映画『パリよ、永遠に』公式サイト
何にも予習せず行って、舞台演劇っぽい対話劇だな〜と思ったら、それもそのはず、主役2人同キャストで舞台になってるのを映画にしたものでした。なるほど。
原題は"Diplomatie"。「外交」という意味だそうです。
巧みな話術によって、パリ壊滅作戦を止めさせる丁々発止のスリリングな対話劇。
もう手がないじゃん!と追い詰められた想いになったら、例え話で気持ちを揺らして、ほっ。としたり。
細かい動きに込められた意味のひとつひとつが深く、舞台版でも共演しているコルティッツ将軍役のニエル・アルストリュプ、ノルドリンク総領事役のアンドレ・デュソリエの経験と信頼関係が作品に更なる深みを与えているのだろうなあと感じました。
実話が元になっていますが、こういうエピソードは全く知らなかったです。パンフ買ったし、二人の自叙伝も読みたいと思いました。
ドイツ駐留軍のコルティッツ将軍の回想録は「兵隊の中の兵隊」
スウェーデン総領事ノルドリンクの回想録は「パリを救う。スウェーデン総領事の回想録(1905年~1944年)」
日本語版はないのかな…見つけられない…。
英語なら無理矢理読むけど、フランス語かドイツ語だと完全にお手上げだなあ…。
なんだか世界中で戦争したがってる不穏な昨今。
みんなこれ見て頭冷やせー。
フランス語とドイツ語がいったりきたりのセリフで、字幕はドイツ語のとき《》付きになってます。
隣のお姉さんたちの反応が、笑ったり驚いたりダントツ早いなあ、今の笑うとこ?とか思ってたら、終演後会話してるのを聞いたらフランス語圏の方でした。それでか。
0 件のコメント :
コメントを投稿