2015/01/14

仕事と信頼

こんにちは。

今日は、昨年末に、2年ほど前に一緒に仕事してた姉さんとサシ飲み忘年会したことを書きます。


2年ちょっと前。
私は、平日は派遣OLみたいなことをしてました。
経理も人事もできない、接客もしない派遣OLって、まあ、変な仕事が多いです。
で、そのときは、とある国家規模な大プロジェクトの事務処理メンバーに私はいました。
元彼はその時の上司です。
元彼が、仕事量のキャパ越えるからアシスタントつけなさいとクライアントだかとにかく上からいわれて適当に選ばれたのが私です。
で、元彼は馬鹿男でしたが仕事はできる人でした。
私がパソコンをどれくらい使えるのかも分からないまま適当に任命したそうです。
もしパソコン全然使えなかったとしても仕事の割り振りを調整すれば問題ないと思ってたんですって。

私は、パソコンバリバリ使えますお任せアレ〜という技量はありませんが、まあ、ある程度は使えます。
その現場はセキュリティの問題で、私が触るパソコンは外部には一切つながらないので、ネットで使い方を検索しながら〜とかはできません。
提出書類があっても、紙の状態で提出して、しかるべき部署の方が必要書類に打ち直して更に上に提出するというシステムでした。

元上司…元彼が良い判断をしたのは、そうやってメールなどが使えない環境で情報共有するために連絡ノートを作ったことでした。
その日に起こった問題や、誰かからの伝言を私が書き。
新たに決まったルールや、全体周知事項のメモを元上司が書きます。
解決していったらその旨書き加えていきます。

毎朝、まずマネージャーとそのアシスタントクラスの朝礼があります。
アシスタントはもともと出なくて良かったのですが、全アシスタントが自主的に出るようになってしまいました。
(アシスタントはみな私と同じ派遣社員です。マネージャーを信用してないから自分の耳で朝礼内容を確認すると言う意味もあります…たぶん。)
元彼はフロアを統括してたので、朝礼時に「なんだっけ…」となることを、そのノートを見て後ろから「○○の件!」と伝えるのも私の役割でした。
そのあと各チームごとの朝礼があります。
マネージャーが東奔西走してたりボーッとしてたりする間にゴタゴタが起きると、アシスタントたちが私に確認しにきます。


年末にサシ飲みした姉さんも、アシスタントでした。
全体で500人くらいいるフロアで、10くらいの部署があり。そのひとつの部署のアシスタントが姉さん。仮に、Oさん。
10前後の班が各部署にあり、それぞれに班長はいますが、まあ、それぞれ、班長もメンバーも、それだけの大人数だと変な人もいます。たくさん。
社員だってろくでもないのがいますので、きちんと業務を進めなくてはと思う私たちは、マネージャーたちがいなかったり対応してくれない問題点を共有しあっていました。
内容によっては、ほんとは私にはそういう権限はないのですが、様子を見にきてくれる、別フロアの別働隊の社員さんにボヤいて対応してもらったりしてました。

そうやって、アシスタントたちは私と連携することで実質元彼とも連携がとれ、彼は問題点にはいくら忙しくても必ず行動する人でしたので少しずつでも改善されることにより元彼は信頼されていました。

私と彼がその現場を去り。
いろいろありますが、実質、「マネージャーとアシスタントが仲が良すぎる」という話が上に行き、私は追放されたようなものです。
彼は現場から降ろされ、自宅待機になっていたところを関連会社の方の仲介で別の会社に移りました。それも辞めましたが。

アシスタント仲間たちもそう思ってたと思いますが、仕事が円滑に不備なく進んでいれば問題ないと思っていたそうで、それはそれ。だったらしいです。

んで。
私の業務は元彼管轄の業務なので、元彼が引き継ぐから気にするなと言われました。
(そもそも私のポジションが廃止になると言う話もあったので。)
で、元彼も去り。

私のポジションには社員が来たそうですが。
無茶苦茶だったそうです。
「あたしは社員よ、文句があるなら辞めていただきます!!」
と、一日中ぼんやり座ってるだけのヤツに言われたんですって。

私がやってたことは全然難しいことはなく。
そのうちの一つ。
文房具等の持ち込みが完全に禁止だったので、その管理をしていたのが一つ。
すべて支給される文房具を使用しますが、当然持ち出しは禁止です。
付箋紙を私的なメモとともに持ち出すのも見つかれば厳重注意。数度となれば契約終了もあり得ました。
いったんルールを作れば、うっかり必要以上に在庫を持ってたチームは「ごめんなさいごめんなさい」と自己申告して返却してくれてました。
運用方法が変わると必要になる文具が増えたり、逆に不要な文具が出てきたり。その交通整理をしてました。
で、やたらめった余ってしまった文具をキャビネットに寝かせていたら、別のフロアでそれがたくさん必要になったので、使ってなかったらあっちにまわしてもいい〜?と、文房具とかを担当してる社員さんに相談されて「ありますあります!250くらいあります!」「100でいいの」「そう言わず持っていってくださいよ〜」「そう〜?じゃあ150もらってくね。」みたいなことをしてました。

ただそれだけのことなんですけども、私の後釜となったその新しい社員さんは、就業時間後に文房具残数抜き打ちチェックをして、一方的に大没収をして、翌朝からの業務ができずフロアじゅう大パニックになり文句を言うと逆ギレされたそうです。ぜんぜんいみがわかりません。
ほかにもいろいろ無茶苦茶で、アシスタントのメンバーはもうほとんど辞めてしまったみたいです。
元彼と、namiさんがいたときがいちばんよかった。
と、言っていたそうです。
Oさんも一昨年に辞めていました。
たぶん、Oさんは元彼と一緒に仕事がしたくて、でも連絡が取れなくなってて(元彼はメンバーからの連絡をスルーするようになっていました)私と連絡が取れればつながれるだろうと思っていたようです。

で、実情はこんななので(- -;;

「…がっかりだ…」

と、言ってました。。。
うん。。。
空いた口が塞がらなかったよ…

「それ結婚しなくて良かったよnamiさん、とんでもなく大変なことになってたよ。」

…仕事のできる彼を知る人に言われるとなお一層心強いです…
そうだよね…やめといてよかったよね…みんなに言われるけど、Oさんに言われると余計に自信がつくよ…

人の顔には裏と表がありますが、そういうことなのかなあ。
暴力じゃなかっただけマシ??

アシスタントと仲が良すぎる。というところでは信頼されなかったですが、実際の業務に於いては誰よりも信頼されてた人でした。
たぶん、仲が良すぎるって上に出したのは、班長やその班のメンバーだと思います。
立場に微妙に距離があるぶん、不満も増えるでしょう。

ほかのアシスタントたちは素直なメンバーばかりで
「オレたちあなたを信用してどこまでもついていきますから!イエーイ!!」
とか普段から言ってました。
時に、自分の正義感を示すあまり彼に喧嘩を売るような態度になるメンバーもいましたが、それは、自覚してのことでした。
「オレ、こんなこと書いたらクビになっちゃうかなあ。うーん。でもあの人にクビにされるなら本望だ。書いちゃう。」
とか言ってました。
当然彼は怒ってましたが、一応横から「怒られるの、ましてやクビになることも覚悟で書いてたよ。そんだけ困ってるんだよ。」と言いました。

もうあの現場には私たちの知る人はほとんどいないと思います。
もう、無茶苦茶らしいです。
どうしてそんなことになっちゃうんだろう…

私たちはほとんど追放された形ですが、ほかは、できるメンバーはやり甲斐や楽しさを感じなくなり他の職場に移り、または、バカ社員と大喧嘩して辞めたり、だそうで。
プライベートのグダグダさはともかく、仕事は、元彼みたいに筋の通った上司と働きたい。と話していました。

もう、思い出話。
なんだなあ。


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