、親でも兄弟でもポンポン殺すんだなあと常々思っていました。政子の行動はそれプラス慈愛に満ちていて、なんとも不思議な感じがしました。弟が、サラッと、政子の息子を殺したことを漏らしてしまう。このうっかりがなかったら、政子は義時に薬を渡していただろうか?自分が死に至らしめたのに嗚咽の声がスタッフロールにかぶって終わりって、参った。
ああそうそう、菊地凛子が登場した時も驚きました。なんて贅沢な。こりゃ普通の妻役じゃないな。と思ってはいたけどやっぱり。おそろしい。。良き妻を演じている時と実際の顔の表情の違いの切り替えがすんごい。「ばれちゃった。」って時代劇らしからぬセリフが三谷さんらしく、またその三谷ワールドにしっくりハマって、参った。
義時と義村の最後の盃で、義村がああもう死ぬ〜とジタバタしてたくせに、毒が入ってないとわかるとケロッとなるの、やりすぎじゃないかと笑った〜。そのあと時房が義時の部屋からくすねてきたやつ飲んで具合悪くなった時はどうなるかと思ったけど、うがいしたくらいで大丈夫だったのかな。ところであのきのこの話ってたぶん元々下ネタですよね。義時が気づかなくて女子はきのこを食べるのが好きだと思ってたんでしょう。あまりにも気づかなそうだから言って、ほらやっぱり、なシーンだと思ったんだけど、ちがう?
いやー、良いもの見ました。豪華俳優陣で。
家康はどうするのかな。サラッと次回作のことを絡めるのも良かったです。
満足。