上映館は少なくなってて、結局有楽町のスバル座に行きました。
スバル座をスカラ座と思い込んで、宝塚のたぶん出待ちをしている軍団の前をウロウロして、チケット売り場のお兄さんに「シン・ゴジラはスバル座でやってます。駅前です。」と親切に教えていただきました。
あら〜。
すんません〜。
なんとも昭和な映画館。
全席自由って久しぶり。
目の前にガタイのいいお兄さんこないで〜!
と、ウロウロ。
開演前アナウンスも開演ベルも昭和!!
なんか、落ち着く!!
いろんな人のレビューとかとかとか聞いてから行きましたので、
「これのことか〜!」
って感じでした。
ニコ動とかツイッターで先に情報が流れて、翻弄される。
会議室ドラマ。
わたし、真田丸で迫田孝也(三十郎役)ステキ!って思ってたんですけど、髙橋一生が迫田さんだとしばらく信じて疑わなくてスミマセン。
この人が人気の髙橋一生さんか...
いいなあ...
ちょこっとだけの出演にすっごい名優を贅沢使いしているのにも驚きましたが、東京を破壊しまくるCGなのかミニチュアなのか何かをとにかくものすごい勢いで都心周辺をぶっ壊していく快感...
市川実日子がクールな専門家なのは適役。更に、髪がハネてたり後半ちょっと油っぽくなっていったうえ、そもそもほとんどスッピンメイクで彼女の肌質をいい意味で利用したメイクさんブラボー。しかも息継ぎしないで自分の考えをダアアアア〜っと言ってしまう役作り、好き。
私が一番笑ったのは、無人で走らせる山手線だの京浜東北線だの東海道線だのが先頭揃えてゴジラに突撃していくところ。
無様!!
でも、頑張った!!
笑うところなんだろうか。違う気がするけどいいや。面白かった。
現政府に対するすんごい皮肉と捉えられる部分もあり、且つ、我々一般国民が今一度災害対策について考える機会にもなったと感じました。
わたし怪獣映画とか普段観ないのですが、これはよかった。
『ゴジラ、完全に沈黙!!』
エヴァそのまんまや〜ww
とかとか。
そしてモーションキャプチャー野村萬斎さんという贅沢使い。
どこが萬斎さんなの〜!!
ゴジラの手のひらの向きとか、踏み出す足が右が先か左が先か、などに、意味があるそうです。
そこまで取り入れようと思ったら、やっぱ、日本の様式美の識者に教えを請わねばね。
いや〜。
これは。
このご時世、東宝さん、頑張った!!!
怪獣映画ではないですね。
パニック映画だけど。
これは、必見です。
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