先日の仕事帰り。
「救急車呼んで!子供が!子供が!」
と、完全に動転して、通りすがりの車などに呼びかけているおばさんがいたので、
「どうかしましたか〜?」
と、声をかけました。
「子供が〜!子供があそこに倒れているの!はやく救急車〜!!」
その日は子供も沢山出演する舞台だったので、まさか出演者…と、確認しに行きました。
服装と年齢から、出演者ではないと分かりました。
各署への連絡は、地元の人と思われる方々がすませており。
倒れているのは小学生の女の子…と思ってたら、お友達が泣き叫んで呼ぶ名前は男の子の名前。
「…男の子??」
被害者の側には既に何人かの大人が寄り添っていて、被害者の家族や学校への連絡を進めていました。
一緒にいた子供たちは半狂乱になってしまっていて、どこかの大人が後ろから抱きとめてあやしていました。
他所者の私が出しゃばる場面ではないな。
被害者が救急車に乗せられ出発するまでを見守っていました。
後日。
報道を読みました。
子供は、亡くなってしまいました…
私が目にした光景と、報道された事故状況をあわせて考えると、凄惨な状態だったことが推測されました。
かなりグロイので、ここで説明するのは控えます。
その状態をあのとき私が認識してしまっていたら…
私の足腰立たなくなってたと思います。
数日後、現場を訪れ、お茶をお供えしてきました。
やんちゃな子供が転んじゃったところへ…
運が悪かった、としか言えないです…
今はご両親と、お友達の心の傷が少しでも癒えますよう、お祈りします。
こんなにもあっけなく。
死はやってくるのだなあ。
お友達の無惨な姿をその場で見ていて、半狂乱だった子供たち…
ゆっくりでいいから、その傷を乗り越えて、たくましい男に、なりますように…
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