羽田空港でお見送り。

田舎に戻って生活をしている後輩が上京していて、ありがたいことに「時間が合えば会いたいです♪」と連絡をもらってたのですが、舞台業界はちょうど繁忙期なのもありなかなか会う時間がとれなかったところ、彼女が帰る日だけ空いたので、彼女が飛行場の搭乗口に入るまでの時間を、第二ターミナルの展望室内で、滑走・飛行する飛行機を見ながらパンケーキなどをいただける、アミーチデルテでまったりしました。


アミーチデルテ  | 羽田空港ターミナル BIG BIRD

私は少なくとも年に1~2回は飛行機を利用しますが、いつもサクサク搭乗口に入ったり、到着してもさっさとリムジンバス乗り場に行くので、ショップのこととかは全然知らなくて。
後輩が第二ターミナルからの便に乗ることは分かったし、会うのは私だけではないかもしれないので、どのお店を目指して集まろうかしら？と調べていたら、ちょうどよさそうだな、行ったことないな。と思ったのが、このアミーチデルテでした。

ホントに初めて行ったのでちょっと驚きました。
屋内展望スペースの、滑走路を見て右側にあるセルフサービスのお店でした。
呼び出しブザーを渡されて、出来上がったら取りに行く方式。
同じフロアに喫煙室もあります。

滑走路を目の前にしながらくつろげる席もあるのですが、低めのテーブルとソファーで、パンケーキを食べるには食べにくそうだったので、カウンター席にしました。

私が食べたのは『愛しのモンブラン』。
甘すぎず、食べやすかったです。
後輩は、バナナのなんちゃらでした。

屋内展望デッキの端っこということと、利用者のほとんどにはタイムリミットがあるので、客の入れ替わりはそれなりのペースだし、近くを通り過ぎるだけの人はいないので、ゆったりまったりできました。

パスタとかもあった気がします。

ここ、早めに着いちゃったときには一人でも利用したいなと思いました。

お茶だけでもいいし、スイーツだけでもいいし、パスタもあるっぽいから小腹がすいてたら食べればいいし。

後輩を搭乗口で見送ったあと、またここの展望室に来てみました。

すっかり陽が落ちてしまい。

天井の電飾が、冬を意識した雪の結晶モチーフで。

誰かを見送るちょっと寂しい気持ちに寄り添ってくれるような、シンプルなブルー。

この屋内展望室から、滑走路を見て右に行っても左に行っても、屋外展望スペースがあります。

…んなこと私に説明されなくても皆さまご存知でしょうが〜！！

実はたぶんわたし、屋外デッキから滑走路見るの、初めてでした。

かなり広くて、テーブルやベンチがあったりもするのですが、寒いし風が強いしで、そんなところでくつろいでる人は誰もいませんでした。

…正直に言います。

Ingressで、ここら辺まで来ないとハックできないポータルがあったからつられて来ちゃったの！！

Ingress目当てに気が済んで、改めて。

…後輩が乗るであろう飛行機は、ここからの死角から動き出すっぽい〜。

飛ぶの見てようかな〜。

…でも、ちょっと遅れそうって書いてたな〜。

btw.

私はシティーハンター が好きなので、シティーハンター TVシリーズ(1 & 2 & 3 & '91) によく登場した、デッキから飛行機を見送るシーンにちょっとした憧れを持っていたのですが。

冬の日没後のせい？

これが現実？

強風と、風の「ごぉおおおおおお〜〜」って音と、飛行機の「きゅ〜〜〜〜ん」って音と、寒さで…。

勝手に妄想していた
『ちょっと切ない気持ちで滑走路を見つめるわたし』

なんか、いなくて。

よっぽどの、二度と会えないであろう想い人だったらわかりませんが、また会うつもりの大切な後輩のために、強風と寒さといろんな音を知らんぷりして離陸して見えなくなるまで切ない顔して柵にしがみつき続けるなんて。

できませんでした〜ww

でも、無理矢理、脳内で "Get Wild" 再生して、気分を味わいました。

…昔は羽田に国際線が無かったから、あれは成田だったんだろうけど〜。

成田の国際線展望デッキなんて、ますます行ったことないなあ…。

…行ってみなくちゃ…。

後輩が乗った飛行機が離陸する前に私も帰路についちゃいました。

電車で帰るつもりだったんだけど、今ここにあるリムジンバスに乗れば、座ってるだけで最寄り駅に行けるのよ！乗換なんていらないんだわ！座りたいのに座れないというめんどくさい葛藤から逃れるための、電車代プラス数百円。

払います。

…と、むっちゃ身軽にリムジンバスに乗って帰りました。

…羽田空港って、遊びに行くだけでも楽しいかも。

行くのちょっとめんどくさいけど。