映画「ヴェルサイユの宮廷庭師」公式サイト
そのなかの「ロカイユの木立」と呼ばれる舞踏の間。
そこの造園を任されることになった「サビーヌ・バラ」ことケイト・ウィンスレット。
架空の人物ではあるものの、彼女の強さは現代を生きる女性を励ます力があります。
たぶん、この頃、女性が自分の力だけでこの手の仕事をこなすことは、困難だったと思います。
宮殿に招かれた、場違いな彼女。 貴族の女たちに、彼女たちが集まる部屋に連れて行かれた。
いじめられるのかな… と思いきや、女同士の、女としての辛い胸の内を打ち明ける場になっちゃった。 わお。 そしてその後、国王との会話。 その会話の技巧に、貴族の女たちも感嘆するという。 身分の違いでぎゃ〜ぎゃ〜しない、実直な女性たちが集まっていたという羨ましい光景。 なんだかんだで。 私はラブシーンはちょっと苦手です。生々しいものを延々と見せられても… これは、ちょっと、長かった…
ストーリーとしては、結局ラブストーリーでチャンチャン。なのはおいといて… 時代的なコスチュームでの演技がハマるケイト・ウィンスレットの美しさ。庭園の美しさ。 そして、造園にあたって草木と土と、水と格闘する彼女のたくましさ。
ビジュアルも美しく、辛い経験の記憶から抜け出しきれていなくとも、強くしなやかでたくましく生きる女性の魅力を最大限に魅せた映画でした。
この映画、好きです♪
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