2024/04/07

映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』を観てきた。

3月に1回もブログ更新しなかった〜!

なんか春ってメンタルがダメなんです。PTSDがあるので漢方を出してもらって飲んだり、PTSDのせいなのか更年期の症状なのかやたらとイライラしてそっち用の漢方も飲んで、ぐるぐるしてました。3月後半からちょっと落ち着いてきて、今日は仕事の本番中なんですけど、あと4時間ちょっと居るだけなので、帳簿つけたり遊んだりボーッとしたりして、しばしブログタイム。




表題の『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』はジョニー・デップが出るとチラシで知り、これは観なくては。と行ってきました。TOHOシネマズで観たんですけど、内容のせいか、どこでも上演してるわけではなかったので、よく行ってる近所のところではなく日本橋に行ってきました。

私の世代だとデュ・バリー夫人といえばベルばらでアントワネットに不快な思いをさせていたあの方ということでよく知られていると思います。こちら、フランス映画で、主演のマイウェンさんが監督も脚本もやったんですね。ジャンヌはすごい美女という設定?史実?の割には出っ歯気味でどうなのかしらと少し思ったけどまあそういうことならば。フランス映画に、国王の役にアメリカ人のジョニー・デップを起用するって、フランス人ってそういう感じでしたっけ、知らんけど。で、ジョニー・デップはフランス語を話していました!フランス語わからないので上手いのかどうなのかわかりませんけど、そんなにペラペラ喋る役でもないし私は気になりませんでした。なんでも以前の奥さんがフランス出身だからフランス語にはそれほど抵抗はなかったと何かのインタビューで話していたそうです。セリフは少なくても、さすが、海賊にでもチョコレート工場の不思議な人にでも殺人鬼にでも何にでもなれる素晴らしい俳優さんです。ジャンヌを気に入る感じとか、身支度をお付きの人たちに何もかもされながら目をキョロっとさせて、口角が下がり気味のあの顔が好きなんです。大好きなんです。プロポーズしたいんですけど連絡先知らないんです。アメリカの映画会社にお手紙書いたら届けてくれるかしら。はい、アホを綴るのはこれくらいにしましょう。

ドレスなどを製作したのはシャネルだそうです。ドレスやかつらひとつだけでもじっくり何分も見ていられそうなくらい綺麗でした〜!コルセットとか、スカートをふくらましてる骨組みみたいなのはシャネルが作ってるなら実際あの時代に使われていたものを再現しているのではないかしら。

ドラマとして面白いかというとまあ知られてるところをなぞっているのでそれほど特筆するところはないと感じましたが、美しいだけではない、のし上がってやるーという強い女の描写や、王の前から退室する時は王に背を向けず小刻みに後退りするというのがコメディのような見せ方になっていて楽しかったり、あれこれ走り回る従者たちも愛すべき登場人物でした。マリー・アントワネット役の俳優さん、ものっすごく可愛くて、本当にお人形さんが生きて動いてるみたいで、どんな顔しても可愛かった!その夫はベルばらではなんかどんくさくて面白みのない人物のように描かれていましたが、この映画ではすごいイケメン!!主演兼監督のマイウェンさんの息子さんらしいですね。

女性が監督をしてベルサイユ宮殿で撮影した映画といえばソフィア・コッポラのマリー・アントワネットを思い出します。キルスティン・ダンスト好きですが、お姫様顔じゃないんだよなー、ソフィア・コッポラとは相性いい気はするなー。と思ったことを思い出しました。ソフィア・コッポラの色彩は蜷川実花に近いものを感じます。今回の映画の色彩感は全く別の角度からのカラフルさとゴージャスさでした。

これはオンデマンドで配信が始まったらまた見ると思います。本当に綺麗だった!


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