国立西洋美術館:ボルドー展(東京)
特に何も考えず、なんだか美味しそう。ドラクロワもあるのね。ステキ。
と思って見に行きましたらば。
ワインに関する美術を揃えてるだけかと思ってたら、全然違いました!
ボルドーで発掘された、二万五千年前、旧石器時代の彫刻から始まりましたよ。
わああ。
そんな昔から、ボルドーという街は文化的にも栄えていたのですね。
海洋貿易を成功させて繁栄したボルドーは、スペインの聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路の街でもあるそうです。
貿易とワイン産業によって繁栄したボルドーには、ロートレックなども訪れて作品を残しています。
この展覧会の目玉であるドラクロワの「ライオン狩り」は、美術館の火災により、上の部分が一部消失してしまったのですが、それでも今なおすごい迫力でした。
上の写真は、美術館エントランス横のパネル。
実際の絵の左半分です。とても大きな作品で、ボルドーの港で働く人たちや貴族たちの様子がたーっくさん描かれていて、とても楽しいです。
…作家さんの名前覚えてこなかったよ〜!誰だっけ!
…と、ぐぐってみましたらば、ピエール・クラール(父)による「ボルドーの港と川岸の眺め(シャルトロン川岸とバカラン川岸)1804-06」でした。
帰ったらやっぱりワイン飲みたいなあ。今日は赤ね。
ボルドーワインは…お手頃お気軽にはみつけられなかったので…とりあえずフランスワイン!
私には珍しくお肉を焼いて、いただきました。じゅるる。
眼福でしあわせな時間を過ごしたのでした。
満足。
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