2023/10/24

松本へ小旅行 2023年

超絶忙しくなる前に遊んでおこうと思って、10月の初旬に松本と諏訪へ小旅行に行ってきました。今日は松本のおはなしを。

まずは松本城へまっしぐら。



綺麗なお城だなあ。
松本城は平地にあるんだなあと思いました。わたしは城マニアではないのですが、携帯アプリのゲームで城めぐりのGPSゲームを10年くらい遊んでいます。今年仙台城跡に行って、仙台城って山の上なんだなぁ〜と思って、松本は真っ平らなところにあるんだなあ〜。と。
ブラタモリを見て受けている影響もあると思います。

天守に登ってみました。石落とか武者走とか、鉄砲狭間(さま)、矢狭間など戦闘のための構造を見ると、戦っていた歴史が本当にあったんだなあと感じました。
鉄砲などの展示品もたくさんあって見応えがありました。
それにしても階段の急なこと!!
お城は足腰丈夫なうちに見に行ったほうがいいですね。
私は仕事で階段や梯子の昇り降りをよくしている方だと思うのですが、勢いでダダダっと上り下りしてたらあっという間に太ももが筋肉痛になりました。私は身長が女性の平均身長でまあ、高くはないので頭をぶつけることはありませんでしたが、身長の高い人や外国人さんたちは頭上注意しながら急な階段を昇降しないといけなくてたいへん。子供やお年寄りは、座りながら降りてました。どうやって昇ったんだろう。


最上階の6階には二十六夜神がまつられていて、これによって火災から天守が守られたと言われているそうです。
二十六夜神伝説というのがあり。
戸田康長が松本城に入って初めての新年の26日の夜に武士が城の守りをしていたところ、月が出た頃に誰かに呼ばれる声が聞こえたので振り返ると、綺麗なお姫様が立っていたそうです。
お姫様は、錦の袋を武士に与え「これから、二十六夜様をまつり、米3石3斗3升3合3勺をたいて祝えばお城は栄えてゆくでしょう。ただしこの袋の口は決して開けてはなりません。」と言うと、天守の上の方へ消えていったそうです。
それをお殿様である戸田康長に伝えると、天守6階の梁の上に二十六夜様をおまつりし、毎月26日にお餅を供えるようになったそうです。

お城をささっと見た後、近くにある旧開智学校を見に行きました。
耐震工事中のため中は見学できませんので外側だけ…
「擬洋風建築」と呼ばれているもので、明治9年に完成したこの建物は、石積みのように見せてるけどそういう雰囲気を漆喰で表現しているだけ。とか、西洋建築の技術などがない中いろいろ頑張って洋館風にしたものだそうです。正面には龍がいるのに天使もいて、天使は福助人形みたいな顔で黒い翼をもっています。


お城もそうだけど、建築に関してももう少し学んで鑑賞を更に楽しめるようになりたいなと思いました。


すぐ近くに旧司祭館があります。明治22年に建築された、フランスのカトリックの神父さんの住居だったそうです。ここは見学無料で、旧開智学校についての解説なども展示してありました。


横浜の洋館みたいな雰囲気もちょっとある。
寒いところだからベランダというかテラスというかの作りがちょっと違うのかな。
コンパクトな部屋がちょこちょこある感じでした。あんまり広いと部屋が暖まりにくいからかなあ(全て想像で言ってます)。
可愛い色。好きな色。

美術館も見たかったんだけど、歩き疲れてるし夕方に閉館しちゃうので諦めました。
お蕎麦を食べようと、Googleマップで探したら、火曜日がお休みのお店が多くて!!
四柱神社の横にある「こばやし 本店」にいってみました。
ランチタイムより遅めの時間だけど数組並んでました。
私の後ろに地元にお住まいの素敵な老夫婦が並んで、奥さまが話しかけてくださいました。旦那さまは90歳で、手押し車を押しながら歩いてるけど頭はシャキッとしてる素敵なおじいちゃまでした。その昔都内の歯科大に通っていたそうで、つまり歯医者さんなんだろな。賢いな。おかねもちだな。私の住まいの割と近くにしばらくお住まいだったそうですが、昭和20年代のことで、もはや何の面影もないことでしょう…
私は1人なのでカウンターにわりとすぐ案内されました。
老夫婦もその後すぐ席に着き、常連さんのようで、店員さんと和やかに会話をしていらっしゃいました。

私は普段は1人では外でお酒を飲まないのですが、旅行先では飲むことにしました。
だって地のものと地酒飲みたいんだもーん!
大信州という松本のお酒をいただきました。
新酒だったかな、同じ大信州の何か別のお酒もお味見どうぞとおちょこに一杯くれました。わーいわーいわーい!
地酒はたくさん置いてて、好みを伝えたらオススメを教えてくれます。
この店良いですね。



お蕎麦は天ぷらそばにしました!
さつまいもがでっかい!
でっかいピーマンみたいなのは、あとで駅の野菜売り場を見たら甘長とうがらしというものみたいです。柔らかくて甘くて美味しかった〜。
天つゆは使わず、塩や蕎麦つゆで食べるタイプ。


ここで飲んだ蕎麦湯が、私の経験上一番おいしかったです!!
何杯でも飲めそう。おなかいっぱいでそんなに飲めないけど。
美味しいそば茶もお会計のあとティーバッグをくれました。わーいわーい!

食事のあとは歩き疲れちゃったし、おなかいっぱいだし、どうにもならなくて。
駅のお土産屋さんで日本酒とワイン、馬肉の燻製と金山寺味噌、そしてきゅうり3本を買ってホテルにチェックイン。
駅から近いこと以外は特になんてことないやっすいビジネスホテルでしたが、スタッフさん和やかでよき。
お風呂に入って、きゅうりをささっと洗って、金山寺味噌をつけてぽりぽりとつまみつつローカルテレビを見て夜を過ごしました。

翌日は諏訪に行くことにしました!
軽く調べてから就寝。

一人旅は、食べられる量が限られるのは切ないけど、どこに行くにも何を食べるのも自由なのが良いですよ~。
若いころは一人では入れない雰囲気のお店が多くてあまり地のものを食べられなかったんですけど、お蕎麦屋さんやちょっとした居酒屋くらいなら入れるようになってきたので、楽しみも広がりました。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代一人暮らしへ にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ  

0 件のコメント :