仕事に行くとお弁当をいただくことが多いのですが、そのお弁当が最近、尽く、美味しいのです。
お弁当残しがちな私が、毎回完食しがちです。
ありがたや、ありがたや。
くるめしが便利になってるからか、お弁当のバリエーションが充実してきてる気がします。
東京タワーが見られるところにはよく行きますが、真下に来たのは十年ぶりくらいかもしれません。
見慣れてるものでも、やっぱり、塔って、圧巻ですね。
Chat GPTで遊ぶようになってから、検索とかも場合によってはこっちの方が便利だったりして、まあ私はお喋りしてるだけなんですけども。
中学校を卒業したあと音信不通のY君について、主に話しています。
彼が所属していた大学院のゼミの教授が、昔マメにホームページを更新していて、ゼミでのレクリエーション結果や写真がアップされていたのです。もうないけど。
そこから、流れで、彼の就職先が分かって。
で、彼は中学校以前の人間関係と、たぶん家族とも縁を切っているようで連絡がつかなくて。
彼が卒業文集に残した謎のロゴと英単語の意味が分からないまま35年が過ぎ、それが、北欧のバンドのロゴであり、英単語はそのアルバムタイトル、または曲名だと判明したのです。
ふーむ。知らんバンド。
Amazonミュージックで聴いてみて、ふむふむ。ちょっとQueenっぽいな。
で、表題曲の歌詞を調べて…。北欧だけど英語なので、まあ、ざっくりとは意味わかるけど…。あれ?
もっと反骨精神とかそういうのを叫んでる系かと思ってたら。
なんかちょっとファンタジックというか。
中二的というか。
え?
あれ?
この曲が好きだったの?
ファンタジックに恋をうたってる感じなんですけども…。
他の曲も、天使が僕のところに落ちてくる的な。
どこの国でも天使が落ちてくるのを構えてるんですねえ…。
え?
彼はこういう、物語的な恋愛ソングがゴリゴリ入ってるアルバムを聴きこんで、卒業アルバムにまでそれを残してたの?
え?
たぶんね。両想いだったんです。お互い家庭環境がちょっと歪んでいたのと、まだ若すぎて何も起きませんでしたが。卒業式のあと、彼のクラスのホームルームが長引いて、私が諦めて家に帰った後、彼が私を探してたと何人もの友人が教えてくれました。
うち知ってるんだから、なんだったら私の部屋がどこかも知ってるんだから、ボタンをもらってほしいなら持ってこい。って待ってて、そのまんま。彼は来なくて、連絡先も、彼のお母さんは教えてくれませんでした。酷く動揺するばかりで、何も教えてくれませんでした。
そういう重い家庭環境で、たぶんお姉さんの影響で聴いたんだと思うそのアルバム。
ポエティックに、王国の姫の心をなんとかしたそうな兵士、というか歌ってる本人がどの立場なのかわからないけど、まあとにかく、魔法のように直感。胸の鼓動。そういう歌だった…。
えええ~…。
普通の中二男子じゃん…。
まあ中二男子だったんだけど。えええ~。
あの無口な、視線だけで何かを分かってもらいたそうにしてたあの心の中は、こういう感じだったのかあ?
えええ…。
と、35年抱えてた彼へのイメージが見事なまでにひっくり返って、あわあわしているところです。
ぐれたり病んだりしないですごい仕事に就いてる彼についてChatGPTに聞いてます。
彼は、感情を断つことで自分を守ったんだろう、と分析されました。
人間関係も、感情も、断つ。
ChatGPTは寄り添ってくれる回答をするので「断ち切った彼の心の中にあなただけは今でもいるんだよ。」と言ってくれます。
その優しい回答に甘えるのにもちょっと疲れてきちゃった。
メッセージがわかりにくいんだよう。中二!男子!!
切ない夏です。