全摘出手術から1年と4ヶ月、最後の抗がん剤から8ヶ月、シリコン入れ替え手術から半年。
日常生活はほぼほぼ問題ないです。
右腕が上がりにくいので高いところのものを取るのがちょっと大変ですけど皆さんそうらしいし。
ホルモン剤の副作用は、思ったより落ち着いています。エクエルが効いてるのかな。
髪の毛がだいぶ伸びてきましたが、くるっくるのアフロ。
夏になったら美容院に行って整えようかと思ってたのですが、それほど外出の予定がないのでもう少し伸びるまで頑張ろうかな...乳がん仲間と温泉に行く予定なので、その前に行こうかな...。
仕事がね、肉体労働なのでね。
全摘出手術後しばらくは5kg以上のものを持つなと言われた時は引退も考えましたが、思ったより順調に回復して、ほぼほぼ仕事に大きな問題はないくらいになりました。
ただやはりパワーの必要なことや腕をうんと伸ばさないといけない動きができないので、時間がかかったり誰かに任せるしかなく。
術前術後の私を知ってる人は、
「うお〜NAMIさん復活ううぅぅ!」
と言ってくれたり、私ができない作業は他のメンバーが率先して走ってくれたり(そして逆に集まりすぎる笑)本当に助かっています。
ただツアー中がそうだったのですが、手術後の私しか知らないと、事前に説明してるんだけど不自由具合が地味すぎて完全に忘れられるんですよね...。
メンバーに学生の頃から知ってる20個下の後輩がいたので彼は気を使って動いてくれました。だけど他のメンバーはパワー勝負なことを指図してきてさ。
「できないんです。」
「届かないんです。」
もう、開き直って言いますよ。
おばさんですから。
「手術の後遺症で右腕が弱いことお話ししましたよね?」
できる範囲で手数を増やせばそれほどパワー使わなくてもできることが結構あるんです。
それをさ、こうやったほうが楽だの早いだのって。
知ってるわい!
できないからこうやってるんだい!
こういう人とは一期一会でいいやぁ。
さよ〜なら〜。。
こういうこともあるので私はがんのことを隠してません。
衣装さんと音響さんに話して「偽乳触ってみます?」と聞いたら3人とも触りに来ましたよ。音響さんなんて後ろからきましたよ笑。全員女性です。
「硬いのねぇ。」
「ブラジャーはずすとどうなってるの?」
「垂れないので、どん、ってなったままです。右だけ笑。」
やっぱりつくづく思うんだけどねえ、マウント取ってきてるからああいう態度なんだろうなあ。
私がどこも不自由なくても、上から言って来るタイプだろうなあ。
今度会ったら挨拶と仕事の話以外一切しないもんね〜。
ツアーに行くことが決まる前に、高校時代の友人たちとランチをしてきました。
なんかオシャレっぽいデリみたいなところのイートインを予約してくれたので行ってみました。
なんか体に良さそげなうんちく語られましたが、なぜか全部同じ味...。
にんじんラペは私が作ったののほうが美味しいよ...。
友人が毒舌なので、店を出た途端に「正直どう思った?味!なにアレ笑!!」と笑うので、あ、やっぱり?と思いました。
ヘルシー志向っぽいわりにはごはんはただの白米だし。
雑穀米とかそういうのじゃないのね。
他にお客さんが来ないので長居してたら飲み物やらケーキやら勧めてくるので頼んだけど、まあ、特に褒める部分はなく...。
そして昼の営業が14時までだということで追い出された。
お会計の時にテイクアウトのお惣菜の棚を覗いたら、ま〜、小鉢一つ分にも足りなそうな何かが350円とか。この味で。
知人の家の近くのお店なので、先日仕事場で会った時に話してみたら、彼がしょっちゅう行ってるコンビニのすぐ近くで「あ〜あそこ!」とローカル話で盛り上がりました。
「あそこ全然客入ってないんっすよ。」
「だろうね〜。高いしおいしくないし。行く理由がないわ。」
私あまり食べ物をまずいとか言う人じゃなかったんですけど、最近はよく言ってます。
ただ空腹を満たしたいだけじゃなくて、美味しい喜びを求めているのですよ。たぶん。
乳がんは食べ物の制限がないから、抗がん剤中の味覚障害のほかは楽した方だと思いますけどね。
おなか切ったら、術後すぐは流動食とかでしょ?そういう辛さはなかったから、点滴と心電図のコードと酸素濃度計のコードにつながったままモリモリ普通食食べたもんなあ。
さてお盆前に重い腰を上げて健康診断と婦人科の診察を受けに行こうと思ってます。
乳腺科のある病院の婦人科で診てくれればいいのに、診てくれないのです。
何の自覚症状もないんだけど、子宮筋腫ができてないか確認してもらえって。
病院選びに悩む...。一応決めてみたけど、相性もあるんだろな、低評価も多いんだよな。
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