鎌倉散歩その1 円覚寺 の続きです。
ちょっと歩いたらすぐ明月院がありました。
あじさい寺とも呼ばれて、6月の話題によくのぼりますね。
こんなに駅から近くにあったとは。車でないと行きにくいところにあると思い込んでいたら、逆に車で来たら停めるところがありません。
明月院に行くまでの道にもあじさいがたくさん。
満開になったらさぞ見事でしょうね…
明月院は上杉憲方氏によって創立された、臨済宗建長寺派の「禅興寺」というお寺の塔頭だったのだけど、のちに禅興寺が廃れて明月院が残ったのだそうです。
入口。
拝観料は300円。奥の方に菖蒲園があるのですが、花菖蒲の季節の6月と、紅葉の季節の12月以外は非公開で、公開時はそのエリアに行くのに更に500円かかるんだそうです。
あじさいは、開いてるのでもまだこの程度。
がくあじさいは、頑張ってるのでこのくらい(笑)。
がくあじさいって、子供の頃は、変な花〜。と思ってたけど、最近は普通のあじさいより好きかも。
特に白いがくあじさいの清らかさが好きです。
あじさい以外にもたくさんの草花が見られます。
ひとつひとつゆっくり見て楽しもうと思えば、ここだけで一日過ごせそうです。
花を見て、ちょっと休んで、樹を見て、ちょっと休んで、太陽の位置が変わった頃また見て…
草花が沢山なので、虫さんもたくさんいます。
とんぼ?
何とんぼだろう。まだ生まれたばかりかなあ。透き通ってる。
とんぼは怖くないし、そっと近づけば逃げないし、接写しやすいですね。
このあと、まあるい、くまんばちかなあ。蜜を集めるのに急がしそうな蜂がいて、撮りたかったんだけど、ちっともじっとしていないし、やっぱり蜂なのでちょっと怖くて諦めました〜。
あと、蜘蛛の糸だか自分が出してる糸だかでぶらさがって空中浮遊してる何かの幼虫とか、蚊とかいます。蚊に3カ所くらい刺されて痒かった〜。
紅葉もキレイ。
これはずっと赤い種類のかなあ?
こぢんまりとした枯山水。
ちょこちょこ咲いてるつつじが可愛いです。
「明月院やぐら」というのがあって、やぐら?この小屋かなあ?
と思ったらそっちは開山堂で、この、下の写真、岩を掘りぬいた墓室が「明月院やぐら」なのだそうです。ここに、上杉憲方さんのお墓があるらしいです。
国の史跡に指定されているそうです。
時々ふと思うんですけど、何故観光にお墓を見に行くんでしょうね。
ピラミッドもそうですけど。
わたしは幕末モノが好きなので、京都の霊山とか壬生寺とかに行っていろんな人のお墓参りしてきましたけども。
敬う心ゆえかしら…
規模は小さいのですが竹林も見事。
5月ならではの鮮やかな緑なのかもしれません。
トイレの前が花壇になっていまして。
いろいろ奇麗でした。
このあじさい、キレイですよね。
美しいグラデーションで、小ぶりの花びら、というか、萼。
境内には月笑軒というお茶屋さんがあります。
ここでお茶を…したかったのですが、次にも行きたいので後ろ髪引かれながら境内を出ました。
余談ですが、円覚寺も明月院も、このあと行った建長寺も、境内に入るとソフトバンクの電波は入りませんでした!
出て1分くらい経った時にdocomoの携帯がピロピロ鳴りだして。
マナーモードにしてるのに。と思ったら、緊急地震速報でした。
くるか?くるのか?と構えていましたが、私たちには全然わからず。
同じように警報を聞いた人たちが、会社などに電話しまくっていました。
どこかのおじさまは会社かどこかに電話して
「ねえそっち地震あったの!?なんか速報がきたからね。すごい揺れたの??めちゃくちゃ??」
と、ハナから大被害を覚悟しているというか野次馬的というか…けどかなり揺れたらしいことが伝わってきました。
わたしが仕事でよく行く辺りが震源地だったので、FacebookやTwitterで知人たちの近況を確認したところ、みなさん、驚いて怖かったものの無事だったようで、とりあえず安心…
次に建長寺に行きました。
次回で最後。
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