2016/04/29

家族の病気と、終活への意識。

スペイン旅行紀もデアゴスティーニも全然進んでないブログですが〜。

以前も書きましたが。父が癌になりまして。

うちの父方はとっても兄弟が多くて。
父方のおじいちゃま(父が中学生くらいの時に亡くなったので私は会ったことない)の最初の奥様が早くに亡くなったとのことで、私と血のつながってるおばあちゃまは後妻さん。
もう故人ですが。
で、父は末っ子なのですが、父の兄や姉や私の従姉やらはみんな癌です。
そのため、私の母はひとまず置いておいて、父方の血筋を引くものはみな、癌です。
消化器系、血液、骨、などなど。
私は未婚未出産のまま四十路に入りましたせいか、このぺったんこな胸の乳腺はかなり石灰化しており、何やら泡があるとかで経過観察です。

で、父が昨年とうとう癌の診断を受けました。
ま、今まで特に持病もなく、好きなものを飲み食いして、70過ぎて未だにバリバリ仕事してるので、ああ、とうとうきたか。って、私は思ってます。
けど、治療について悩んでます。
私と母が勝手に。

私の従兄のひとりは医者なので、こっそり聞いたのですが
「取ってしまうことを勧めるし、自分がそうなっても取ると思う。」
(その従兄のお母さんは白血病。あんまり会ったことないけどその下の従兄もいつのまにか癌で亡くなってた。)

んで。
困ってるのが。

父の癌は罹患部位が前立腺のせいで、恥ずかしがっているのか、母にも私にも何にも話してくれません。
別居の誰ぞの保証人が必要とのことで、私の名前で勝手に署名捺印したくせに検査日や入院日を教えてくれません。
で、母曰く、検査結果を聞くときも同席を嫌がるそうです。
おいおい…

田舎から出てきた団塊の世代だからか、そこらへん特に難しい人なのですが、うちの母も、誰かの言葉に耳を傾けて一緒に考えるということが全くできない人なので、もー、グダグダです。
まあ、だから話さないんだろうなあ。

手術は拒否して、なんとかっていう放射線治療のなんだかを埋め込む治療を選んだら、予想以上に腫瘍が大きくなってて医者が「無理。」と言ったそうで、やめたそうです。
ぜんぶ母情報。
うちの母は話を捏造しがちです。かなり創作します。
「違うじゃん。」と言われたら発狂する人なので突っ込んだ話ができません。
父は兄たちが癌で苦しんで亡くなっているのをたくさん見ているので、切ったり取ったりせずに、大好きなお酒を飲んで、庭仕事をして、家庭菜園して、ドライブして、とにかく友達が多くて週に数回同窓会をしている(学校以外にも出向したり再就職したり車内の部活の仲間との飲み会も同窓会カウントらしい)まーとにかくじっとしてない人だし、対照的なことにうちは母が自分で遊びに行くことが皆無で、友達が全然いないので、なにかと父に「どっか連れてけ〜!!」と五月蝿いそうで。
先日からついに
「namiがどっか連れてって。お金は出すし、泊まりでもいいし。」
と、言い出すようになってしまいました。

うーん…
もう、孫はいないけどおじいちゃんの年齢なので、あれこれ治療を受けずに楽しみたいの、か、なあ…。
私たち家族が薬物や放射線や手術の治療を説得したところで、選ぶのは本人だし、もしホスピスやペインクリニックでこなしたいなら、それがいいんだと思う。
父は母と対照的に交友関係が広いし、父から友人との交流と飲み会を奪ったらそれこそ地獄だと思うのね。

けどねえ。
本音を話してもらいたいんだけどなあ…
たぶん消化器系に来ると思ってたのに前立腺だったから、しかも私が知る限り親族の中では前例がないので、恥ずかしがって(40過ぎのオバサン相手に今更そんなこと恥ずかしがってどーすんねん)
…って、ねえ。

どうしようかなあ…

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