2015/03/26

メンタル#14…大学以降

メンタルタグのうち
幼少期から大学入学前くらいまでの話は#1から#13でしています。
その続きです。


大学に合格してすぐだったか、受験直前だったか忘れてしまいましたが、私は歯医者で、何かと頬の内側をゴリゴリ噛んで大変になった親知らずと、ずっと邪魔だった右側上下の八重歯を抜きました。
八重歯は「チャームポイントなんだから〜」とず〜っと親に言われてましたが、なんとも日本人らしい考え方だと思います。子供だからまだしも、大人になったら、歯並びに気を遣ってないんだなと思われるだけだと思うんです。
…っていっても、八重歯抜いただけで歯並びはガタガタなままなんですけどね…。

私の右側上下の八重歯は、犬歯が完全に外側に出ていて、それ以外の歯は隙間無く並んでいる状態でした。
なので、八重歯を抜いても、矯正しなくてもスキっ歯にはならないという。
これらは、普通に会話したり食事していても唇に引っかかって切るとか、口を閉じていても出っ張りすぎた八重歯の部分がモコっとふくらんでいてみっともないとか、大人になったらあまりそんな状況は無いでしょうが、頬杖をつくとか口元に手を置いている時にヤンチャ君たちがぶつかってきた勢いで八重歯が凶器となり口の中を切って流血することが頻発しすぎてうんざりしたのです。
チャームポイントなのに〜。とか、抜歯したら高熱が出る〜。とか、散々反対されていましたが、大学入学前に強行しました。
熱は全く出ませんでした!!
歯科医の腕が良かったのか、たまたまなのか、わかりませんが、抜いた穴が塞がるまでグロテスクな歯茎の消毒に手間取りましたが、長年私を悩ませてきた2本の八重歯とおさらばしました。

そのため、大学以降の友人は私に八重歯があったことを知りませんが、高校以前の友人は「…はっ。そういえば八重歯は!?え、抜いたの??矯正しないでそんなに普通な感じになってるの?へー!八重歯も可愛かったけど、すっきりして、いいね。よかったね。矯正しなきゃいけないと大変だもんね。そんなに飛び出してたのね!?」
と言ってくれました。


私が入った大学。
勉強したかった学科には落ちて、別の学科の、消去法で残った専攻のところにかろうじて合格しました。
母校の大学は、不思議ちゃんが大集合するような学部でした。
それがよくてここだけを目指して受験しました。

そしたらまー。
何と言いますか、この業界の人は社会人になってからも割とそういうタイプが多い傾向ですが、「出会った瞬間お友達」みたいな人ばっかりで。
とりあえず同じ専攻の中でお友達を作ってる間に、うちの母校の大学の場合、部活とかサークルとか入っても入らなくても授業とか学校のイベントに参加してればもう、いわゆるサークル仲間みたいなお友達が数珠つなぎに増えるようなところでして。
いろんな同級生達がみんな友好的で、みんながみんな、どんどん繋がろうとしてきます。

私は裏方専攻なので(受験時から専攻分野を選んで受験します。)地味にしていよう…と思ってたのですがまー。
忙しい忙しい。

私は元々入りたい部活があって、そこに入るために母校の大学に入ったようなものなのですが、お稽古風景を見て

「…無理だわ。」

たしか高校で部活を決める時にもそういう理由で諦めたよな〜。
なんで、驚異的に体が硬い上に、マラソンの授業もドクターストップになるくらい体の弱い私、体育会系文化部に毎回憧れるんだろうか…。
ありゃ無理だわ…絶対ついていけねーよ…

どうしたもんかと呆然としながら、オリエンテーションとか、新歓合宿とか(学科単位でやってくれます。)新歓コンパとか(専攻単位でやってくれます。先生もOBもたくさん来ます。)参加しつつ、やっぱり、どうしよ〜。と思っていました。

そんななか。
のちのち警察沙汰になる、メンドクサい男…
普通のアルファベットにするといろいろ被るので、「Q」にしておきます。
「Q」が、モーションかけてきました。私とは別専攻です。
入学半月しないうちに、またまた別専攻の「彼女A」とつきあってると公認されてたヤツです。
こいつが近づいてきました。

書くの忘れてました。
前回まで、精神的虐待をさんざん受けてきたお話を書きましたが、もうひとつ、特異なことがありました。

私は先に書いたように、派手な八重歯に悩まされていたのですが、親からは、容姿だけはベタ褒めされて大きくなりました。
体はガリ子なのですが、顔だけは、美人だ、美人だ、と言われてました。
親族はほとんどみんな遠くにいるのですが、会うたび皆さん「美人さんね〜」と言ってくれてました。
…実質、うちの家系は両親とも美形揃いで、母方では「ミスなんとか」になった誰だかがいて、父方の従姉には、少女向け雑誌の表紙に出てた人もいます。
で、うちの親族はみんなで「美人じゃ〜。」「お人形さんごつある。」「ええ男じゃ〜。」と挨拶のように言うので、その手の褒め言葉は「こんにちわ。」と同等に思ってました。ほんとに。
今でもそうなんですけども。

高校は平和な女子校でしたのでなんともなく。

大学に入って、私が「カワイイカテゴリ」に入れられつつあって、どーすればいいんだー。と思いました。
特殊な学部ですので、とんでもなくカワイイ人、とんでもなく美しい人がたくさんいるのですが、こんなところで、裏方にいようとしている私を引っ張りださないでくれよ〜。
と、早々に悩みができてしまいました…

私はホント、可愛くも美人でもありません。
魔女のような鷲鼻で、目は小さく奥二重で、肌は黒めで、オデコがやたら広くて、えらが張っていて、全然カワイイ類ではありません。
だから、本当に困ってしまいました…
女性は褒められれば喜ぶって、100%じゃありません。
私は困るし、社交辞令だとしか思ってないのであとからいろいろ言われても意味が分からなくてメンドクサいことこの上ないのです…

続きます。


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