2015/02/13

メンタル#7…中学生時のこと

メンタル#1…幼少期のこと
メンタル#2…幼少期〜小学生時のこと
メンタル#3…小学生時のこと
メンタル#4…小学生時のこと
メンタル#5…小学生〜中学生時のこと
メンタル#6…中学生時のこと

の、続きです。


最早ただの言訳ですが、家で罵倒され殴られ蹴られでしたので、私は学校ではいい子と同時に刺だらけでした。
そんなことわざわざ言わなくてもいいのに。という残酷な事実をズケズケ言ってました。
自分では普段普通に過ごしたいだけなのに、何をしても罵詈雑言を浴び、人格と存在を否定され、不要なものを押し付けられ、大切なものを破き棄てられ、誠意を踏みつぶされ、ボロボロにされていた私には、遠慮とか思いやりとか優しさとかがありませんでした。
たぶん私の発言のせいでしばらく学校に来られなくなった子が…いましたが…違うクラスになったらちゃんと登校していたので、少しホッとしました。
『考えてることは正直に発言しよう。』
の、<正直>の加減が私には分からなかったのです。

勉強はだんだんと、数学が特に分からなくなってきました。
塾には行ってましたが、勉強の仕方が分からなくなってきました。
それまでは、教科書を読んで、すんなりと理解できていたことがほとんどだったのですが、数式を見ても答えの解説を読んでも全く意味が分からなくなってきました。
塾の授業を聞いても、何故それがそうなるのか全然分かりませんでした…

学校の授業のことはあまり覚えていませんが、放送委員をやっていたときの幸せな時間を今でも忘れません。
交代で、朝の放送と帰りの放送をするのですが、帰りの放送は、部活をやってなかった私は放送を流す時間まで、職員室の横にある放送室でぼんやりと時間が来るのを待っていました。
窓から、校庭で運動部が練習をしているのが見えます。
サッカー部でキーパー練習をしている1人は、私が傷つけた子。
元気に部活動やってて良かった。ごめんね。
そしてYくん。
誰にも邪魔されず堂々とこうして見ていられるのは幸せだなあ〜。。
と過ごしていて、放送を流す時間を間違えたことがあります。多分。

告白とか、全く考えてませんでした。
だって無理だもの。
自分で自分の異常さを持て余しているのに、どうしろと。
好きだと言いながら、私が知ってる言葉は人を傷つけるものだけだから。
みんなみたいに、優しくなれないし(優しさを知らない)素直になれないし(素直ってどういうことなのかわからない)万が一両想いとかになっても、私はアタマがおかしいから、迷惑をかけるだけ。
だから、なんにも言いませんでした。
何もしませんでした。


奇跡的にグレなかった極悪な環境のなか、中学校生活を生き抜けたのは、Yくんのおかげでした。何にも会話してないけど…

ある時から私は毎週決まった曜日に通院のため学校を遅刻していました。
病院に行く時間まで、部屋の窓の外を見ていると、Yくんがうちのそばを通って学校に行くのです。
Y君がこっちを見てくれた。
という妄想で幸せな気持ちになりながら病院に行きます。
休み時間のタイミングで学校に着くと、Yくんのクラスは次の授業が体育のため、昇降口にきます。
そこでまたすれ違うのも、小さな幸せ。

こうして実体のない幸福感を抱いて苦痛から気持ちだけでも逃れるようになり、私の乖離はますます進んで行ったのだと思います。


乖離…
ずっとのちに精神カウンセリングを受けて教えてもらったのですが、幼少期から私はしばしば、自分の肉体とはズレたところに自分の精神があって、自分のことを後方やや上部から見下ろす感覚になっていました。
また、自分の体がどこにあるのかよく分からなくなって、皮膚に爪を立てたり、つねったり、叩いたりしていました。
今でもたまになります。

カウンセリングを受けている時に出会った本です。
自分のそういう状態は、研究されていることなんだなあ。と、感心しました。おかしな話ですが。
どうして、中身だけボロボロに壊れて、社会的立場を崩壊させず健常者のふりしてここまで生き抜いてしまったのか、わかりません。

 解離性障害―「うしろに誰かいる」の精神病理 (ちくま新書)


思い出しました。
もうひとつ、受けていた虐待。
原因不明の病気が続いたので、入浴しても、シャンプーを禁止されました。
疲れるからと。母が禁止しました。
年頃の女の子なのに、髪の毛がベタベタになって気持ち悪くてしょうがないので朝洗面所で無理矢理髪を洗っていると、当然、怒られました。
どうして分かってもらえないんだろう。女同士なのに。
医師にボヤいたら、スッキリした方がいいんだからシャンプーくらいしなさい。と言われました。
あたりまえー。
そしたら、数日に一度、母の行きつけの美容院でシャンプーだけしてもらいに行くという贅沢なことを暫くしていました。
わざわざ美容院に行くより自分で洗った方が楽なんですけど…
ホントに、娘のココロを理解する気のない親でした。

続きます。


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