2018/10/02

雑談と、プロの葛藤。

私の仕事は、舞台の裏方です。
そっち系の学校で学び、そっち系の会社に就職し、転職し。
会社に所属していたのは実質6年くらいです。

職場でのストレスと、肉親との不和が爆発して、もともと幼少期から精神科マターな問題を抱えている自覚はあったのですが、私の幼少期。親は団塊の世代。
わたし精神病院に入院したい。
と、小中学校時代ず〜っと思ってました。
なんなら高校時代も。

でも、財閥系企業でエリートコースを進んでいる夫婦の娘が

『精神病院の患者』

ってなったら、嫌だったんでしょうね〜。
私が明らかに発狂したのが27歳くらい。
会社というかお国の行政直下の法人に就職したことはいろんな人が喜びましたが、ろくでもない大人ばかりで、且つ、実家では母が安定のメチャクチャ。

10年以上前のことですが、なんでも、母が自転車で車と接触したそうで。
車の相手が、ぶつけられた母に

「保険入ってないから警察に届けないで〜。示談で許して〜。でもお金ないの〜。」

と、言ったそうで。
その要求を呑んだそうです。
その連絡をどこかから聞いて私が

「アホ〜!!警察行け〜!病院行け〜!何バカな甘ったれに譲歩してるんだ。警察も病院も付き添うから今引くな〜!!!病院行かねえとか言いながらいちいち痛い痛い言うな、バカか!!」

と、言ったら母は

「バカだもん!!私いいんだもん。誰にも大事にされない人生なんだもん。バカにされる人生だもん。生きてる価値ないんだもん。病院なんか行かないんだもん。この世に私なんかいらないんだもん。このまま誰にも迷惑かけずに死ぬんだもん。ほっといて!!(号泣)」

おいおいこらこら、既にとんでもない迷惑かけてるよ〜。
うぜ〜。
うぜ〜〜。
死にたくなるほどうぜ〜〜〜!!!

『誰にも大事にされない人生なんだもん。』

とか言う人ほど酷い構ってちゃんなんですよ。

あーーーー
めんどくさ。
そして、私の心配や気遣いを全否定したわけです母は。

そして私は父に

「あんた何やってんの。夫でしょうが。やることやんなさいよ。怪我して凹んで「イヤイヤおばさん」になっちゃったのはともかく、引きずってでも病院に連れて行くのが夫じゃないの?なんなの?あなた何者なの??バカなの??」

と、言いましたが

「お母さんはお父さんの言うことを全く聞いてくれないので諦めてます。Namiも諦めてください。」

ぷっち〜〜〜ん。

ここで20代だった私の精神は完全崩壊。
からの〜
投薬治療と、高額なカウンセリングを経て十数年。

割愛して〜...



専業フリーランスになって、6年かな。7年かな。
テレビの仕事もちょっとやってます。
裏方ですよ。
もともと後輩の仕事なんだけど、基本的にサブで入ってます。
テレビ収録ってスケジュールが突然すぎて困ります。
収録場所と、こちらが用意する仕込みは毎回同じなので、こちらとしては楽なんだけど。

先日、ちょっと、いや、だいぶイレギュラーなことが起きました。

私が普段関わってる方々は、舞台やイベントの方なので一般の皆さんはご存知ないと思うのですが、その案件に関しては、テレビなので。。。
しばしばご覧になってると思います。

で、番組制作会社内でもいろいろあるらしく。。。
別部署が、ドラマ録るからということで、私どものレギュラー収録現場にいきなり乗り込んでくるという...
細かいことは書いてもわからないと思うのではしょります。

普段私たちが関わってる収録のトップの方が、別部門の方からの無茶振りに振り回されたっぽく...
ドラマ収録チームの態度がね...
舞台側の人間には、ありえないんです。
いろいろ、いろいろ。

ドラマチームとしては通常営業なのかもしれませんが、2ヶ月に1回ほどお会いするこちらサイドの収録のプロデューサーさんが平身低頭。
普段から腰は低いのですが。
今回私が行けなかった日は明確にブチ切れたそうで。

私なぞ常連ではあれど下っ端の下っ端なわけですが、顔と名前はしっかり覚えていただいていました。

プロデューサーさんは、テレビの特番なんかではスタッフさんとして名前テロップ入りでインタビューとかされてる大御所さんです。
その方が、会社のしがらみと、別部署の無茶苦茶っぷりに怒りまくったり頭下げまくったりとな...。

終わったら

「あ〜!!!バラすぞ〜!!とぅいやっ!!!」

もうヤケクソにしか見えませんでした...。
あれほどの方でも、会社のしがらみに振り回されて、それに伴ってあっちこっち振り回さざるを得なくなってムギャ〜!

「全責任は僕が取ります!!本当にスミマセン!!」

って、なっちゃうんだなぁ〜。
あんな状況には追い込まれたくないけど、本当のプロってのはああやって、人間力を駆使してやりきるんだなぁ〜。
と、思いました。

私がオペラ仕事を全部キャンセルしたのは、フリーランスだからこそできたことです。
会社で受けてたら無理です...。

40代半ば。
人のお仕事っぷりを見て、学ぶべきところがたくさんありました。

わたし、舞台の人になってホントによかったです...。


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