2019/04/01

センチメンタルおばさん 春の始まりに想ったこと

【長文です】

なんか最近気分が悲観的だなあ。なんだろなあ。
来年度の市民税の金額が跳ね上がりそうだからかなあ。
4月と5月に仕事がなさそうなのが気になってるのかなあ。
4月と5月に仕事がないと6月にドカンと来る税金とか国民健康保険料とか払えなくて困るよ〜
(フリーランサーあるある)
よく考えたら、月のものがきましたので、そのせいで悲壮感が出てきたのかもしれません。
今までそういう悩みのなかった私ですが、さすがこの年齢になると少なからず来ますわな。

と、思って、単発バイトに登録、応募してみたりなんかして〜。
十数年ほど前も派遣OLとは違う、軽作業単発バイト系の会社に登録していろいろやったものです。
当時は都内に住んでたので、現場は郊外が多いため交通費がかかったのと、連絡手段が携帯電話だったのでなんだかんだ面倒なところはありましたが、今は全部メールで連絡なんですね〜。
会社への登録もwebからの入力と、本人確認書類提出もスキャン画像送信で終わってしまいました。
今応募してるのは、習い事してる教室がある駅から徒歩で行けるところらしく。
近いのは嬉しい。
便利になりましたね。
良い環境だといいなあ〜。。。
ってかそもそも、採用されますように...。



脈絡なく、先日習い事先で着せていただいた超絶ステキ着物。
もう買えませーん!!!

私はこういう一般の方も登録できる派遣系の仕事場では結構浮いてしまう傾向があるので、地味に黙々とやっていきたいものなのですが、割とネアカであることと、嘘がつけない性格なので、本業を聞かれて「芸能界の裏方で〜」と、つい言ってしまうと、興味を持ってくれる人とやたら叩いてくる人がいるので、今回のバイトが決まったらできるだけ素姓謎のまま過ごしたいのですが、できるだろうか...雑談封印して作業に没頭したい...

ま、週明け連絡が来るでしょう!
本業でも、知人から、新年度から仕事が増えて超絶人不足になってるという会社に紹介してもらってて、そのうち連絡は来ると思うんだけど、待ってるだけではもったいないので、稼ぐ手段を増やすしかない!!
本当は、本業をゴリゴリ頑張りながら習い事で資格を取って...という10年スパンの転職計画中なのですが、それにはお金がかかるのです〜。。。
着物のローンが大変なことになってるので、隙間時間にゴリゴリ働きたいのです〜。
頭使う仕事を副業にするとパンクするので、単純な軽作業を選んでみました。
うまくいくといいなあ。


自分で言うのもなんなんですけど、わたしって、あちこち行った派遣先で、気に入られるか嫌われるかの、どっちかなんです〜。
例を挙げると長いので今度にしますけど、ひとつ挙げさせてください。
こんど月に行くとかいう予定のイケイケ社長んとこに派遣で1ヶ月入ったことがありました。10年経ったかなあ。
まともな会社で働いたことがない我流の若者社員たちばかりで、ビジネスマナーなんかありゃしないし、専門学校だかを卒業したての自信満々礼儀知らずどもがどいつもこいつも上から目線。サークル活動の延長以下。
私が質問したら、蛇のような目で黙って睨みつけてくる若い奴がいた。
無言で睨み続けるので
「私何か気に触ること言いました?」
と尋ねると、首を縦に振ってどっかいった。

ありえん!!
ありえん!!!
ってかお前誰やねん!!!

社長なんか、例のあの社長なんか、我々が作業してる部屋で社員会議するとかで、なんかいきなりマイク持って叫び出した。

「あ〜!これマイク入ってんの?あ〜あ〜!!いえ〜い!!あーあーあーーーっ!!!」」

...おめー、うっるせーんだよ!!!

数分後こいつが社長だと知って、とっとと契約終了しようと心に決めた。
ここでは絶対買い物しねえ。
二度と来るか。


以上、余談でした。

まあ、そんなふうに独身ミドルフォーティーが将来に不安を持ちつつ、今日は本業でちょっと遠い現場に行ってました。
1時間電車乗りっぱなしですので、スマホゲームしてたらすぐ着いちゃうんですけど。
そんな往復中、今日は、Y君のことではなく、A先輩のことを思い出していました。

A先輩は大学の一つ上。
うちの学校は専攻コースで部活状態なところでした。
いろんな個性的な先輩がいる中、A先輩は大勢の前ではおとなしく、小柄で、綺麗な顔をしていました。
華やかではないんだけど、今思えば、純朴な。
青年でした。
私が会った時先輩はまだ二十歳。

さまざまなことを、授業以外に、先輩の実習を手伝うという手段で学んでいくタイプの専攻でした。
お手伝いしていく中で、A先輩が高校時代からお手伝いしているという他所の大学の劇団のお手伝いに呼んでいただき。
そういうときは、大勢の前では寡黙な先輩が、自分が考える理論とかメソッドとかを、よく語ってくれました。
そののち、その他所の大学の劇団については私に丸投げされることになるのですが〜。

私はA先輩のことが大好きでした。
目立たないけど、自分の意思をしっかり持っていて。
誰にも流されず。
言動が安定していて。
いやらしさのない、すっきりした顔立ち。

なにかといろんな現場に声をかけてもらえるのが本当に嬉しくて。
楽しくて。

ですがある日、私が2年生になってから、A先輩から電話があり。
学校を辞める、と。
自分がやりたいことをやってる会社に乗り込んでいったら、採用してくれるって言うから、学校でグダグダやってる時間がもったいないから辞めるんだ〜。
って。
すこーん。
と、私の心に、なにか穴があきました。

「...そうなんですか。。。」
「うん、だから辞めるんだ。」
「...。」
「...。」

『淋しいです、辞めても時々は会ってもらえますか?その会社で人手が必要であったら、こんな私でよかったら呼んでもらえますか?』

と、言いたくて、言いたくて、けど、言えなくて...。
言えなかった理由は、今までも書いている通り、私はこの世の恥であり、誰かに大切にされる資格はないと刷り込まれていたから。
今私がそんなことを言ったら、すぐA先輩を困らせることになる。
けどA先輩の近くにいたい。
電話で沈黙の時間が1秒1秒過ぎていく中、A先輩の方から
「それでも時々声かけてもいいかなあ。」
と、言って欲しくて待っていた。
けど沈黙だけが続いた。
どうやって電話を切ったのか覚えていない。

それから何ヶ月経ったのか。
A先輩から丸投げされた劇団の脚本家さんが自殺未遂をしたと、劇団員から連絡があった。
まだ二十歳だった私は混乱のどん底に行きました。
脚本家さん自身は結構な変わり者で(脚本家ってそういうものでしょうけれども)好きではなかったのですが、わけわかんないけど何か心に打つセリフをぶつけてきて、結局なんだったのか解釈のしにくい本を書く方でした。

A先輩は一応もうその劇団から離れているのですが、私はいてもたってもいられずA先輩に電話しました。
当時はまだ携帯電話がなかったので家電です。
A先輩は実家暮らしだったのですが、どうやって取り次いでもらったのか全く覚えてません。
一回電話したらすぐつながって「あ、家にいたんだ。」と思いながら。

脚本家と連絡があまりにも取れないので劇団員が家に行ったら、トランクス1枚の状態で手首を切って血まみれで倒れていたと。
「ばかやろう!!!」
と言いながら救急車を呼んで、今はICUにいて、命に別状はなかったけど検査したら肝臓かどこかがかなりやられていたと、劇団員に聞いたままをA先輩に伝えました。

A先輩は感情表現がフラットな人で、興奮したり怒ったり落ち込んだり反省したり悩んだり、というのを一定のテンションでこなす不思議な人でした。
私はいちいち喧嘩腰になったり興奮したり落ち込んで地面に穴掘る勢いのタイプなので、正反対のA先輩は憧れでした。
私が脚本家の自殺未遂を伝えても、A先輩は
「そう...」
「悩むところあったんだね...」
「命に別状なくてよかったね。」
と、淡々としていて私はものすごく拍子抜けしました。
『え!それは大変だ!お見舞いといってもICUじゃ会えないし、みんなはどんな様子??』
とか言うと思ってたんだけど。
ずいぶんあっさりしてるなあ。
と話をしているうちに、私の混乱も少し収ってきました。
A先輩の本心だったのか、私が混乱してるのに気づいてあえて淡々としたのか、わかりません。
けど、女の人なら「ぎゃー!」となるんじゃないかと思いますが、今では少し距離のある人の自殺未遂ではそんなにぎゃーぎゃーならないものなのでしょうか、男の人って。
A先輩だから、だったのかなあ。

学校を辞める、と電話をもらった時、私はどうして
『これからも時々は会いたいです』
って、言えなかったんだろう。

他人のせいにしますが、子供を自己否定させるだけで育てるとこうなります。
幸せ逃します。
あ〜あ。これが失敗作です。

この業界は繋がっていて、ぐるっとまわって旧知の知人に再会。
って、よくあることなんですけど、なぜかどうしてA先輩には未だに会えない...。

今の私なら、A先輩にたとえ妻子がいようとそれはそれで、いつか再会できた日には欧米スタイルで
「会いたかったです!!」
と、抱きつくつもりです。

あれから20年以上経って。
ひとつしか年齢の違わない、二十歳のA先輩。

可愛かったなあ。

小柄で、白いシャツを着てて、肌がつるっとしてて。
うんちく語りだすと長くて。

どうして、会いたい人には会えないのかなあ。


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2019/03/31

「まんぷく」面白かった!

「まんぷく」が終わっちゃいました...
とっても楽しいドラマでした!
「あさが来た」以来の楽しさでした。


連続テレビ小説「まんぷく」|NHKオンライン


俳優さんたちもみな生き生きと演技をしていて。
鈴さんはキュートで健気で綺麗で。
いつもお着物が素敵。
文句言いながらいつも懸命にお手伝いするのが好きでした。

世良は塩のお金ちょろまかしたくせに萬平の信頼を得続ける。
桐谷健太、好演でした。この役とても良い。

神部は泥棒しにきたくせに結局家族になってしまう。
みな優しくて心が広くて健気で、婿同士も仲良しで、本当にほっこりするドラマでした。
ああ〜。
スピンオフ作らないかなあ〜!
「世良の結婚」
「忠彦の葛藤」
なんて。

次の朝ドラも楽しいといいなぁ。


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2019/03/28

『上島珈琲店』で、ベーコンエッグ&厚切りバタートーストを食べた。

毎回仕事場が違う私は、遅刻防止のために早めに家を出て、仕事場近くで朝食を摂ることが多いです.

ある日は、朝早くから営業してる『上島珈琲店』が近くにある仕事場だったので、ここでモーニング。 ベーコンエッグ&厚切りバタートーストを食べました。 650円!



私は上島珈琲店では黒糖ミルクコーヒーが大好物です。

この日はどうやら新人バイト君を指導しながらだったっぽく。
時間がだいぶかかり。
私もだいぶ時間をもてあそぶ状態だったからいいんですけども。

新人バイト君みたいなのが、私と同じメニューを頼んだ他の人の分を含めて2プレート持ってきてそれぞれ配膳。 うーん、おいしそう。 いっだたっきまー…

…。

サラダに味がついてる様子がない
 私は生野菜をある程度は味付けなしで食べられる人なので、なんとかしようかな。
でもなあ。
塩も近場にないし。
甘いコーヒーにしちゃったし。
ドレッシングのお酢は一応殺菌の目的もあるわけだし。

...と考えてたら、私と同時に配膳された若い青年が

「あのー、ドレッシングは…。」

と言いに行ってくれました。
新人バイト君と思われる子が

「大変失礼いたしました!!」
と、大きなドレッシングボトルを席まで持ってきて、かけてくれました。
ですので上の写真は、ドレッシングかけられる前です。

 うん、おばちゃん今朝は時間に余裕あるから気にしないで!

という早朝の風景でございました。
私は普段コーヒーに砂糖は入れず、胃を守るためにミルクだけ入れてます。 (けど牛乳をコップ一杯飲むとお腹を下す体質になっちゃったので、ちょっとだけ)

若い頃は砂糖入れてたんだけど、たぶん白いお砂糖が苦手になったんです。
甘いものは選んで食べないと頭痛がするようになっちゃったようで〜…。
その点、『上島珈琲店』の黒糖ミルク珈琲と、『サンマルク』のベトナムコーヒーは体調に問題なく好物です。 るるるん。

ああ。
楽しい朝ごはん放浪。

本当は、牛丼屋系がやってるような、納豆と生卵と味のりと塩シャケとお味噌汁。
みたいなのが好きなんですけども、私は食べるのがとても遅いので、チマチマとあれを食べこれを食べするスタイルだとやたら時間がかかって、出勤までの時間調整が難しくなるのです...
普段仕事先でいただくお弁当も、女同士でもわたし、皆さんの倍の時間がかかっています...。
大学入って1年目2年目の若い頃は実習などが慌ただしく、先輩が用意してくれたお弁当をマッハでいただいてお手伝いしていたので、ちんたら食べてる自分が不甲斐なく。
そのうち、
「ごはんって、噛まずに呑み込めるんだ!」
「唐揚げって、喉を通るサイズに噛み切ったら呑み込めるんだ!!」
という新しい発見をして、小学生時代、給食の時間とお昼休みに外で遊ぶ時間とお掃除の時間まで、給食を完食できず、お掃除のため机を前に後ろに移動されながら(つまりお掃除せずに私だけ給食食べてる)、午後の授業が始まる頃にやっと解放されるという悪夢のような幼少期が嘘のようです。
まあ、それでも人より倍遅いんですけどね。
もう中年なので、無理して飲み込んで喉つまらせたら迷惑かけるばかりです。。。

家で『ごはんと納豆と生卵としらすと、願わくば大根おろしと、味噌汁』
を食べてくるのが一番コスパも時間も良いのでしょうけども、帰宅が深夜だったり出勤が夜明け前だったりすると、実際、無理なんです。
且つ、食べるのがとても遅いので、たとえば5時に家を出ないといけないとなると、3時半には起きて朝食の準備をして。
ご飯と味噌汁は前日に仕込んでおいたとしても。
大根おろしは諦めるとしても(しらすと生卵と大根おろしをご飯にかけて、お醤油少し垂らして、まぜまぜして食べるとごはんフワッフワだし大根おろしのおかげで私でも一瞬で完食する私的最高朝食メニュー)どのみち食べるの遅いから簡単な朝食の準備と食べる時間で1時間はかかるんです。
そして私はどちらかというと朝シャワー派で、冬はそうでもなかったりするんですけど夏は、寝る前に入浴しても寝てる間の寝汗でびっしょりになるので結局朝シャワーなのです。

外食朝ごはんの楽しみは、独身中年ならでは。
なのかもしれません。

ああそれにしても黒糖ミルクコーヒーは美味しい。



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2019/03/26

『RAMEN TOMIRAI』で、戸みら伊らぁめんを食べた。

代々木駅前にある『RAMEN TOMIRAI』で、戸みら伊らぁめんを食べました。


豚骨、魚介、野菜などを使った濃厚スープが売りのお店のようです。
トッピングの野菜もそれなりに鮮やかで。


中太麺、ていうのかな。
食べごたえがあります。
こってりなんだけど、家系みたいなこってりさとは違うので、結構食べられます。
女性向きの、脂少なめのメニューもあるようなので気になるところなのですが、やっぱり私は細麺の方が好きなので、どうかしら。どうなのかしら。
今度食べてみたいけど900円って結構高い。
手間暇かかってるからしょうがないか。



先日記事にしている『天下一』の隣にあります。
コンクリートむきだしのモダンな作り。
2階にも席があるようです。

ランチタイムとはずれた時間に行ったので空いてたんですけども、空いてるから油断してるのかなんだか知らないけれど、店員の中国人と思われる青年が大きな声で雑談をよく喋ること喋ること。
他の店員さんは日本人だと思われる。
店員同士仲がいいのは良いけれど、客がいるんだから声のボリューム考えてくれないかなあ。

代々木にはすぐ近くに私のお気に入りの『九州ラーメン學金』があるので、やっぱそっち行っちゃうだろな〜...。



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2019/03/24

アニメ「劇場版シティーハンター」を観た。

【長文です!!】

中年ホイホイのひとつ。
漫画「シティーハンター」

 

テレビアニメ「シティーハンター」





少年ジャンプに連載されていて、私がたしか中学生の頃にゴールデンタイムにテレビアニメが放送されていた「シティーハンター」。
何度か劇場版もあったらしいですが当時は知らず。
超久々の劇場版の噂からしばらく。

ついに...!!

私はTM NETWORKの緩いファンですが、中年あるある。
シティーハンターのエンディングテーマのGet Wild の格好良さからTMにはまりましたよっと。

 

(しばらく余談が続きます)

私は隠れ虐待児だったので、みんなが見てるテレビは見せてもらえてなかったのですが、なんか時々シティーハンターは見てました。
チャンネル権はすべて母にあったので、よく覚えてません。
そんでもアニメのシティーハンターは基本的に一話完結型だったので、飛び飛びに見ても理解に問題ない構成だったからなんでしょうね。

録画しておいた(母は録画機能を扱えないので自分で設定するしかなかった)アニメじゃなくても、歌舞伎やら宝塚やらを自力で録画したのを再生しても、結果的にテレビの主権を母から奪うと

「何様のつもりだ!!」

と殴られ蹴られして

「今すぐ死ね!!!」

と日常的に言われて育ったわたくしが今このように生きてる奇跡は、やはり私がおそろしく鈍感でおそろしくマイペースだった結果なのかもしれません。
誰に話しても私の生い立ちは異常だそうで。

そんな異常環境で生きてるなか、うちの両親は週間ポストなどのエロ週刊誌や、エロ小説、濡れ場ありのテレビサスペンスドラマは毎週積極的に私に見せてまして、わけがわかりません。
宿題やってるのに「テレビ見ましょう!」と強制的に呼ばれたらほぼ全部エロエロサスペンスだった少女時代でありました。
うんざりして自室に戻ると引き戻される。
勉強で苦手なところがあって、両親の得意分野なので教えてもらおうとすると

「そんなもん教科書読んでなんでわからないか!!」
「わからないから聞いてるんですけど。」
「教科書よく読め!教えるのめんどくさい!!(グーパンチ)」

今思うと完全にネグレクトですねぃ。

私は性的に鈍感な方だったので、(小・中学生にとっては)エロ(を含む)小説の意味がわからず嫌悪感ばかりでしたし。
小説の濡れ場描写は完全に訳がわからず。
テレビのサスペンスの濡れ場(当時はおっぱいぽろりとかアンアンギコギコ普通でしたね)の意味がわからず、そして実の娘の貧相なおっぱいを
「えぐれてるね。揉んだら大きくなるかね。」
と揉みしだく父を蹴飛ばしまくり殴りまくり罵倒しまくったかわいそうな中学生だった、わたくし。

性的に開放的な親だと思うでしょ?
中学生の時に、遠足で行くはずだったアスレチックが雨で中止になって水族館見学になってしまったので、学校が休みの日にリベンジで男の同級生も含む友人たちと一緒にアスレチックに行くと言ったら

「男の子と出かけるなんて絶対許しません!!」

と、交通費さえ出してくれないのでことわざるをえなかった環境。
今は知らんが、フィールドアスレチックで泥まみれになるつもりの中学生の男女にやましいことが起きると思い込んでるうちの親が完全におかしい。
且つ、性的に鈍感なうえクラスを代表する真面目ちゃんな私に、やんちゃどもが手を出したら私がこてんぱんにするに決まっておろう。
体格的に、これから一気に成長期がくるタイプの男子に抜かれる直前でしたし、私は言葉が強いので、万が一勝手に強気モードになった男子がいたところで言葉でぶっつぶす自身はたっぷりありましたし、そこにヤンチャなOBが乱入してくる隙のない友人関係のなかでしたの。
...でね、書きながら思ったんだけど、中学生同士で県内とはいえちょっとした遠出をするなら誰かしらの親がついてくると思うんですよね。
乗り換え案内アプリなんかないし、スイカもパスモもないですし。
男の子だらけの遠出に私が参加するのが心配だったら、今思うと、うちの親が帯同するか引率すればよかったんですよ。

...ま、学校に行ってる間に土砂降りの雨が降っても、傘を学校に持ってきてくれたことなんか一度もない親です。
高校以降は学校どころか最寄駅(JRの駅から自転車で15分か私鉄の駅から徒歩15分)で土砂降りに遭って、さすがに風邪引く(私は喘息持ち、妹はクラスいち小柄)と思って「傘持ってきて〜」と電話しても「めんどくさ〜い。濡れて帰って来れば〜。お風呂入っちゃたもん〜」
で、いちども
「雨雨降れ降れ母さんが蛇の目でお迎え嬉しいな」
を経験してません。
全く一度も。
皆無です。

そして、私をそんなに清廉潔白に育てたいなら、エロエロサスペンスとか週刊誌のヌードグラビアを見せるな、お前ら大バカか!!

そんな環境で育ちまして。

以上、激しく長い余談でした。

そんなわたくしが、親からの邪魔もなく見ることができていたシティーハンター。

もっこりの意味を知ったのは、数年後のことでした。
男の生理現象を知ったのは、ほぼ成人になってからでしたの。
女子校に行っちゃったし。

リョウはエロバカだけどカッコイイし、楽曲もみんないい曲使ってるし。
ここぞという時に人間業を超えた技量でやっつけるかっこよさと、ギャグパートのバランスが良くて。
高校生の時に友人にコミックスを全巻借りて読みました。
が。
まだ当時は下ネタの意味がわからず...
ハーレムから帰ってきてフラフラなのは何故??
というレベルのピュアさでございましたのよ。

40代半ばになって完全に自由を得たわたくし。
コミックス全巻買って。

いってきました「劇場版シティーハンター」
!!!

アニメ「劇場版シティーハンター 」公式サイト

神谷さんは、自分の事務所を立ち上げるにあたり「冴羽商事」という屋号を、原作の北条さんの許可を得てつけちゃったほど、リョウ役が大好きなお方。

初見は、新宿バルト9に行きました。
歌舞伎町がベストなんだろうけど、なんかも〜歌舞伎町に行くのって結構疲れるので。


結果、大正解!!
大暴れしてる舞台がすぐそばですからね。
あれま〜バスタが大変なことに〜!
とかとか、とっても興奮しました!!


そして4DXを見逃して普通のを観に行ったら、 もう配布終了のはずのトレーディングカードをもらえました!!


わーいわーい。
今回リョウはタキシード着てないはずだけどまあいいや。
全部キラキラしてるのはなんなんでしょう。
トレカを楽しむ世代ではないのでよくわかりませんが、時々取り出してニヤニヤ眺めたいと思います。


裏は全部これ。

リョウって、私の嫌いなエロエロ星人だけど、芯があまりにも強いから、やっぱり結局カッコイイんです。
物心ついたかついてない時に、自分のフルネームもわからないままゲリラの村で育てられて、日本に密航してきて、着いたときはたどたどしかったらしい日本語をマスターして、ゴールデン街と歌舞伎町と警視庁を手玉にとるというのは、人間性が高くないと無理だと思います。
(ツケはためすぎだけど)

なんてゆーんでしょ。。。
私事ですが、私に寄ってくる男どもは、

「Namiちゃん優しそうだし可愛いし(そうでもないが)美人だし(そんなことないが)いい人そうだし(相手によっては立ち直れなくさせるほどぶっつぶすが、夢見るバカ男は夢見た時点で現実を見ないので話にならないのでまあとりあえず完全にぶっつぶす)だから一緒にいたいの〜」

系の文言で寄ってくるのが多いのですが、わたし実は全然優しくないし、潰したい相手は再起不能のトラウマを抱えるまで追い込むので、ないんです。

その点リョウは、今回の映画とは別の話で、香が心配なあまり冷静さを失ってミスしまくったり、香に迫って夜這いを企むミックの邪魔をするという、リョウの推定年齢をとっくに越えてるおばちゃんには可愛らしいとしか言いようのない素直な態度がいじらしく。

私に寄ってくる男どもは、何かあってなんかすると

『Namiが一番大事だから最初にNamiの安全確認をしたの、そんなボクかっこいいでしょ、惚れるでしょ、チューしてよ。』

というバカばっかなので。。。
思い通りにいかなかったら号泣したり

『俺のこと好きなくせになんでそういう態度なの!!』

と、わけのわからないブチ切れをする男ばかりでありましたのです...
(そんな発言した瞬間に100年の恋は冷めるぜ。100年お前に恋してないけどな。)

だから、この年齢になってもやっぱり、仕事上のパートナーという関係が大前提で、細かい意味でのパートナー関係がどこまでなのかは突っ込むのが野暮なわけで。
男女関係の寝ただの濡れただのやっただの、よりも、対人間としての信頼関係がたまたま男女の組み合わせで、肉親がいない同士、家族のように、言葉にせずとも仕事はもちろん、家での食事とか、お風呂とか(ゲストがいない時の普通の日々の入浴)、コーヒータームとか晩酌タイムとかを和やかに過ごし、香は洗濯や掃除や炊事を苦もない雰囲気で毎日こなしてる。
そんな距離感のパートナーがいるって、羨ましい。
だって家族みたいだもん。

私の肉親は健在です。
けど一緒に生活していると不快感しかなく、わけのわからないトリガーが引かれて私はこの世に生きて呼吸をしていることを

「死んでこの世のすべてに詫びてもお前が生まれてきた罪は深い。きちがいは今すぐ死ね。」

...と、言われ続けて数十年。
なのに

「あんたは奇跡的な美人。」

発狂してない自分が不思議です。

私は運動神経が鈍いので、両腕をインシュロックで縛られた状態でヘリの猿梯子につかまるとか絶対できませんが、もっと健康で、運動神経が人並み以上にあったらなあ。

なんて。
ミドルフォーティーがなに戯言言ってるんでしょう。
情けない。

ライブビューイングは仕事の都合上行けませんでしたが。
今年最大に興奮してるイベントです。

新宿。

若い頃、自宅にいると母がわけわかんないし殴られるしでもう完全にノイローゼになってて、何かと新宿に逃げてました。
あてもないのに。
学校の関係では拠点は池袋だったのですが、私は新宿にいたかった。
マイシティを眺めて。
歌舞伎町をさまよって、スカウトとか、買春ジジイに値段聞かれたりしながらも(今はもうおババなので平穏に歌舞伎町を闊歩できます)ピリピリした気持ちを維持しつつ、たぶんそれこそ
「チープなスリルに身を任せ」
「明日に怯え」
ながら
私は誰かのために生きなかったけど
「1人では解けない愛のパズルを抱いて 優しさに甘えていたくはない」
思いを抱きつつ。
どこで生きていけばいいのか、
優しさに甘えず生きて行くにはどうしたらいいのか...

「シティーハンター」と「Get Wild」に出会えなかったら、私は今頃どこにいたでしょうね。

感謝。
感謝ばかりです。



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