2024/02/03

金沢旅行2024年1月 その4 兼六園 お茶 雪道散歩 国立工芸館

金沢城公園を見学した後はそのまま兼六園へ行きました。
はじめての北陸でいきなりの雪。
「最近暖冬だからそんなに降りませんよ~」
と私の背中を押した北陸出身の同業仲間。
むっちゃ、降りました...。


雪の兼六園、間違いなく絶対美しいタイミングなんだと思うけど、転ばないように歩くのと、どこを歩いたらいいのか考えるのに忙しくて結構ヘトヘト。
兼六園の敷地内に入る前にちょっとしたお店が並んでるところがあって、そっちからも行けるのかなーと思って行ってみて、店舗兼住宅っぽいところのカーポートの前が雪かきされてなくて、ここ歩くの大変だから車の轍を歩こう。と道の真ん中へヨッコラドッコイショしてたら、そのカーポートの屋根から雪が落ちてきて、わ、これ下歩いてたら大変なことになってたな。と眺めている間にどんどんズルズルと雪が滑り落ちてきて、カーポートの屋根の上がすっきりなくなったあたりでやっと止まりました。
…わたし、こっちに来てなかったらあの雪に完全に埋まってたな…。
観光地の路地で適当に歩いてた観光客が屋根から落ちてきた雪に埋まりましたと報道されるところでした。


綺麗です。
間違いなく綺麗です。
けど、転びそうで怖いし、ちっちゃい橋がたくさんあって、滑って落ちたらつめたい水にドボンですよこわいよう。
と、ハラハラドキドキのほうが少し勝ってしまいました。
そして観光客の半分は外国人っぽくて、こんなところで本気の雪合戦してたりして、オマイラそういうことは違うところでやりなさいうるさいなあ。と思ってしまいました。


わざわざ見に行くもんでもないぜ。と先輩達に言われた雪吊り。
それなりに感動しましたよ!!だってちゃんと雪が乗ってるんだもん!ここまで来るの大変だったんだもん!平地を歩いただけだけど!!


根上がりの松。
兼六園内に見どころはたくさんあって、ある程度予習はしてきたんですけど、あんまり徘徊する体力と身体能力が足りてないなと思ってさくっと切り上げてきました。
この日どこかの報道局の取材が入っていたようで、翌日のニュースで、「観光客がいなすぎる」と言ってました。
私いましたよ!映ってないけどいましたよ!
地震の影響がなかったら、雪でももう少し人は多いのでしょうか。


そろそろ休憩しましょう。おなかもすいたし。
と思ったけど地震の影響か雪のせいか、あんまりお店が開いてない。
結局、堤亭というところに行きました。
お抹茶にはあんころもちがついてくるのですが、味の予想ができるしなあ、兼六団子というのが食べたいなあと思って変えてもらいました。
今思うと、あんころもちにプラス兼六団子でもよかったかなあと。けどお抹茶がちょこっとなので今度はお茶が足りなくなったかもしれないなあ。
兼六団子は団子自体はほぼ甘さがなくて、一緒についてくるお砂糖をつけて食べるのだそうです。あんこ苦手な人や、甘いものがそれほど好きでない人でもちょっとつまめて良いですね。

時間帯的にお昼を食べたくもあったのですが、おなかがすかない...。
治部煮の単品でも頼もうかなと思ったのですが、ちょっと苦しくなりそうな気がしてやめておきました。

そこから、石浦神社に行ってみました。


なんかあちこち工事中だし、雪がすごくてあちこち散策してたら滑って転んで怪我する自信で満ちていたので、お参りと、御朱印をいただくだけで失礼いたしました。
ちょっとこれほんとにリベンジしないと...。

金沢神社にも行きました。
こちらもお参りと御朱印だけで失礼いたしました。
景色を堪能する余裕がない!!


21世紀美術館がクローズしているならほかの美術館を見ればいいじゃない!
と、日本工芸館を目指してGoogleマップの言うとおりに進んでみたら...。


なにこれどゆこと?
けものみち?
観光客が歩いていいとこなのここ??

どうやら美術館巡りをするとき向けの散歩道みたいなものらしく、現在は工事中のところがあったり天候のせいだったりであちこち行き止まりで、結局大きな通りをぐるっとまわるべきでした。


遠かったよ。なんかすっごいぐるぐるまわってきたよ。
美術館っぽいところたくさんあるけど、どれが工芸館なの!!


緑のこれでした。
奇麗な建物ですね。
思い返してみると、この緑の建物側には入れませんでした。なんでだろう。左の茶色い建物で展示してました。
ミュージアムショップで職員さんがシフトについてブツブツ言ってました。
客がいるところでそういう話やめてくれないかなあ...。品揃えもなんかもうちょっと頑張れませんかという感じで何も買わず。。

工芸品ももちろんあるんですけど、企画展「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957-1979」というのをやっていまして。
んー。私はここまで来てこういうのを見に来たつもりは…。と思いつつ、はじめて横尾忠則ってすっげー!と体感したり(今まで、うーんべつに...と思ってました。感動に出会うタイミングって何かしらあるものですね)池田満寿夫ってこういうことか!!

漆芸家・松田権六さんの仕事部屋の再現展示と、作業風景の映像展示が見ごたえありました。
気の遠くなるような細かい作業を延々を繰り返して一つの作品ができあがる、そういう貴重な作家さんが生活できるほどの、良い作品にそれ相応の高価な値段を払う人がいたそういう時代があったんだなあと感じました。
輪島塗なんてわたしお箸くらいしか買えなくてスミマセン...。

それにしても、工芸館という割には、なんか、もうちょっと、なにかないのかしら?
これから展示品増やしていくのかしら?

このあとはもう美術館系は閉館時間なので、街中のお土産屋さんをめぐりました。
加賀指貫いっこ買いたかったんだけど、これといったものがなかったんだよなあ。。
水引グッズも引き出しの中に埋まりそうだし...。
九谷焼のお店で、何かどれか買いたいなあ。湯呑を買おう。
と思えども、いざどれか買おうと思うと、わたし、動物柄にあまり興味がないんだなと。
植物柄はまあ好きなんだけど、あんまり具体的なのはなんかべつに...。
で、銀彩の、青系の湯呑をひとつ買いました。なんか安いんですけど大丈夫ですか。
それと、石畳柄の歯ブラシスタンドを買いました。これはお土産屋さんにちょこちょこおいてありました。

次回は青粒の何かが欲しいなあ。ちょっと高いの。高いに決まってますわなってやつ。
箸置きは使わないからなあ。

結局お昼はまともに食べてないまま夕食の時間になり。
一旦ホテルに戻って荷物を置いて、どのお店に行こうか調べて、よし、ここに行こう!と大衆居酒屋みたいなところに行ってみたら雪のため臨時休業でした。
ぎゃふん。
もういいや、あいてるところに入ろう、そんなアホみたいに高くはならないだろうわたし小食だし。と思って、その近くにあった居酒屋に入ってみました。
既にカウンターに女性一人客がいたので、あ、ここでいいや。と入りました。
その話はまた次回。

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