昨年激安チケットがタイムセールだったので思わずポチった金沢旅行。JALで小松空港を使うツアーでした。
お正月から石川県は地震で大変なことになり、2日には羽田でJAL便が炎上するという、年明けから凹まされましたし、いま金沢に行ってる場合なのかなあと少なからず悩みました。出発10日前に旅行会社からツアー催行の報せがきたし、震災から20日経ち金沢市内などは観光に大きな影響はないようなので、行ってきました。
初めての北陸です。
事前に福井出身の知人と富山出身の知人にいろいろ聞いて、金沢に何度も行ったことある人からもいろいろおしえてもらいました。
だけど、この日程は大雪予報で、不要不急の外出は控えろといってます。
そんなこと言われても〜。
飛行機はまあまあ揺れましたね。
上下に雲がある〜。雲のサンドウィッチにの具なってる〜
北陸の土地勘が全くないので、小松空港ってどういう位置にあるのだ?とGoogleマップで見ていたら、すぐそばに安宅の関があるではないですか。
舞台の裏方をしているくせにそんなことも知らなかった自分が恥ずかしい。
歩いて行けそうだけど、Googleマップの情報だけだと、人が歩いちゃいけない道かもしれないしなので、小松空港の観光案内所で「安宅の関ってここから歩くのは遠いですか?」と聞いてみました。「遠いです!」と即答でした。だけど田舎の人ほど歩かない。都心で行動している人の方がよく歩きます。歩いたら40分くらいかかるとのこと。たぶん私の足なら30分ちょっとかな。雪降ってないし風も強くないから、歩いちゃおうっと!!
途中で富樫の像がありました。
弁慶の像もありました。
あとでバスに乗ったら、かなりあちこちにありました。
知らなかったわぁ…こんなに歌舞伎をグイグイ推してる街だったとは…
安宅の関に着いた途端に雪がザーザー降ってきました。
北陸の雪ってこうなんですか?3ミリくらいの粒がザーザー降ってくるんです。雪の結晶なんて見えません。
義経、弁慶、富樫の像が並んでありました。
…木に紛れて見えにくいですね…
この近くに「勧進帳ものがたり館」というところがあって、休憩とお土産の購入のための入館は無料なので、雪を避けるためにお邪魔しました。
カフェもあります。利用しなかったけど。
資料館みたいなところは300円かかりますが、払います払います。
勧進帳のあらすじとか、松竹衣裳からいただいた?預かってる?衣裳の展示、先代の團十郎が弁慶、当時の海老蔵が富樫、義経は梅玉さんの、新橋演舞場での公演のダイジェストが見られます。解説は元NHKの葛西聖司さん。古典芸能の時はホッとしますね。
あと、カメラに映った自分に3役の衣裳を着させた画面が見られるコーナーがありました。それと、折り紙でヤッコさんを折れます。うむ。普段人来ているのだろうか。学校遠足とかのコースにでも入っているのだろうか。
こちらの職員の方に安宅地域の被害状況を伺いました。
神社の周りの石灯籠がいくつか倒れていたのですが、やはり地震の影響だそうです。
家の壁がホロホロと崩れてきたという方もいらっしゃいました。土壁のお宅なのかな。
あと、もともと田んぼだったような地盤の緩いところに建てたお宅は傾いたりしているそうですが、それ以外は特に、道路も大丈夫だし、たいしたことないとおっしゃっていました。
能登方面から避難してきている方も安宅のあたりにおられるそうです。
小松基地がいつにも増して忙しそうと言ってました。
雪がレンズについてぼやけました。
安宅住吉神社。
御朱印いただきました。御朱印帳に直に書いていただけます。
安宅の関跡はなんとも趣のある木立で、お天気が良ければもっとのんびりしたかったです。
雪と風の中傘さしながら小石拾いなんて頑張れなくて、諦めました。
いつかリベンジできる日が来るのだろうか…。
ここから川沿い散歩しつつ小松駅まで歩いてもいいかなーと思ってましたが、雪だし寒いしでこれも諦めました。安宅の関跡の近くからバスが1時間に1本あったりなかったりします。
バスの時間までものがたり館でのんびりさせていただいて、バスで小松駅に行きました。
SuicaやPASMOは使えません。ここ用のICカード以外は使えないので、お賽銭と御朱印用の小銭入れが空にならないように気をつけながら現金を確保しておきました。
小松駅から電車で金沢駅まで行き、駅ビルの中のお店でお昼を食べました。
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