2018/01/14

降下訓練始めを見学してきた。

1月12日に行われた、降下訓練始めを見学してきました。
去年も行ってます。
だいたいいつも土曜日か日曜日の開催なのに今年は金曜日でした。
今年は土日にするとセンター試験と重なるからだとどこかで誰かが言ってました。
何の関係があるんだろう。「落下」傘の訓練だからかしら。

去年は11時スタートでパラシュート降下展示が最初にあったのですが、今年は模擬戦が10時過ぎから行われました。
まだ新米くんたちの部隊っぽいことを解説していましたがよく聞き取れませんでした。
模擬戦は要は陣取り合戦で、左側の方に赤の陣地、右の方に青の陣地があって、先に占拠したほうが勝ち。
銃はレーザーなのかな?当たっちゃった人は白い帽子をかぶるとか。
演習場はと〜っても広いので、目の前にいる人はともかくちょっと向こうにいる人は点にしか見えず、何が起きてるのか全くわかりませ〜ん!
YouTubeに公式動画があるので、あとでご案内します。
その動画だと、まあ、そういうことだったのか。と、わかります。

去年もupしたかと思いますが、この、車やら何やらぶら下げて降りてくるのがすごいので、ご覧ください!
もしスマホで見られなかったら、ウェブバージョンのページからだと見られるかもです。
下の方に<ウェブバージョンを表示>というのがありますので、そこから飛んでください。



すーごーいーなー。

次の動画では、隊員さん達がホバリング中のヘリからロープでシュルシュル降りてくるところです。
知人に聞かれて想像してみたのですが、降り口の高さはたぶん8メートルから10メートルくらいでしょうか?
隊員さん4人分くらいの高さかな?と思ったので。
ブーツとヘルメット込みで2mくらいになったと仮定して。
ただ、近所とか駐屯地でのイベントで見かける隊員さん達は、ガタイはいいんだと思いますが身長でかっ!と思う人はあまりいません。
普段着になったら私くらいの身長じゃないかしらと思える方も多くいます。
男性は若い頃から筋肉を鍛えると、筋肉に引っ張られて身長が伸びにくいと聞いたことがあります。
だから男性バレエダンサーを目指す子たちにはあまり小さい頃からジャンプとか頑張らせすぎないように加減していると聞きます。
体操選手もだいぶ小柄ですよね。そういうことっぽいです。



しゅるしゅる〜
しゅるしゅる〜

8メートルから10メートルの高さには私も昇ることがよくありますが、20年かけた「慣れ」と、劇場は基本的に揺れないからできるんです。
たまにブリッジがゆーらゆーら揺れたり(揺らしちゃったり)、ピンルームは天井から吊り下げられてる構造のところが多いので、小さな地震でも地上より揺れるので「わ〜!」となります。
劇場によっては非常時の避難用に縄梯子が置いてあったりもします。
けど、いつ点検したかわからない縄梯子、切れるんじゃないのか?という怖さと、縄梯子って下を固定してないと、足がかける重心が前方なので、体が仰向けになります。
ルパンとか、スパイ映画とかで、ヘリから降ろされた縄梯子にチャチャっと捕まって「ばっはは〜い♪」みたいなシーンありますが、あれ、絶対すっごい大変です。
しかも時には美女を小脇に抱えてるじゃないですか〜。
上から引っ張り上げてくれればまだしも、自力で昇るには、足からかける重心をすっごい後ろにしないと無理です。
背筋パッキパキになるじゃないか〜。

話が大きく反れました。

このロープでシュルシュルは、ホバリングしてるヘリは絶対揺れてるし、プロペラの爆風で揺れまくってるロープで降りてくるんです。
無理で〜す!!

こういう動画を撮っていたら、スマホのバッテリーが切れました。
よりによってモバイルバッテリーを忘れました。
試しにガラケーでムービーを撮ってみましたが、パソコンに転送する術が今はなく〜。
ズームがショボいし、フォーカス調整もオートが仕事するのを待つしかなく、ただの「よくわからない白っぽい物体がフワフワしてる」だけの動画だったので、もう、諦めまーす!

興味のある方は、以下の公式動画をご覧ください。




今年は、去年に続いて米軍も降下したのと、女性も降下したそうです。

パラシュートが絡まってヒヤッとする場面もありましたが大丈夫だったっぽいです。
たまたま私の後ろに、OBらしきおじさんがいて、連れだか誰だかにいろいろ解説してたのを聞いてると、予備パラシュートが開けば案外大丈夫だと言ってました。
ハタから見て大丈夫でも本人は冷や汗どころではないでしょう...

そのおじさんも言ってましたがなんか今年は進行がタラタラしていて、寒くてたまらんので途中で諦めてシャトルバスの列に並びながら、10,000メートルくらいから降下してくるパラグライダーの降下を見ました。
300メートルくらいから降りてくる方々は、地面でくるりんと回って衝撃を抑えるのですが、パラグライダーはいろいろ操縦できるので、トン、と両足で着地してパラグライダーをシュシュシュ〜とまとめてサササ〜と走っていくのがすごいんです。
その地上の動きを見たかったんだけど、寒い!!
去年よりマシだけど、寒い!!!
フード付きの上着を着てる人は全員フードを目元まで被ってます。

近所なのでヘリも飛行機も見慣れているんですけど、目の前の高さで連隊組んで飛ぶ様は圧巻だし、頼もしいなあ。と思うんです。



帰りのシャトルバスに、お母さんと、3歳くらいの男の子と、1歳くらいの家族がいました。
お兄ちゃんはとってもおりこうさんで。
会話の中で
「寒かったね〜。ママ手が冷たくなっちゃってうまく動かないわ〜。」
と言うと
「じゃあ◯◯くんがあっためてあげる!」
と、ママの手を握ったっぽいのですが
「わあ、冷たい!」
冷え切ったママよりお兄ちゃんの方が冷えてたのね...
「パパはあんなふうにしてお仕事してくれてるのよ〜。ありがとう、って言わないとね。」
「うん。すごいね〜パパも。」


隊員さん達にも家族がいて、お友達がいます。
見学席には招待席があって、どこまでが招待なのかわかりませんが
『◯◯隊長(称号は違うかも)ご友人』
というワッペンをつけた6人くらいの若い集団がいました。

自衛隊の存在についていろいろ言われていますが、自衛隊はあくまで「自衛」隊であって、攻撃力は他国をぶっ潰すような能力はないんじゃないかしらと思って、詳しい人に聞いたことがありますが、その通りだそうです。
今回も、米軍と一緒に降下訓練展示をしましたが、米軍と戦ったところで攻撃する隙なんかないという見解の方がいました。

Twitter検索したら、
《白煙あげて米軍と一緒にこんなことしてるのは憲法9条違反だ!》
と、言ってる政治家がいました。
あほだろか〜。
怒られるかもしれませんが、玄関に鍵をかけるとか、番犬を飼うとか、植木職人さんを呼ぶとか、建築士さんに確認してもらって大工さんに修理を頼むとかそういうことの国家規模のことだと私は思ってます。
近年では災害があったら自衛隊頼みじゃないですか。
おまえは災害に遭っても、自衛隊が助けに来てくれても、おまえだけは自力でなんとかしやがれ!!!自衛隊いらないとか言ってるおまえ!!!

後ろにいたおじさんが言ってました。
3.11で、福島にヘリで水かけ作戦立てられた時、自衛隊の偉い人が
「部下を死なせに行かせられるか!!俺が行く!!」
と言い張ったらしいですが
「いやいやトップがいなくなったら下はどうすればいいんですか隊員が行きますから!!」
と説得するのも大変だったそうです。

隊員の皆様の勇姿に敬意を込めて。
私も頑張ろう。


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