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2015/01/04

ティム・バートンの世界 ふたたび

こんにちは。

1月4日で終わってしまう「ティム・バートンの世界」のふたたび行ってきました。


六本木は苦手な街です。
汐留・赤坂・六本木は自分がどこにいるのか全然分からなくなります。。
だって地上1階がどこなのかわかんないんだもん!!
あそこに行きたいのにどうやって昇るの?どうやって降りるの?と、ドラクエやFFのダンジョンで宝箱が見えてるのにそこにたどり着けないジリジリさ…
ただでさえ方向音痴なのに、もう自分が今どっち向いてるのか全く分からず、どの階層にいるのかも分からず…
更にこういう、ナナメの柱にとりつけられたポスター。
私は三半規管もちょっと弱いので、写真整理しながら「また激しくナナメに撮っちゃった…」と修正しようと思って、いやまてよ、これはこの角度で正しいのだ。と無修正。



今回もローソンチケットで購入していったので、オリジナルイラストチケットと引き換えです♪
昨年行った時はクリスマスツリーの絵柄でしたが、今回はこんなの!

で、お正月三が日だし、土曜日だし、最終日一日前だし、混んでないわけがなく。
映像作品展示はほとんど飛ばし。
前回よく見れなかった実写の絵コンテ的なのを中心に見ました。

ザ・キラーズのプロモーションビデオも上映されてます。
これはYouTubeの公式チャンネルから見られるようなので是非ご覧ください。



また、Webアニメ「ステインボーイ」はそもそもインターネットで公開されたFLASHアニメーションだそうで、今でもYouTubeで観ることができます。
自分自身の備忘録のためにもわかる限り貼っときます。
エピソード6まであるようです。
会場ではエピソード6を観ましたが、ほかのもエンドレスでやってたのかなあ?









日本語字幕がないですが、なんとなく感じてください。
あんまり難しいことは言ってないです。たぶん。

ほんとに、カフェのペーパーナプキンとかにシャカシャカ描かれたものたちとか、ティムの世界がぶれることなく、すごいです。

で、こんなに混んでる時に何故また来たかというと。


これを買いたかったのだ〜!
全図録 きゅうせんよんひゃくえんなり。
前回来た時はショップに見本が置いてあったのですがこの日はなかったので、かりんとうを補充しているお兄さんに「まだありますか?」と尋ねて、見本を出してきてもらいました。
見たあとはお兄さんに返しました。
なんで置いとかないのかなあ?
お客さんの足が止まっちゃう割には買わないからかなあ?
これは、うちの妹が昨年私が行ったあとに行き、既に購入していまして。
彼女は割と私の趣味に影響されやすく、気に入ってしまえば私よりお金の糸目をつけない(気に入らなければ全く触れない)ので、そんなによかったなら私も買わねば!!

売り切れじゃなくて良かったぁ…
これで買わなかったことを後悔してたら、大阪まで行くところでしたよ。

今回ティムが展示会場の壁にお絵描きした絵がトートバッグになっていましたが…
欲しかったのですが…
押し入れの肥やしにしそうだったので止めたんだけど、実は心残りだったりなんかして…


図録はこんなにもぶ厚くて…
スタバのショートカップの3分の1くらいの厚さで…
重くて重くて、ショップバッグの持ち手がちぎれそうなので抱えて持って帰りましたよ。

あ〜。しあわせだ〜!
シザーハンズまた観たいなあ!

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2014/12/16

ティム・バートンの世界

先日、ティム・バートンの世界  を見に行ってきました!
ティム・バートン大好きなんです。
ティム・バートンの作品で、いいなあ。と思ったらその人はジョニー・デップでしたという具合のファンです。シザーハンズとかエド・ウッドとか。
ローソンチケットで入手したら、会場でオリジナルイラストチケットと引き換えてもらえます。


むきゃ〜♡

館内は写真に撮れませんので画像はありません…

結構いろんな展覧会には行ってる方だと思うのですが、これは、ものすごかったです。
一人のアーチストに特化した展覧会はままあり、その中でもスタイルの変化があるものですが、ティムの場合、一貫してるんです。
ディズニー時代から既にティムワールドはできていて、これはディズニーでは採用されないだろうなあ…と思えるもの…らくがきを含めて…これがずーっとずーっとずーっと続いているのです。
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス がいちばん知られているのかな。ディズニーアトラクションにも期間限定で登場するようになったし。
あのグルグルしたグロテスクなユーモアさが延々と展開されています。

ディズニー時代に実写で「ヘンゼルとグレーテル」を作成しており、その映像を見ることができました。
YouTubeにアップされてました。これは大丈夫な動画なのかなあ?ギズモードの記事からリンクされてたんだけど。


35分間、椅子がひとつもない部屋で立ちっぱなしで見るのでちょっと疲れます。でもこれは必ず見ましょう!
出演者は全員日系人のようです。何故なんだろう?
そしてお父さん役の人が時任三郎に見えてしょうがなかったのは私だけでしょうか?
なんとも楽しそうにカラフルなスライム状のものをむさぼり食うシーンは、カラフルで幸福そうなのに何故グロさを感じるのでしょう…スライムだからかなあ…
予算の都合上非常に簡素なセットなのですが、すごい作品です。
別の小部屋ではヴィンセントも見られます。

私はティムが監督した実写も大好きで、今回あまり話題に出てこなかったですけどスリーピー・ホロウ も大好きです。そのシーンの絵コンテというかイメージイラストだけでも大興奮ですよ!ふおお、首無し騎士だ!と思ってたらシザーハンズだ!うほー!見てないけどバットマンだ!
…と、大興奮しっぱなしだったからなのもあるでしょうし、ティムワールドにどっぷり入り込んだせいか、疲れ果てました…

音声ガイドおすすめです。11作品分しかないのですが、520円だったし、展示してある解説文には書いてない話がとても興味深かったです。
サリーなど、つぎはぎのあるキャラクターは、傷ついてもまた再生できる。というメッセージが込められているという解釈があるそうです。
サリーのように、自分の体を引きちぎって逃げて、それはまた縫えばいい。という強さを現しているんだそうです。
これは目から鱗だった!!
ただグロテスクさを現したいってわけじゃないんですよ。
ふわああ。
ティムの作品をもっと好きになりました。


会場の外にはオリジナルのツリーが飾られていて、音楽と光のショーが行われていました。

お土産はとっても迷うと思ったのですが、私はナイトメア関連グッズをかなりいろいろ持っているので、イラストとか絵はがき系はテイストが被るんだよなあ…
実写関連グッズがあればなあと思ったんだけど、ほとんどなかったです。
版権の問題かしら。
とりあえずカタログは、ローソンチケットでカタログ付きのチケットを購入していたので、お土産屋さんのレジで引き換え。


これ読んで会期中にもう一度行くつもりです!
クリアファイルは数種類ありましたが、赤の女王のイラストのをゲット!


Tシャツは、あんまりグロいと普段着にくくなりそうなので、マザラ(モスラ+お母さん)をゲット!
でも黒も欲しいなあ…


お土産コーナーの手前に、この催事を機に来日したティムが壁にお絵描きしたのがあります。
あのイラスト、何かの形で商品とかにならないかなあ…

思い出して書いてたら、ホントにすごかったなあと改めて感じています。
ああ、しあわせだった…


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2014/09/01

バレエ・リュス展

こんばんは。

お久しぶりの更新になりました。
8月最終週に突然仕事が複数入り、自分で驚くくらい忙しく、不眠症なのにベッドに入っていられる時間が3時間、実質寝られたのが1時間半でハイ出勤〜。となって、ヘロヘロでした。
稼げるのはいいのですが、不眠症なので、疲れたからハイバタンキュ〜。といかないので、追加で打診された徹夜仕事はお断りしました…

やっと怒濤の現場が落ち着き。
いつでも行けると思ってなかなか足を運んでいなかった
に、最終日の今日やっと行くことができました。

私は仕事でバレエ現場に行くことが多いのですが、ほとんどが発表会なので、全幕ものをやっても限られてます。
くるみ、眠り、コッペリア、白鳥、ドンキ。
海賊全幕を1年で2回やったこともありますが、それっきりです。
発表会って子供たちメインが多いから、くるみと眠り三幕が多いですね。
小品はいろいろやりますが。
そんなこともあって、見とかなきゃ!と思ってたこの展覧会。

バレエ・リュスとは、フランス語で「ロシア・バレエ団」だそうです。
ソチオリンピックの開会式に流れたことでも話題になったストラヴィンスキー「火の鳥」は、バレエ・リュスのために作ってもらったんだそうです。



100年前くらいのバレエ衣裳たち。
まだストレッチ素材とかないし、何もかもが手作り。
ゼラチンで作ったボタンとか。
模様は筆でペイントしていたり、ステンシルで着色していたり。
私が知ってる作品としては「ジゼル」のアルブレヒトのズボン、「眠り姫」のオーロラとブルーバードと狼と、なんだったかの衣裳くらいしかありませんでした。
聞いたことあるけど見たことない、モダンというべきものがたくさんあるなあ。と感じました。
マティスやピカソの舞台美術との共演、観たかったなあ〜。


国立新美術館には初めて行きました。
乃木坂駅からは直結しています。屋外に出るところもありますが屋根のあるところを通れば普通の雨なら駅から濡れずに行けます。六本木ヒルズからだとどうなのかな。。

地下1階にミュージアムショップとカフェテリアがあります。
月曜日の真っ昼間のせいか、ガラガラではないけど混んでもいなかったです。
お値段も、六本木で食事をするにはとってもお手頃価格でした。
鶏モモ肉のフリカッセというのをいただきました。


これがなんと!
600円。
バターとチーズの風味がガッツリしてるシチューみたいな。
物足りないかなあと思いましたが、結構しっかりした味なので、それなりの満腹感です。おいしかったです。
国立新美術館には他にもレストランがあるようです。
どこもバカ高いわけではないようなので、次回は別の店も利用してみたいと思いました。

オルセーも見に行こうっと!

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2014/03/09

ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 1860-1900

三菱一号館美術館へ、「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 1860-1900」を観に行きました。
素敵な建物、そして中庭もとってもキレイ!


今回の展示は、私の大好きなロセッティやビアズリーがきているのでワクワク!
新たな様式を用いだすことによって反発を食らうというのはいつの時代も変わらないのですねえ。
唯美主義の絵画は、「別に意味はないけどキレイだから。」みたいな主旨と解釈していいのかなあ。けどプロセルピナだって(今回はなかったけど)サロメだって、主題があると思うんだけどなあ。

ビアズリーのデカダンワールドはもう本当に素晴らしいと思います。
白と黒だけでなめらかな曲線で無駄を完全に排除した線と面で描く世界観はいつまでも眺めていられます。
図録などにはビアズリーのもっともっとなまめかしくグロテスクが膨大に。なんて美しい。夭折が惜しまれる…
エログロは得意ではないのですが、ビアズリーのはいつまでも見ていたいくらい好きなんです。


買おうかしら…

私はクリムトなども好むので、こういうかんじのが好きみたいです。
漫画みたい。と言う人もいますが、技巧が漫画とは違うだよ!!漫画を否定はしないけど!!
今まで知らなかった作品や作家に触れ、この時代の絵画や文学のことをもっと学びたいと感じました。


唯、美しく。
うんうん。
主題のある絵もよいけど、部屋に飾りたいのはこういうどどーんと美しいもの。

ヨカナーンとサロメの絵が大好きで。
見られてとっても嬉しかったです。
好きなのはこれ←クリックで別サイトへ
だけど、売店の絵はがきには多分いちばん有名な生首になったヨカナーンとサロメのだけでした。クリアファイルとかは他のもあったけど、飾りたかったし…
とりあえず首のを買いました。


生首の絵を部屋に飾るのもなあ…と思いつつ、ミレーのオフィーリアのマグネットを冷蔵庫に貼ってる私です。
あれは死亡前?死亡後?
いずれにせよ死とつながるわけなのですが。好きなのでまあいいか。。。絵はがきを誰かに送るのは控えてます。。オフィーリアいま日本に来てるから見に行かなきゃ!!

絵はがき3枚購入。ビアズリーはとりあえずあるのを買うと決めていたので購入。
額入りは高すぎてとても買えませんでした。。。
さて、生首ヨカナーンの絵はがき、どこに飾ろう…好きだからどこかに飾りたい…

上の写真、上段右側のはウォルター・クレイン「奥方の部屋」
下段のほのぼのした母子のはフレデリック・レイトン「母と子(さくらんぼ)」
これは心から癒される作品です。
子供がお母さんの口元にさくらんぼを差し出してて、お母さんはけだるそうだけど満ち足りた優しい幸福そうな顔をして眼を伏せて唇をすこーし開いてる。
なんて美しいんでしょう…お気に入りに追加です。


美術鑑賞のあとは、歌舞伎座横にあるナイルレストランというインド料理屋さんでカレーを食べました。
今調べたんですけど、ナイルっていうのはナイル川じゃなくて、創業者の名前だそうです。
今は二代目の方が継いでいるそうです。
日本で初めてできたインド料理屋さんなのだそうです。
下の写真の奥に写ってるのはオススメランチのムルギーランチ。
ほろほろになった骨付き鶏肉をテーブルで骨を外してくれます。
マッシュポテトとかいろいろ入ってて、サフランライスと混ぜまくっていただく。
おいしかったです!
私が頼んだのはマトンカレー。
お肉とジャガイモがごろごろサイズで入ってました!
スパイシーなんだけど、ラッシーと一緒にいただいたからか、食後に辛さをひきずらない味でした!


まんぷくまんぷく。

そのあとは、伊東屋さんに行って、いろんな素敵文具を見てウキウキしてきました。
充実の一日でした!

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