2015/02/25

メンタル#10…高校生時のこと

メンタル#1…幼少期のこと
メンタル#2…幼少期〜小学生時のこと
メンタル#3…小学生時のこと
メンタル#4…小学生時のこと
メンタル#5…小学生〜中学生時のこと
メンタル#6…中学生時のこと
メンタル#7…中学生時のこと
メンタル#8…中学生時のこと

の、続きです。

高校のときの精神状態は、本当に、無茶苦茶でした。

同級生達のほとんどは、はつらつとした健康的な家庭で、愛されて、大切にされて、情操教育をたっぷり受けて、すこやかに賢く美しく育ってきた子達がたくさんいました。
文武両道、部活動でも良い成績をおさめ、成績優秀。

私ときたら…

家に閉じ込められ、殴られ、罵詈雑言を浴び、養ってやってるんだから家賃を払えと言われ、じゃあバイトすると言うと「あんたみたいな恥さらしな子供を他所様に見せられない!」と罵倒され、お友達との外食外泊禁止、いきなり「死ね!」と叫んで部屋の中に突進してきて殴られ、「出ていけ!」と冬の寒空の夜中コートも着ないで家から押し出され(靴はなんとか蹴り出して確保)近くの公園の滑り台に座って、

「今日は隣の駅のお友達の家でお泊まり会やってるんだよな〜。呼ばれたけど親に許してもらえなかったの。家の恥を他所様の家に泊めさせるなんてできない。って。歩いてあそこまで行けるかなあ。途中の畑だらけのところ、どう歩けばあっち側に行けるのかなあ。お財布も何にも持ってないから電車に乗れないしなあ。どこかの交番に行って保護してもらおうかなあ。でも高校生だしなあ。カッコわるいなあ。それともこのまんま繁華街にいってブラブラして補導されちゃおっかなあ。でもその後きっと殴る蹴る死ねが激しくなるだけだなあ。」

と、本気で考えました。

1時間くらい寒さに耐えて、うんざりして家に戻ってみたら鍵が開いてました。
こっそり部屋に戻ってベッドに潜りました。

翌朝母が私の帰宅に気付いて

「どこに行ってたの?いくら待っても戻ってこないんだもの、心配したわよ。」

どの口が言うか。


本当に家にいるのが嫌で嫌で、勉強してても邪魔してくるし、母は専業主婦なんだから買い物くらい自分で行けばいいのにあれ買ってきて〜とかうるさいし、本気で拒否るとわーわー泣き、父も一緒になって私を責める。
ほんとに予習とかもっと根詰めてやらないと成績本気でやばいのに、なんでこの人たち邪魔するの〜!!ぎゃあああ。
と、もう、予習も復習も進まず理解も進まず、イライラは治まらず、無茶苦茶。
朝起きたら母が珍しく起きてきて、何か勝手に怒り狂ってる。
いつも通り勝手にお弁当詰めてたら、母の聖域の台所を私が使ってるのが気に食わないらしく更に怒り狂う。
「そんなに弁当作ってほしいならそれなりのことしろ!!」
と叫ばれるんだけど、全然意味が分からない。

とにかく台所から追い出されるので、詰めてる途中のお弁当箱を置いたまま、もう今日はコンビニで何か買おう。またお小遣いがなくなっちゃうなあ。
と支度を進めてると

「作ってやったぞ!文句あんのか!少しは感謝しろ!!」

と弁当箱を投げよこしてくる。

なんなの?
なんなのこのひと??

そんなお弁当食べたくないので、玄関に放置して学校に行きました。

帰宅すると
「お弁当持っていかなかったの?せっかく作ったのにぃ〜。」

なんだこいつ。

「私が自分で詰めてたのに横から入ってきて罵詈雑言叫びながら作った弁当なんか食べたくねえよ。」

と、言いました。
その後の母の反応は覚えていません。


のちに医師に言われたことですが、私が演劇とかそういった非現実の物語とかの中で生きたいと思ってそういう進路を選んだのは、耐え難い現実から逃避するため無意識のうちに逃げ込んだということかもしれない。そうです。
なるほどな〜。

演劇部は楽しかったです。
大会とかではブロック大会でさくっと敗退が毎回の結果でしたが、女子校というハンデもあり、顧問が指導するタイプの部活ではなく部員が自分たちで考えてあーでもないこーでもない。と、文化祭や新入生歓迎会などの校内発表会をメインに作っていました。
うちの高校には別にミュージカル部と英語劇部があったので、それらとは明確な違いが出るように注意していました。

私は全身刺だらけだったので、何かと口論になり、未だに友人達には「Namiと○○のバトルがすごかったよねえ〜。どっちも正論なんだけどさあ〜、どっちも譲らないのあれホント毎回今思えば面白いよねえ〜」と言われます。
お互い喧嘩してたつもりではないのですが…私の言葉が刺だらけだったのは認めます…

だって、刺でも生えさせなきゃ自分を守れなかったのですから。

続きます。



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