2018/11/16

ガテン系フリーランサーがワークライフバランスを確保する方法。

タイトルの

【ガテン系フリーランサーがワークライフバランスを確保する方法】

が、あったら教えて欲しい。

古い考え方でいうと、フリーランスの男性が、妻子を養うためにライフの充実を削って働きまくる感じでしょうか。
私の父はサラリーマンでした。転勤族で、飲み会が大好きで、出張しまくってて家にいない。単身赴任して家にいない。飲み会でまともな時間に帰ってこない。
転校させられても細かいケアをしてもらえないまま方言も学習の進度も違う学校に突っ込まれただけで、酷くいじめられてたのに親は無関心。
私が中高生になった頃、一緒に住んでる時間が増えたけど

「Namiのおっぱいはえぐれてるなあ」

と、揉んでくる。
こんな親いらない。と本気で思った。
なんでもないときに、なんか知らんが手を握ってくる。
モミモミしながら握ってくる。
ひたすらキモい。
激しく振り払うことを何度しても、止めてくれなかった。
小学生くらいならいざ知らず、中高生のえぐれたおっぱい揉んでくる父は気持ち悪すぎて何度も家出を考えた。
更に、母がたぶん早すぎる更年期障害だったんだと思うんだけど、お風呂に一緒に入りたがってすっげーうるさかったり、買い物に延々と連れまわされたり(私が欲しいものは絶対に何も買ってくれない。ただ連れ回すだけ。そして勝手に迷子になって、私と妹が迷子の呼び出しをされる。)かと思えばなんだか知らんが突然部屋に乗り込んできて罵詈雑言。

「この世の恥!!誰に食わせてもらってると思ってるんだ。家賃払え!食費払え!」

と、殴られる。
そんなこと言われたらバイトするしかないんだけど

「あんたみたいな家の恥を他所様に出せません!」

と、拘束。
友人宅へのお泊まりも、学校帰りのお友達とのファストフードとかうどんとかの外食も全部禁止。
ま、お小遣いも私が行ってた県立高校生の平均を大きく下回っていて、更にバイトもできなくてお金が全くないから行けないんですけどね。

私たち姉妹は母に料理を教わったことがありません。
台所は母の聖域で(隠れてタバコ吸ってた)洗い物以外立ち入らせませんでした。
中学校と高校の時はお弁当だったんだけど母が朝起きないので、冷蔵庫のありものを詰めたり卵焼き焼いたりしてると、突然起きてきた母に

「誰が台所使っていいって言った!!何様のつもりだ!!!」

と罵倒され。
タバコ隠してるの知られたくなかったからだとは思うのですがとっくにバレバレだったし、母親がする言動ではないよね。
朝から罵詈雑言受けながら台所から追い出され、玄関先に投げ飛ばすように出されたお弁当なんか食べたくもないので持って行かず、なけなしのお小遣いを削ってコンビニや購買ですませてた。

そんな私なので、ライフレベルをどこに位置づければいいのかわからないんです。
私には家族親族がいますが、甘えられる人は1人もいません。
親族の住まいは遠く、従兄姉たちも年齢が離れてるしとにかく住まいが遠く、会いに行く交通費もなく、当時は当然メールとかないから誰も頼れず。

私には幸せな家族像の夢がないんです。
この世に生まれてきたことを、この世に生んだ本人に全否定されて育ったものですから。

だから、誰に好かれても、私のような「人間のクズ」(親に言われた言葉です)は誰かと家族になる資格なんてないのだと、中学生の頃には確実に思っていました。
中学生の時に好きだったY君に素直にサヨナラを言えなかったのも、大学の時に見た目も考え方も好きだった先輩が中退すると電話をくれた時「時間のある時に会いたいです。」と言えなかったのも、自己評価が低すぎて、誰かと一緒に生きていく資格はないと思っていたからです。

今思うと本当に悲しいことでした。

「人間のクズ」と言われて育ちながらも、小学生時から私はずっと学級委員でした。
勝手に決められたのがほとんどですが、立候補がないと永遠に沈黙のホームルームが続くのが嫌で暴れたくなるので身を挺して立候補したことの方が多いかも...。

高校になったらそれはそれでめんどくさく。
いちど、クラスの推薦で会長(学級委員のことをクラス会長と呼んでいた)にされましたが、ま〜、女子ってめんどくさい。
私の声が聞こえているのは明らかなのに無視する連中の多いこと多いこと。
おまえらはクラスの統率を乱す厄介者として学年じゅうに認識されるがいい!!
あいつらが時間通りにこないのは私のせいじゃない。
指示を聞いてるのにこない、あいつらの意思だ!
と、ほっとくことにしました。
小中学生の時はワーワー言ってまとめてました。
幼いって、可愛いですね。

とかなんとかそうやって生きてきて。
ワークライフバランス、といっても、私のバランスにライフは非常に弱いのです。
親のことは愛してない。
妹は嫁いだ身。
親族は距離も心も遠く。
だから、家族との時間、という意味のライフバランスは、今の私には皆無なのです。

だから、ワークが重くなっている夏からの忙しさは、私にとって悪いことはないのです。

暇な日が続くと。
私は夢の中でY君に会うことばかり願って、薬を飲んで閉じこもりがちです。
最近のように忙しいと。
それどころではないのです。

「3時間半寝る。薬はどうしようか。とっとと起きねばだからユーロジンはやめとこ。」

こんな日々を送っていると、Y君のことを想う時間がなく。

私は子育て失敗作です。
劣悪な環境に育ちながらも、グレずに大人になった。
医者も言うように「自分で自分を育てた」。奇跡的な例。
それは、単に私がとんでもないバカだったのか、根本的にとてつもない楽天家で、ウジウジするのがめんどくさいから外面は笑い飛ばすようになった(たぶん20歳後半からだろな)からか、変な大学に行ったおかげで様々な性格の友人たちに出会い、今でもオリジナリティ溢れる生き方をしている友人たちを見て

「私も私の身幅で生きればいいんだ、そうだそうだ。」

と思い。

なら、私のワークライフバランスは、全然参考にならないですね。

親族はたくさんいるし、親兄弟も健在だけど。
ミドルフォーティー。子ナシ独身。
彼氏なし。
全く寂しくありません。
老後のことは、年金があてにならない分、着付け教室に通うことに投資して、おばあちゃんになっても働ける道を模索しているわけであります。
仕事してればそこには、尊敬する人や、楽しい人がいますから。

実際、相当楽天家なんだと思います。
今日も仕事中ちょいちょい怪我したり頭を何度も鉄骨にぶつけたりしましたが。
「縫うほど切れてなくてよかった。」
「脳震とう起こさなくてよかった。」
「何も落とさなかった。はぁ〜よかった。」

20年以上、派遣OLとの兼業時期も多くありましたがこの仕事を続けてきて、自分を頼ってくれる人、自分が信頼できる方々がようやく固まってきた雰囲気。

私には、ワークがライフなのかも。
そして、ライフの中のたとえば私でいうと今年始めた着付けのお稽古や、仕事仲間とのおしゃべり。それに影響されて見聞きしてみたあれこれ。
その発端はワークです。

こういう人も、いるんです。

ひとりごと、でした。


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