2015/06/02

鎌倉散歩その3 建長寺

鎌倉散歩その2 明月院 の続きです。

の続きです。

明月院から歩いてちょっと。
建長寺は、臨済宗建長寺派の大本山。
鎌倉五山の第一位だそうです。

…と言っても、不勉強で、何のことやらホニャララ…な私でゴメンナサイ。
すぐ隣に鎌倉学園という男子校があります。
ここは堺正章さんや桑田圭祐さんの出身校だそうです。
下の写真は、お寺の正門かと思いきや、この向こうはまだ駐車場で、大型バスなどが駐車されていました。


下の写真が、総門です。
「こふくざん」と読むそうです。
「巨」の字に不思議な「点」がありますが、通りかかったときお客さんにガイドをしていた旅行会社の方っぽい人の話によると、この字を書いた人が勢い余っていらない点とつけちゃったんだけど、「これ、いいんじゃね!?」って感じで採用になって今に至るとか。
盗み聞きはとても勉強になるのです。


下の写真は「唐門」。
「唐国式」というわけではなく、屋根の形が「唐破風」だからこう呼ぶのだそうです。
芝の増上寺のあたりから移築して、関東大震災以降大修理を続けていて、2011年にやっと修復を終えたそうです。
すごい迫力です。


唐門を、裏側というか内側から見るとこんなかんじです。
すごいきんきんきらきら。。

写真には撮らなかったのですが、ここから方丈までの玉砂利かな?を敷き詰めた空間に、現代アートなオブジェが置かれていまして…
歴史的文化財と現代アートの共演はあるべきだとは思うのですが、これほどの歴史的観光地にこういう一般人にはよくわからない現代アートを混ぜ込むと、外国人観光客はもちろん、歴史や文化やアートに疎い日本人観光客でも混乱すると思うので、止した方がいいと思うんだけどなあ…
たぶんうちの母みたいなタイプだと「なんでそんな展示するの?何が何だかわかるわけないじゃない!何が歴史的で何が現代かなんて分からないわよ!もう帰る!」と言うと思います…。すっげーめんどくさいけど本当にこうなんです…。


下の写真は、手前が「釈迦苦行像」奥が「千手観音像」です。
ここにも現代アートがいろいろ展示されていまして、外国人を主とした観光客が熱心に、よくわからない現代アートの写真を撮っていて、何だかちょっと微妙な気分になりました。
この釈迦苦行像も、愛知万博のために制作されたものを、パキスタンがくれたんだそうです。


現代アートを批判する気は全く無いのですが、ちょっと、混ぜすぎではなかろうか…。

不勉強すぎて追いつかなくなったので見に行かなかったのですが、半僧坊というところには天狗の像があったり、神通力を持っていた方の縁の場所らしいです。
私は今まで禅宗のお寺にご縁がなかったからか、そういった類のお社と言いますか、史跡について無知すぎました。
復習と予習をして改めて拝観したいと思います。

自分のためのお土産に、鎌倉ビール♪


建長寺から鶴岡八幡宮まで歩いてざっくり見学しました。
鶴岡八幡宮には何度も行っているのですが、いまだ不勉強で見ていない場所もあるので、鎌倉時代について改めて学習してからこちらもまた拝観に来たいと思っています。

以上、鎌倉お散歩報告でした♪


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2015/05/29

鎌倉散歩その2 明月院

鎌倉散歩その1 円覚寺 の続きです。

ちょっと歩いたらすぐ明月院がありました。
あじさい寺とも呼ばれて、6月の話題によくのぼりますね。
こんなに駅から近くにあったとは。車でないと行きにくいところにあると思い込んでいたら、逆に車で来たら停めるところがありません。

明月院に行くまでの道にもあじさいがたくさん。
満開になったらさぞ見事でしょうね…


明月院は上杉憲方氏によって創立された、臨済宗建長寺派の「禅興寺」というお寺の塔頭だったのだけど、のちに禅興寺が廃れて明月院が残ったのだそうです。


入口。
拝観料は300円。奥の方に菖蒲園があるのですが、花菖蒲の季節の6月と、紅葉の季節の12月以外は非公開で、公開時はそのエリアに行くのに更に500円かかるんだそうです。
あじさいは、開いてるのでもまだこの程度。



がくあじさいは、頑張ってるのでこのくらい(笑)。
がくあじさいって、子供の頃は、変な花〜。と思ってたけど、最近は普通のあじさいより好きかも。
特に白いがくあじさいの清らかさが好きです。


あじさい以外にもたくさんの草花が見られます。
ひとつひとつゆっくり見て楽しもうと思えば、ここだけで一日過ごせそうです。
花を見て、ちょっと休んで、樹を見て、ちょっと休んで、太陽の位置が変わった頃また見て…

草花が沢山なので、虫さんもたくさんいます。


とんぼ?
何とんぼだろう。まだ生まれたばかりかなあ。透き通ってる。
とんぼは怖くないし、そっと近づけば逃げないし、接写しやすいですね。
このあと、まあるい、くまんばちかなあ。蜜を集めるのに急がしそうな蜂がいて、撮りたかったんだけど、ちっともじっとしていないし、やっぱり蜂なのでちょっと怖くて諦めました〜。

あと、蜘蛛の糸だか自分が出してる糸だかでぶらさがって空中浮遊してる何かの幼虫とか、蚊とかいます。蚊に3カ所くらい刺されて痒かった〜。


紅葉もキレイ。
これはずっと赤い種類のかなあ?

こぢんまりとした枯山水。
ちょこちょこ咲いてるつつじが可愛いです。


「明月院やぐら」というのがあって、やぐら?この小屋かなあ?
と思ったらそっちは開山堂で、この、下の写真、岩を掘りぬいた墓室が「明月院やぐら」なのだそうです。ここに、上杉憲方さんのお墓があるらしいです。
国の史跡に指定されているそうです。


時々ふと思うんですけど、何故観光にお墓を見に行くんでしょうね。
ピラミッドもそうですけど。
わたしは幕末モノが好きなので、京都の霊山とか壬生寺とかに行っていろんな人のお墓参りしてきましたけども。
敬う心ゆえかしら…


規模は小さいのですが竹林も見事。
5月ならではの鮮やかな緑なのかもしれません。

トイレの前が花壇になっていまして。
いろいろ奇麗でした。



このあじさい、キレイですよね。
美しいグラデーションで、小ぶりの花びら、というか、萼。




境内には月笑軒というお茶屋さんがあります。
ここでお茶を…したかったのですが、次にも行きたいので後ろ髪引かれながら境内を出ました。

余談ですが、円覚寺も明月院も、このあと行った建長寺も、境内に入るとソフトバンクの電波は入りませんでした!
出て1分くらい経った時にdocomoの携帯がピロピロ鳴りだして。
マナーモードにしてるのに。と思ったら、緊急地震速報でした。
くるか?くるのか?と構えていましたが、私たちには全然わからず。
同じように警報を聞いた人たちが、会社などに電話しまくっていました。
どこかのおじさまは会社かどこかに電話して

「ねえそっち地震あったの!?なんか速報がきたからね。すごい揺れたの??めちゃくちゃ??」

と、ハナから大被害を覚悟しているというか野次馬的というか…けどかなり揺れたらしいことが伝わってきました。
わたしが仕事でよく行く辺りが震源地だったので、FacebookやTwitterで知人たちの近況を確認したところ、みなさん、驚いて怖かったものの無事だったようで、とりあえず安心…

次に建長寺に行きました。
次回で最後。


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2015/05/27

鎌倉散歩その1 円覚寺

鎌倉をお散歩してきました。
鎌倉には幼少時からよく行っていたのですが、考えてみたら、鶴岡八幡宮と材木座しか行ってないことに気付き。
ようやく、北鎌倉からスタートしてお散歩。

北鎌倉の駅からすぐのところに、「円覚寺(えんがくじ)」が、あります。
臨済宗 円覚寺派本山だそうです。
臨済宗は禅宗の宗派です。
考えてみたらわたし、禅宗って、お寺ほとんど見たことないんじゃないかしら。
いろいろ、見たことのなかった建物とか像とかがあって新鮮でした。



「瑞鹿山(ずいろくさん)」という名前は、仏殿開堂のとき、白鹿がたくさん集まってきたからだそうです。


山門の欄間の掘りがなんかすごい。ダイナミックなんだけどしなやか。
この楼上には、十一面観音、十六羅漢像などが安置されているけれど、通常非公開だそうです。
見てみたいなあ。


このお寺のご本尊様。宝冠釈迦如来。
ふおおおお。


ご本尊のある、仏殿の天井。
天井にはやっぱり龍や鳥なのね。


樹齢700年を越えると言われている、柏槙(びゃくしん。イブキともいうらしい。)の樹。
真ん中の赤い柱は、樹医による治療跡だそうです。
すごいなぁ。


「方丈」という建物があって、ふつう方丈というと、狭い居室ですが、禅寺でいう方丈は、法要や坐禅、説教などの際に使われる大広間のようです。
その裏手にある美しい庭園です。
上の写真は、左側を見たところ。


そして上の写真は、右側を見たところです。
5月の緑がとても鮮やかです。
春や秋にはきっとまた違った顔をしているのでしょうね。

ここで旅行ガイドを繰り広げてもしょうがないので、超絶ダイジェストでのご紹介です。
まだまだご紹介すべきところはあるのですが、わたし自身がまわりきれなかったのと、冗長になるならガイドブックのほうが適切なので。次で最後。

下の写真は、国宝「洪鐘(おおがね)」。
この鐘を作るにあたって江ノ島の弁財天様にお祈りしたおかげで、この鐘を作ることができたそうです。
この鐘のすぐそばに江ノ島から招来した弁天様を祀っている「弁天堂」があります。
ここに来るまで結構階段を沢山昇ります。つかれました〜。。


おなかがペコペコになったので、円覚寺のすぐそばの「花鈴」でお昼にしました。


あんまり食べ過ぎると歩くのが大変になるので、さっぱりと稲庭うどんをいただきました。800円です。観光地の小じゃれたお店の割には安いんじゃないかしら。
200円くらい追加したらドリンクとかお団子もつけられるそうです。
すごーく狭いように見えますが、奥が結構広いみたいです。
窓際にカウンター席もあるので、一人でも気軽に寄りやすいですね。



に、続きます。


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2015/05/22

「イタリアは呼んでいる」

「イタリアは呼んでいる」を観てきました。


『イタリアは呼んでいる』公式サイト

英国の俳優、スティーヴとロブが、イタリア美食旅行の取材を依頼され、ミニクーパで5泊6日の旅をするおはなし。
このスティーブとロブは本人役で、セリフのほとんどは彼らのアドリブなのだそうです。
2010年に『スティーヴとロブのグルメトリップ』という映画が作られており、これはその続編らしいです。

美しいイタリアの景色。
美味しそうな食事。
ステキなホテル。

を、紹介する映画ではないので、そこらへんの映し方はサラッとしていますが、おなかがすいてる時に観たらきっと辛いです!
セリフはブリティッシュジョーク満載で、ンン?ンンン??今の笑うところね??って感じがほとんどです。あと、アル・パチーノとかマーロン・ブランドとか名優たちの物まねがとてもたくさん披露されるのですが、わからないのが半分以上だったかも…
昼間はジョークとロマンスとごちそうと観光と、ですが、夜にそれぞれのベッドルームでは家族のことや仕事のことで悩んだり考え込んだりしています。
イタリアを旅行した気分になれるかも!と思って見たらちょっと違うかも…
けど、とてもすがすがしく、愛すべき中年たちのドラマでした。


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デザインフェスタに行ってきた

先週の話ですが、デザインフェスタに行ってきました。
久々の参戦。今回は妹を連れて。

お目当てのお一人。chita*coppeさん。
不思議の国のアリスなど、童話の世界を独特の世界観で表現しています。
アリスの絵としてはジョン・テニエルの絵と同じくらい好きです。


かわいいの〜(^ ^)。

そして、maru-kunさんの写真。


こちらも、はじめてデザフェスに行った時に見つけてからずっと大好きで、行くたびに買っています。妹は最初、『風景写真?カレンダーで充分じゃね?』と思ってたそうですが、夢中になって選んでる私を見てたら、ん、なんか、いいなあ、いいぞ!?と思ったそうで、つられてか、購入していました。
maru-kunさんは購入した写真を撮影した場所のことをお話ししてくださります。ほんとうに世界中をたくさん巡っていらして、今度はロシアに行かれるとのこと、次回がとても楽しみです。

そして、通りすがりに見つけた无域屋のチルさん。


妹がカエルモチーフが好きなので「カエルがあるよ〜」と見に行ったら、こんなステキなフライヤーと名刺をいただいちゃいました。えっ、このカードいただけるんですか!?と聞いちゃいました。
とてもたくさんのイラストがあって、どれもこれも物語を持っていて、色調も趣き深く、私はフライヤーの1枚で満足しちゃったのですが(すみません…)妹はポストカード3枚購入しました。
カエルにもいろいろあるけれど、これは私たちの中ですごいヒット作です。
ネットでTシャツの販売もしているようなので、欲しくて欲しくて悶えてます。どうしよう。

それから、今まで何故見つけなかったのだろう??


これ、台座と鉢以外は全部革でできているのですって!
幹の部分は針金を軸に革粘土というもので作られていて、好きに曲げられるそうです。
デイリーポータルZに、2010年のホビーショーでの体験レポートが掲載されていました。

私たちが行ったのは2日目の夕方だったのもあり、うわ〜。すご〜い。と見ている間にどんどん値下げされてゆき、どんどん買われて行ってしまってきたので慌てて選びました。
500円引きになり、これが2,000円です!
革ですのでもちろん水やり不要。埃が気になったら指で撫でるのがいいんですって。指の油が革に馴染むのだそうです。
壊れたら木工用ボンドでくつければいいそうです。

はー。楽しかったけどクタクタです。
いつからなのか、フードコーナーのテーブルが立食式になっていて、疲れ果てた出展者が眠り込んでてテーブルが使えないなんてことがないので良いです。麻婆丼安くて本格味。美味しかった。妹は鳥なんとか丼をペロッと完食。妹は小食で美食家なので一人前を完食するのは大変なのですが、美味しいとあっという間に食べ尽くします。
「私に完食させるなんて!おいしいぞ!」
おまい何様じゃ。

うーむ。
ステキクリエイターさんを発見する宝探しのような楽しみが良いのですが、まー、バザーレベルというか、なんじゃこりゃなのも半分以上ですが…だからこそステキクリエイターさんが突出して見つけやすいのですが、暗いエリアのつまらなさはなんなんだろか…'80年代あたりのアングラ演劇的なパフォーマンス、ぜんぜん美しくない…それは美男美女がやらないとただの変態なの…とかとか。

11月も行きたいけど、稼ぎ時だからなあ…5月の稼ぎ時を遊んでしまったから、11月は、どうかなあ…行きたいなあ…

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