日田に行ってきた その2
の、続きです。
日田では屋形船に乗れます。
お台場の屋形船みたいなキラキラではありません。
レトロなあれです。
川がこんなふうになったところ(↓の地図はGoogleマップにリンクしてません)のまわりにたくさん旅館がありまして、そこから乗ることができます。
詳しくは日田温泉旅館組合 屋形船 のページをご覧ください。
私は幼稚園か小学校低学年くらいの時に乗った記憶があります。それ以来でした。
22人だったかな?貸し切り!
ビアガーデンみたいな椅子とテーブルのプランもあるそうです。
足はあっちの方が楽だなあ…
川沿いの各旅館からすぐに乗り場に行けるようになってます。
集合前に時間があったので乗り場の辺りを散歩しました。各旅館の方々がせっせと支度中でした。
乗船!!
これはよそんちの船ですが、だいたいこんな感じです。
サクっと夜景撮るのってムズカシイ!!
こんなふうに、たくさんの屋形船が出ます。
うちは大人数なので貸し切りでしたが、乗り合いもあるそうなので是非是非!
ちなみに…小声で…
『トイレ』があったので、安心しておりましたらば、『おまる』でした…ハズカシイ…
飛行機とかみたいに少量の水でどこか見えないところへ流してくれるのかと勝手に思い込んでいたら、おまるでした…
『小専用』と書いてるので、何故かなあ?と思ってたら…
ハズカシイ…
みんな親族だし私は下から二番目だから、気付かれてもスルーしよう…
父方の親族はみんなべらぼうに酒飲みだし、お酒飲むとどうしてもトイレが近くなるので不可抗力だったんだよ!!
といろいろ自分で自分を励ましたり落ち込んだりしました…
前日まで私のオナカは長いことグルグルピーピーで大変なことになってたのを漢方で前日の夜くらいにナントカもちなおしてきたところだったので、ギリギリセーフでした…
オナカの調子が一日ズレてたら悲劇になってた…
で!
日田でも鵜飼いが見られるのですよ!
鵜飼いの写真をカッコ良く撮るのは素人にはとっても難しいので、何枚か撮ったらあとは肉眼で鑑賞することをお勧めします!
屋形船に寄せて、鵜匠さんが解説をしてくださいます。
海鵜を訓練するんですって。
餌は、新鮮なお魚しか食べないんですって。
でも鮎は高級魚だから、何をあげるって言ってたかなあ…。。
なんか、鵜同士で地位とかなんとかがあるそうですよ!
興奮して半分以上忘れました!!また聞きに行かなきゃ!!
父方の親族は底なしに飲むので、旅館の広い部屋を取ってあったのでみんなで2次会でした。
私は下から二番目なんですけど、みんなペースも顔色も変わらないので、帰るに帰れず(私たちは近くの別のホテルだったので)ちょっと気が遠くなりました…
最後まで残ってた父は1:30くらいに帰ってきたそうです。
宴は19時からだったんですよ。。。
翌日は、父と妹は飛行機で帰り、私と母は湯布院に行ってきました。
私は一日一人でブラブラするつもりだったのですが、母も来ると言い…
私はとにかく温泉に入りたくて。
母は温泉とか公衆浴場が苦手なようなので、レンタサイクル借りて遊びに行きました。
普段はこんなふうに一人で動く人じゃないので、LINEで父と妹に報告したら驚いてました…
湯布院、初めて来ました。
なんかものすごく英語が飛び交ってるのに、西洋人はあまりいなくて、見かけはすごく日本人!な方が観光案内所で英語で問い合わせしまくり、係の人も英語で答えまくりでした。
値段とかいろいろ分かんないんだけど、立寄り湯OKと看板があったので、そんなバカ高いことはないだろうと思って聞いてみた。
基本的に旅館とお食事処のようで。
お風呂だけでもいいですか〜。と聞いたら、500円ですと言われ、上の写真の裏側に案内され、「はいどうぞ〜。」って感じでした。
建物自体がお食事処になってるところなどとは別棟で、質素だけど時代を感じる作りでした。
あまりにも誰も来ないので写真撮っちゃったのですが、公開は控えます…
ガラス戸も鏡も水垢だか湯垢だかで曇っちゃって拭いても見えないし、蛇口からのお湯は、かなり長い時間出してないとお湯にならなかったし、洗い場の広さと洗面器の数のバランスがおかしいし(ケロヨンもあったよ!)ひのきの内風呂は熱すぎて足も入れられなかったのですぐ露天に行きました。
なんとなく無防備な柵のようにも思えましたがたぶん大丈夫。
枯れ葉が底に数枚落ちてる、けど不潔ではない、古い趣を独り占めしました。
ほんとに誰も来ませんでした。
500円で実質貸し切りしちゃいました。
タオルとかは無いので持っていきましょう。
すっかり忘れていたのでどこに入るか決める前に、香椎荘のすぐそばのセブンイレブンで買いました。
セブンイレブン、茶色かったです…
湯布院には公衆温泉もあって、200円とか300円とかで入れるところもあり、そこには「タオルあります」と書いてありました。
どうしようかなあ…と悩み、せっかくだから情緒も味わいたいと思って旅館の立寄り温泉にしました。
そのあとは金鱗湖へお散歩。
のどかでした。
引き続き母のことは放っといて、ごはん!おひるごはん!
とり天丼を食べようと思って入った店内メニューで団子汁を見てしまったらもう団子汁以外ありえない!と、なってしまい。
どーん!
七味をかけたり粉末の柚子胡椒をかけたりして、味の変化も楽しめました(^ ^)
そのあと、『何故こんなところにこんなエリアが??』と思いつつ行きには通り過ぎた「湯布院フローラルビレッジ」が気になったのでチラ見しようとしたら。
あらまー!!
不思議の国のアリスの原作の挿絵グッズのお店があって、動けなくなってしまいました!!
どーしよ!
どーしよー!!
悩んでる間に豪雨が降り出して、レジは屋根の無いところを通らないといけないので、雨宿りだわ!と言訳をしつつ店内ぐるぐるぐるぐる…
悩みに悩んで、自分には3月ウサギのエコバッグ。妹も原作アリス大好きなので、絵はがき2枚と、フラミンゴを抱いたアリスの巾着を買いました。
お皿やマグカップは、食器棚の肥やしになるからねえ…
お茶会の絵とか(アリスむっつり顔)、帽子屋のアイテムはたくさんあるんですけど、アリス単独のは売れちゃってるのかあまりなかったんです…
帽子屋はジョニー・デップのならともかく、原作の挿絵を知らない人にはクレイジーな二頭身ですよね…
10年ちょっと前、コッツウォルズのバートン・オン・ザ・ウォーターのマッドハッターというお店でジャケットポテトを食べました。机と椅子がぎゅーぎゅー詰めで、カーテンとか壁紙とかのカワイイ素敵なお店だったなあ…
雨がやんだのでようやくレジに行き会計をし、駅方面へ歩いてると、お土産屋さんの店頭で母発見。合流。
雨が降り出したので自転車を返し、コーヒーを飲み(普段は一人でコーヒー飲みに行ったりできない人なのです)足湯に浸かり(こんなことも普段は一人じゃ絶対しません)雨が止んだのでお土産屋さんをぶらついてたらマシンガントークの店員さんに捕まって出るに出られなくなってたんだそうで。
合流してすぐ「んじゃ!」と去りました。。。
帰りの電車までまだ時間があり、今回私が気になってた「やせうま」というスイーツがどうしても食べてみたかったため、甘味&喫茶のお店へ母とともに。
いまwikipediaを見たら、各地にあるんですね。やせうま。
日田辺りでは、おなかをすかせたおぼっちゃまに「やせ」さんがこれを作って食べさせたら、おぼっちゃまが「やせ。うま(いよ♥)。」と言ったのが由来らしいです。
wikiで書いてあるのはちょっとニュアンスが違うけど…
でも、ちょっと、このお店のは、甘味のボリュームじゃありませんでした。
多いし!!
あんこも乗ってるし!!
白玉もあるし!!
黒蜜もついてるし!!
さっき団子汁食べてきたばかりなのに、味付けが違うだけじゃね!!おいしいんだけど多いよ!!
普通のうどん一杯分以上のボリュームあるよ!!
昆布の佃煮がついててよかったです。。。
このあと、日田に戻り、母方の叔父叔母が蛍の見られるところに連れて行ってくれました。
7匹くらい見られました!!
本当はもっと大群が見られるんですって。
川辺を工事していたので、その影響なのか…
叔父叔母は「しょぼくてわるかったねえ…」というようなことを言っていましたが、本物の蛍なんて私30年ぶりくらいですよ見たの!!
感動でした。
4匹くらいいると、明滅がシンクロするんです。あれは何蛍でしたっけ。
あれが大群でシンクロしたらすごいでしょうねえ!
こんなかんじで、久々の九州を楽しんできました。
なかなか、いつも帰省の用事ばかりで他に足を伸ばせないので、初の湯布院体験もできてよかったです。
ああ。
はやくまた遠くへ行きたい…
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