2015/05/27

鎌倉散歩その1 円覚寺

鎌倉をお散歩してきました。
鎌倉には幼少時からよく行っていたのですが、考えてみたら、鶴岡八幡宮と材木座しか行ってないことに気付き。
ようやく、北鎌倉からスタートしてお散歩。

北鎌倉の駅からすぐのところに、「円覚寺(えんがくじ)」が、あります。
臨済宗 円覚寺派本山だそうです。
臨済宗は禅宗の宗派です。
考えてみたらわたし、禅宗って、お寺ほとんど見たことないんじゃないかしら。
いろいろ、見たことのなかった建物とか像とかがあって新鮮でした。



「瑞鹿山(ずいろくさん)」という名前は、仏殿開堂のとき、白鹿がたくさん集まってきたからだそうです。


山門の欄間の掘りがなんかすごい。ダイナミックなんだけどしなやか。
この楼上には、十一面観音、十六羅漢像などが安置されているけれど、通常非公開だそうです。
見てみたいなあ。


このお寺のご本尊様。宝冠釈迦如来。
ふおおおお。


ご本尊のある、仏殿の天井。
天井にはやっぱり龍や鳥なのね。


樹齢700年を越えると言われている、柏槙(びゃくしん。イブキともいうらしい。)の樹。
真ん中の赤い柱は、樹医による治療跡だそうです。
すごいなぁ。


「方丈」という建物があって、ふつう方丈というと、狭い居室ですが、禅寺でいう方丈は、法要や坐禅、説教などの際に使われる大広間のようです。
その裏手にある美しい庭園です。
上の写真は、左側を見たところ。


そして上の写真は、右側を見たところです。
5月の緑がとても鮮やかです。
春や秋にはきっとまた違った顔をしているのでしょうね。

ここで旅行ガイドを繰り広げてもしょうがないので、超絶ダイジェストでのご紹介です。
まだまだご紹介すべきところはあるのですが、わたし自身がまわりきれなかったのと、冗長になるならガイドブックのほうが適切なので。次で最後。

下の写真は、国宝「洪鐘(おおがね)」。
この鐘を作るにあたって江ノ島の弁財天様にお祈りしたおかげで、この鐘を作ることができたそうです。
この鐘のすぐそばに江ノ島から招来した弁天様を祀っている「弁天堂」があります。
ここに来るまで結構階段を沢山昇ります。つかれました〜。。


おなかがペコペコになったので、円覚寺のすぐそばの「花鈴」でお昼にしました。


あんまり食べ過ぎると歩くのが大変になるので、さっぱりと稲庭うどんをいただきました。800円です。観光地の小じゃれたお店の割には安いんじゃないかしら。
200円くらい追加したらドリンクとかお団子もつけられるそうです。
すごーく狭いように見えますが、奥が結構広いみたいです。
窓際にカウンター席もあるので、一人でも気軽に寄りやすいですね。



に、続きます。


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2015/05/22

「イタリアは呼んでいる」

「イタリアは呼んでいる」を観てきました。


『イタリアは呼んでいる』公式サイト

英国の俳優、スティーヴとロブが、イタリア美食旅行の取材を依頼され、ミニクーパで5泊6日の旅をするおはなし。
このスティーブとロブは本人役で、セリフのほとんどは彼らのアドリブなのだそうです。
2010年に『スティーヴとロブのグルメトリップ』という映画が作られており、これはその続編らしいです。

美しいイタリアの景色。
美味しそうな食事。
ステキなホテル。

を、紹介する映画ではないので、そこらへんの映し方はサラッとしていますが、おなかがすいてる時に観たらきっと辛いです!
セリフはブリティッシュジョーク満載で、ンン?ンンン??今の笑うところね??って感じがほとんどです。あと、アル・パチーノとかマーロン・ブランドとか名優たちの物まねがとてもたくさん披露されるのですが、わからないのが半分以上だったかも…
昼間はジョークとロマンスとごちそうと観光と、ですが、夜にそれぞれのベッドルームでは家族のことや仕事のことで悩んだり考え込んだりしています。
イタリアを旅行した気分になれるかも!と思って見たらちょっと違うかも…
けど、とてもすがすがしく、愛すべき中年たちのドラマでした。


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デザインフェスタに行ってきた

先週の話ですが、デザインフェスタに行ってきました。
久々の参戦。今回は妹を連れて。

お目当てのお一人。chita*coppeさん。
不思議の国のアリスなど、童話の世界を独特の世界観で表現しています。
アリスの絵としてはジョン・テニエルの絵と同じくらい好きです。


かわいいの〜(^ ^)。

そして、maru-kunさんの写真。


こちらも、はじめてデザフェスに行った時に見つけてからずっと大好きで、行くたびに買っています。妹は最初、『風景写真?カレンダーで充分じゃね?』と思ってたそうですが、夢中になって選んでる私を見てたら、ん、なんか、いいなあ、いいぞ!?と思ったそうで、つられてか、購入していました。
maru-kunさんは購入した写真を撮影した場所のことをお話ししてくださります。ほんとうに世界中をたくさん巡っていらして、今度はロシアに行かれるとのこと、次回がとても楽しみです。

そして、通りすがりに見つけた无域屋のチルさん。


妹がカエルモチーフが好きなので「カエルがあるよ〜」と見に行ったら、こんなステキなフライヤーと名刺をいただいちゃいました。えっ、このカードいただけるんですか!?と聞いちゃいました。
とてもたくさんのイラストがあって、どれもこれも物語を持っていて、色調も趣き深く、私はフライヤーの1枚で満足しちゃったのですが(すみません…)妹はポストカード3枚購入しました。
カエルにもいろいろあるけれど、これは私たちの中ですごいヒット作です。
ネットでTシャツの販売もしているようなので、欲しくて欲しくて悶えてます。どうしよう。

それから、今まで何故見つけなかったのだろう??


これ、台座と鉢以外は全部革でできているのですって!
幹の部分は針金を軸に革粘土というもので作られていて、好きに曲げられるそうです。
デイリーポータルZに、2010年のホビーショーでの体験レポートが掲載されていました。

私たちが行ったのは2日目の夕方だったのもあり、うわ〜。すご〜い。と見ている間にどんどん値下げされてゆき、どんどん買われて行ってしまってきたので慌てて選びました。
500円引きになり、これが2,000円です!
革ですのでもちろん水やり不要。埃が気になったら指で撫でるのがいいんですって。指の油が革に馴染むのだそうです。
壊れたら木工用ボンドでくつければいいそうです。

はー。楽しかったけどクタクタです。
いつからなのか、フードコーナーのテーブルが立食式になっていて、疲れ果てた出展者が眠り込んでてテーブルが使えないなんてことがないので良いです。麻婆丼安くて本格味。美味しかった。妹は鳥なんとか丼をペロッと完食。妹は小食で美食家なので一人前を完食するのは大変なのですが、美味しいとあっという間に食べ尽くします。
「私に完食させるなんて!おいしいぞ!」
おまい何様じゃ。

うーむ。
ステキクリエイターさんを発見する宝探しのような楽しみが良いのですが、まー、バザーレベルというか、なんじゃこりゃなのも半分以上ですが…だからこそステキクリエイターさんが突出して見つけやすいのですが、暗いエリアのつまらなさはなんなんだろか…'80年代あたりのアングラ演劇的なパフォーマンス、ぜんぜん美しくない…それは美男美女がやらないとただの変態なの…とかとか。

11月も行きたいけど、稼ぎ時だからなあ…5月の稼ぎ時を遊んでしまったから、11月は、どうかなあ…行きたいなあ…

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2015/05/12

シムズやめます。。Ingressを始めた。

すっかりご無沙汰してしまいました。
忙しかったわけでもなく。なんとなくサボっていました。

このブログ、シムズの検索でいらしてくれる方がほとんどなのですが、もうシムズやめようと思います。
つまんないんだもの…死なないといけないし、年とらないといけないし、服が仕事着のままになっちゃってるし、全然自由にできない!
また気が向いたら再開するかもしれませんが、とりあえずもう当分やりません。


そのかわりというか、Ingress始めました。
スマホでGPS機能を使って遊ぶワールドワイドな陣取り合戦ゲームです。

iPhone用Ingressをダウンロード → 

Android用Ingressをダウンロード → Android app on Google Play

世界観がかなり独特なので、Wikiの説明とかいろいろ参照ください。
私は仕事柄もあり、あっちこっち出歩くので、なかなか楽しめるのではないかと思ってます。
ただ、時速10km以上で移動してると遊べなくて、ポータルまで50m以内まで近づかないといけないので、すんごいたくさん歩くことになります。
電車に乗りながらポチポチやっても、移動速度が速すぎるのでワープしたことになっちゃうのか、ハックできなくなっちゃったりします。
発見!ニッポン城めぐりは電車移動しながら数km離れててもいけるのですが、Ingressは徒歩で近づかないといけないので、同じ位置ゲーでもだいぶ違う感じです。
ポータルは都内にはものすごくたくさんあって、延々とウロウロし続ければかなり捗りますが、猛烈にバッテリーを食うのと、足が疲れるのと、不審者と思われないように気をつける必要があります。
あと、行動範囲がバレるかもとか、ポータルに近づかないといけない分、人の多いところならともかく郊外の公園とかでそれっぽい人に鉢合わせ。とかの可能性があります。

私はまだLV4で、まだよくわかってないです。
ポータルの多い都心の人、田舎の人、徒党を組んで遊びたい人、一人モクモクとやりたい人、それぞれの楽しみ方があるようなので、とりあえずLV8になるまでいろいろやってみようと思っています。

…今日は風が強いし雨が降りそうだから、出かけようかやめておこうか考えてます…うーん。

 
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2015/04/29

「ディオールと私」

先日、「ディオールと私」を観てきました。


映画「ディオールと私」公式サイト







先日「パリよ、永遠に」を観た渋谷のBunkamuraル・シネマで上演中だったので、気になって行ってきました。
これ、ドキュメンタリーなんです。
2012年。クリスチャン・ディオールの新しいデザイナーに起用されたのは、ジル・サンダーと彼自身の男性ブランドで活躍しているラフ・シモンズでした。
ラフはプレタポルテ(既製服)の経験しかなく、オートクチュールの経験がないにも関わらず、8週間でパリ・コレクションに間に合わせなくてはなりませんでした。
それも、54体も!!

ラフはベルギー出身で、フランス語がまだあまり上手く話せません。
ラフの右腕であるピーターがフランス語に堪能なので、言葉などの問題をフォローしつつ、ラフがかなり無茶を言ったファブリックデザインの要望をアトリエのスタッフがどうにかこうにか再現したり、みんなで手分けして徹夜でビーズ刺繍の手直しをしたり、コレクション会場の装飾もかなり無茶なことを言ってたにもかかわらずラフの希望を叶えるべく東奔西走するスタッフ達。

私はあまり予習しないで観たので、『これはドキュメンタリー仕立てのフィクション作品だったっけ?』と何度も思いました。
だって。ディオールの伝統を長年守ってきた各部門の専門家たちが、オートクチュール経験がない、フランス語で会話しきれないデザイナーが来ただけでもムカつくと思うのに、そんな彼の無茶な要望を叶えるべくガリガリ動いてなんとかしたり、顧客優先で急きょ出張に行ったらむっちゃ怒られたり。
こんな目に遭ってもラフを信頼して頑張る皆さん。
なんでこんなにサラッとしてるの??
「とんでもなく大変よ!でもなんとかしたいし、できたらステキだもの。彼を信用しているわ。だからやるの。(超意訳)」
と笑い飛ばしながら言い切る方々が、演技ではなく本人達だなんて!!

私はファッション業界のことは全然わからないのですが、2012年のディオールのコレクションを知っている人にはこの映画は相当な衝撃だったみたいです。

私自身、ファッションショーの仕事はあまり受けないようにしているのですが、会場設営の現場はまさに戦場です。
私たちはライティングだけなんとかすればいいのですが、バックヤードでのヘアメイクさん達と、ファッションショーの場合何て言うんだろう、衣裳さんと言うか着付けさんと言うか。本当に戦場です。一瞬でも邪魔したら踏みつぶされるであろうくらい闘ってます。
モデルさんもかなりヘロヘロになってます。バックヤードでモデルさんバストトップ露出は普通です。女同士だと「あ、見ちゃった。」程度ですが、ショーのテクニカルスタッフの男性はアワアワしちゃってます。

わたし、自分がオートクチュールでドレスを作ることは一生ないと思うのですが、オートクチュールのコレクションをアートの一部と考えたら、私たちのような舞台の裏方が持ってる『無茶言われても限界まで対策を考える』プロ意識みたいなものが、私自身よりもディオールのメゾンの皆様の方が数段上だなと感じました。
わたしは、ぜんぜん甘い!!

そして、なんか笑っちゃったのは。
コレクションをバックヤードに設置されたモニタで見てるメゾンのスタッフの皆様の服装の適当なこと!!
メゾン内での作業服は、グレーの糸でDiorの刺繍の入った白衣のようなものらしいです。
コレクションの日はメゾンでの仕事ではないのでみなさん私服でいらしてますが、まー。
タンクトップとか、テキトーな服装の方々ばかり!!
ディオールでドレス作ってるからって、自分が普段ドレス着てるわけではないんだね!
そらそーだよね!!
そのギャップも、ドキュメンタリーならではの面白さかもしれません。

やっぱり、世界最先端にいる方々は、スタッフのメンタリティーの強さもとんでもないんだなあと感じました。

そしてそして、メインで追っかけられたラフ・シモンズは、すごいカメラ嫌いなんですって。映画の中でも言ってますが。
Diorのメゾンにカメラを入らせてもらっただけでもすごいのに、カメラ嫌いのラフの、あんなに自然体(っぽく見える)でむっちゃダメ出ししたりむっちゃ「このデザインのファブリックでドレス作りたいの!譲れないの!むぎゃ〜!」みたいなところを撮影できたのは、撮影隊がラフからの信頼を得たからなんだと思います。

ファッションに興味がある人はもちろん、ラフ達とスタッフ達のストイックさと、短期間で彼らの間に構築された信頼関係に感動です。
是非観ていただきたい作品です。

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