2017/02/09

おもいでばなし。つづき。

前にも書いてると思いますが。
思い出を書きます。

私は小学校を2年ほど中抜け転校していたので、戻ってきたときは
「あ!namiちゃんだ!!おかえり!何組?」
「まだわかんない〜。」
という感じで、面白かったです。
「○○君のこと覚えてる?」
と、何人かに聞かれました。
小柄で色白でそばかすで、素直で優しい子でした。
私が転校する前に、たしか彼も転校してきて、結構仲良く過ごしていました。
昭和時代の小学生の男女って、変に意識しちゃって普通に喋らなかったりしたものですが、○○君はとても素直で、慕ってくれているのがわかりました。
私は子供の頃は姉御肌というか、面倒見がいいほうだったらしく、片思いしてくれてた子はたくさんいたらしいのですが、鈍感な私がそんなことに気づくわけがなく。
昭和の小学生男子はムッツリというか天邪鬼ですので、私には尚更わかりません。

出戻ってきた私に
「〇〇君覚えてる?」
「転校しちゃったんだよ。」
と数人が別のタイミングで言いました。
転校した子は彼だけじゃないのですが、これだけ私に伝えてくるということは。
「そうなのか...。」としか言えませんでした。
淋しかったです。またあのそばかす顔と楽しく過ごせるかなあ、と少なからず思っていたので。

5年生の3学期の途中というすさまじく中途半端な時期に戻ってきて、実質1ヶ月半くらいしかそのクラスにいないわけですから、先生方が扱いづらそうにしてたことをよく覚えています。
6年生には、クラスの面子は同じまま、担任が変わりました。
転校前から《あの先生が担任になりませんように...》と思っていたそいつでした。
私は根アカなんだかポジティブシンキングなんだかバカなんだか《けど、あの先生も、いい人に変わってるかもしれないよね》と、最初は思いました。
思った私がバカでした。
学校燃やしてやりたい。とか、明日になったら担任死んでますように〜。とか相当本気で思ってました。
6年生の時の、今すぐ死んでほしかった担任の所業の話はすさまじく長くなるのでおいといて。

そのとき、Y君の存在を認識しました。
ああ、そういえば近所の。
習い事か何かで、団地の児童会には入ってないけど。たぶん。
その頃のY君は、背の順で前から数えて何人目。って感じの小柄で、ぼっちゃん刈りの、ちょこまかした子でした。
私は小学生の頃は背が高くて後ろから4番目くらいよりノッポだったので、かなりの身長差がありました。
まあ、それから10センチ以下しか伸びなかったんですけどね、わたし。。。

転校前から私を知ってる子も、戻ってきて初めて同じクラスになった子も、なにかしら話しかけてくれたのですが、Y君は遠巻きにそれを見てるばかりでした。
だから、「Y君はnamiちゃんのことが好きなんだよ。」と何人かに言われても「...は?」って感じでした。

長くなりそうなので、次にします。

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2017/02/08

おもいでばなし。

今日は、メンタル病んでる人の話です。

夢を見ました。
Y君の夢です。
Y君は、小中学校の同級生です。
同級生といっても、私が小学校転校して戻ってきたのち、卒業までの1年数ヶ月同じクラスだっただけで、中学校はずっと違うクラスでした。
家が近いので同じクラスになる前から知っていました。
(Y君のことはだいぶ前に書いてますけどね。)

まだ小学生でしたので、誰かが
「Y君はnamiちゃんのことが好きなんだよ〜」とか言ってました。笑。
Y君はその頃はまだ小柄で、ホントに「ガキ」って感じでしたが、スポーツできるし勉強もできる。
私も当時は才女だったのですが、塾に行ってないので、中学受験者向けな問題とかは解けませんでした。偶然解けちゃう問題もありましたが。
Y君はそういう問題も解けていました。塾に行っていたのか、家での指導なのか、ただひたすら賢かったのかはわかりません。
そんなY君に好かれてるとか、本当だったら、光栄だなあ。
と思っていました。

中学校に入ってから、私は、テニス部だった母がうるさいので軟式テニス部に入ってみました。
私はスポーツがからきしダメだったので、なんとかみんなに追いつけないかしらと、夕方、家の近くの公園の広場で練習をしていました。
ボールに紐と錘が付いていて、一人でパコーンパコーンとやり続けるあれです。
あれだと地面に跳ね返る高さから返ってくるので、対人間とやるラリーとは全然違うんじゃないだろか。と虚しくなって30分くらいやって帰ってました。
広場は、子供が野球できるくらいの広さで、私は3塁側からバッターボックスにあたるところでやっていましたが、始めてしばらくすると、サッカーボールのリフティングの練習をしているような音が聞こえ始めることが増えました。
下手くそな練習を見られてると思うと、サッカーの練習をしているのが誰なのか確かめるのも恥ずかしく情けなく、暗がりの中そそくさと小走りで帰っていました。

今思うと、あれはY君でした。
日が暮れて夕ご飯の前か後の時間、中学生がちょっと出てこられる距離の公園。
小柄な人影。
私から遠くに、けれども遊具などのある別エリアに行くこともない、公園の出入り口近くという至近距離に陣取り。

今、その公園で遊ぶ子供達の声を聞くと、いつも思い出すのです。
あれが本当にY君だったなら。
Y君が本当に私を好きだったのなら。

なんて健気で、なんていじらしく可愛らしい少年の心。

そして、今の私なら「やだ〜超下手くそなの見られてるし〜。私苦手なんだよね球技!ってか運動全般!あはは。」とか言えますが、まだ中学生で、いろいろ病んでいた当時の私には無理なことでした。

最近になってその公園の常夜灯が増えて明るくなりましたが、当時はもっと暗かったのです。
あそこで私たちは、恥ずかしくて挨拶もできないまま、黙々と練習していたんだなあ...
と、もう四半世紀も前になることを幻に見て、切なく想うのです。
私はテニス部で友達作りに失敗し、変なグループに入ってしまって嫌な目にあったので1年で辞めました。

そんなY君が、やっと夢に出てきてくれて。
ちゃんと会話ができる。
ちゃんと目を見て話ができる。
どれほどこの日を夢見ていたことか。
夢見て...

夢でした。

どこでどんな仕事をしているのかはわかるのですが、SNSとかはやってないようで、見つけられないんです。
サッカー部だった子たちとは連絡が取れているのに。
あと一歩、見つからない。

Y君は、多分、両親が離婚したんだと思います。
高校受験で地方に行ってしまいました。
Y君と仲の良かった子たちも、どこに行ってしまうのか、何故なのか、教えてもらえないと悲しんでいました。
今だからわかります。
言えなかったんだと。

虐待の日々で壊れていた私にとって、Y君は救いでした。
一言も交わしていないけれど、視線が、立ち位置が、行動が。
私が得ていた唯一の優しさでした。
高校生になってからは、Y君がいなくて。
何もなくて。
崩壊していく心の中で、Y君の思い出だけがオアシスで。

今でも。

幼い優しさが、私を支え続けてくれました。
Y君を探す方法は幾つかあると思っています。
けれど、そんな方法で近づいても、ひたすら気味が悪いでしょう。
誰か、Y君を見つけだして。そして私と繋いでほしい。

夢で会えるなら。
ずっと眠っていたい。


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2017/02/04

リンガーハットできくらげたっぷり塩ちゃんぽんを食べた。

リンガーハット、結構好き。
きくらげたっぷり塩ちゃんぽんを食べました。


国産きくらげってところが良いです。
もっとたくさん入っててもいいのに〜。きくらげ好き。
また食べよう。



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2017/02/03

『ニュー高円寺インディア』でカレーを食べた。

少し前のことですが、高円寺で用事があったので、高円寺に行ったらカレーを食べねば。という勝手な使命感から、『ニュー高円寺インディア』を選んで行ってみました。

ニュー高円寺 インディア | 高円寺中通り商店街

友人と「花菜」には行ったことがあるのですが、ホリデーランチはやってないっぽかったので、今回は『ニュー高円寺インディア』にしてみた。
インドなのかよ高円寺なのかよニューってオリジナルはどこだよ!って感じの名前のお店。
高円寺駅北口から見て左側のごちゃごちゃごちゃっとしたところにあります。

カウンターが4席か5席あったのですが、全部女性1人客でした!
私のあとに来た女性はナンおかわりしてました!


ホリデーランチAセット。
カレー2種類とライスとナンと(ライスかナンを選べて、ナンを選んだんだけどライスもちょこっとついてきた)ドリンクで、税込990円。
マトンとダルサグを中辛で。

美味しかった〜。
特にダルサグがとても美味しかった〜♪
辛さは私は中辛でちょうどいいくらいかな。
美味しいんだけども、なんで店内BGMが日本の演歌なの!
サブちゃん聞きながらナンをちぎってラッシー飲みましたよ。ここは一体何処なんだ。
ニューで高円寺でインディアなのか。そういうことか。

また別のお店も開拓したいけど、花菜にも行きたいなあ〜。
花菜のランチメニューはこちら↓↓

インド・ネパール料理 カナ・高円寺店 | Lunch Menu


 家庭で作れる南インドのカレーとスパイス料理  

  「ナイルレストラン」ナイル善己のやさしいインド料理

↑↑銀座、歌舞伎座そばのナイルレストランの三代目が出してる本です。
ムルギーランチが美味いんだ。


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2017/01/27

『君の名は。』

とっくに昨年のことですが、映画『君の名は。』を観ました。

映画『君の名は。』公式サイト

今更私が語るまでのことはないのですが。
まず描画がリアルで綺麗でしたね。
実写にエフェクトかけてるのかと思いました。
けど私はアニメにリアルさを求めるなら実写作ればいいのにと思うタイプなので、技術に感心すれども、いいとか悪いとか好きとか嫌いとかは置いといて。

全編通して。
『転校生』と『時をかける少女』を足して2で割ったようなもんだな〜、と。
それに気づいたら、なんだかちょっと気持ちが冷めてきました。
巫女舞とか、口噛み酒、組紐という、大半の日本人が忘れそうになっている伝統文化を見せてくれたのはとても良かったと思います。
(転校生+時をかける少女 は、あちこちで言われてるみたいですね。)

この映画のことについて後輩と話をした時、私が
「なんで自転車こいでる時にパンチラシーンが必要なの?あれイヤ。」
と言ったら(私は無駄なエロが嫌い。)後輩に
「パンツが見えるとか気にしてる暇ないくらい必死だったってことでしょ。」
と言われ、あ!そうか!と。
あのシーンの時、中身は瀧くんだったっけ。
中身が男の子だったら、どういう動きをしたらパンツが見えちゃうかとか、必死な時は言わずもがな、考えないよね。
目に見えるパンチラだけで不快感を感じた自分を反省しました。

それでのちに驚いたのは、新海監督の奥さんが三坂知絵子だったこと!!
三坂知絵子さんは、ずーっと前に、月蝕歌劇団の公演で観ました。
(私の先輩が一時期所属していたので観に行ったのです。)
早大卒業後東大に行って、テレビにも週刊誌にも出てて、舞台では「花と蛇」の静子役で脱いで縛られて宙吊りとかやってる方です。「花と蛇」、気になってて観に行きたかったんですけど、私は彼女の容姿と芝居がど〜にも苦手でイライラするのでやめておきました。個人の感想ですし、彼女の演技は高評価を受けてもいるので、私の反応を気にせず映画とか舞台とか観に行ってください。
彼女が新海監督と結婚して子供を産んだことは、私の先輩ですらお相手がどなたかをずーっと教えてもらえず、今回の大ヒットで雑誌か何かに書かれて初めて知ったそうです。
なんでそんなに隠すのかな。
結婚したことない、する気もない私には一生わからないのかもな。

今期、『君の名は。』『この世界の片隅に』『シン・ゴジラ』という、近年稀に見る邦画大ヒット作品たちと比較すると、私の中では【この世界の>ゴジラ>君の】ですが、配給タイミングが前後に1年でもずれていたら、断トツトップになっていたと思います。

んで。
後輩が言ってたのですが、
「作品中の彗星の軌道がおかしい!!」
私は理系では唯一地学のみほんの少しだけわかるのですが、作品中の彗星は、地球を中心に軌道があるとな。
そーれーはーなーいー!!
私も一瞬「あれ?」と思ったのですが、他のことが気になって流しちゃってました。
ま、いいでしょ。
「おはなし」だから。

なんだか、組紐に興味を持った人が多いみたい。
私もそうです。
こういう傾向は、いいよね。



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