2021/02/13

乳がんになりました。

なんとまあ2021年初めての更新です。

忙しかったんじゃないの。
暇だったの。
コロナだし、仕事は全然戻らないし、政府はアホだし。
人生最大の体重がなかなか元に戻りません。

ふてくされていただけです。

昨年受領した持続化給付金でどこまで生きてゆけというのだ?
100万円って大きいけど、仕事を完全に潰された人の100万円って、もう、とっくに尽きますよ。

そんなふうに、今年はカウントダウンのお仕事がなく、一般参賀へも行けず、降下訓練始めを見に行くこともできず、なんのメリハリもないまま月日ばかりが過ぎ。

今回載せてる写真2枚は、昨年11月に行った京成バラ園でのものです。
妹と2人で、着物を着て行きました。
なんだかまるでシスコンですけどね。
4歳違いで、私は高校卒業したら家を出たので、妹と一緒に育ったのは14年くらいしかないんです。そして妹に物心がついたのは3〜4歳だと思うので実質10年くらいかな。

妹は結婚していますが、子を授かれず。
自分で言うのもなんですが妹の趣味は結構私の影響を受けています。
着付けのお稽古は妹の方が10年ほど先輩です。妹は小柄なので、リサイクルの着物のサイズがちょうどよくて、なんかすごくたくさん持ってます。
それで私が4年前から着付けを習い始め、ある程度自分で着られるようになってから、何かと口実をつけて一緒に着物で遊びに行ってます。
子供の頃は、幼すぎる妹がいちいちついてくるのが嫌で、よく泣かせたものですが、最近は私が「あそぼ〜」と縋ってます。あはは。


この日は11月であるにもかかわらずとても日差しが強く。
そして満開のバラ、バラ、バラ。
私は秋に来たのは初めてでした。いつも春に行って満足して秋は仕事が超絶繁忙期なのでバラ園どころじゃなかったんです。
コロナ禍で私の仕事がほぼ全部飛んでるのが幸か不幸か。


イベント・エンタメ系の仕事が戻る兆しも希望もない日々。
市の健康診断を受けに行きましてね。
ついでに胸のしこりを外来で診てもらいました。

ずっと前から検診で、乳腺炎、乳腺囊胞、乳腺石灰化と言われていて、その囊胞か石灰化したものが大きくなってるのかなあと思いつつ検診に行くタイミングをすっぽかしたというか逃したというか。
ちょっとそろそろ大きすぎないか?
と思って普通の検診ついでに乳がん検診もしたいと電話で確認したら自覚症状があるなら検診チケットは使えないから外来で来いと言われ。
前回の乳腺の医者が嫌な感じだったので違う病院に行きたかったのですが、前回の超音波検査の写真が残ってるところの方が話が早いか。と思って、前回とは違うと思う乳腺の医者がいるときに行きました。

超音波検査の結果。
乳腺炎でも囊胞でも石灰化でもない、腫瘍だ。

ということで紹介状を書いてもらい、別の病院でまたいろいろ検査して、生検の結果、乳がんでした。

あまり細かいことはここでは書きません。
乳がんは本当に人によっていろいろで、私も診断が出るまでにいろいろ調べたり体験談を読んだりしたのですが自分がどういう状態なのかわからないまま体験談の情報ばかり集めても不安になるだけでした。
ただ、限度額適用認定証とかの情報は体験談を読まないと全く知らなかったので、それについて市のホームページで確認し、読んでも意味がわからず、電話で問い合わせるにも役所が閉まってる時間になってしまったのでメールフォームで問い合わせました。
そうしたら翌朝すぐに市から回答の電話がかかってきて、いろいろ教えていただいて、その電話で認定証を自宅に郵送していただく手続きができました。
発行依頼書みたいなのが返信用封筒と一緒に入っていて、なんでしょ、普通は段取り逆だけど即対応していただけたので、それだけでも気持ちがだいぶ楽になりました。

ん〜
生検のこととか、ネタとしてはいろいろあるのですが私はそういうのは読むと不安が増すばかりだったのでやめておきます。
お医者さんたちの話を聞いて、質問して、嫌なものは嫌、怖いことは怖い、不安なことはその内容を伝えて、こちらの願いを叶える気が更々ない態度とかだったら違う医師に聞くとか病院を変えて、それこそプロに聞いたほうがいいと思います。

私は、おとなしめのがんでした。
かなり確率の低いおとなしめのがんだったのはラッキーです。
けど、手術で除去したほうがいいものであり、一応転移の有無を確認するためにCTやMRIを受けなければならず、全身麻酔に向けての検査の数々への怖さなどはいろいろあります。
家系的にがんになる確率はほとんど100%と思っていたので、がんになったこと自体のショックはたぶん少ないんだと思いますが、やっぱり転移の恐怖、再発の恐怖、体験したことのない検査や手術への恐怖はどうにもなりません。
終わってしまえば笑って話せるのでしょうけれどもね。

コロナ禍ゆえ、手術日でも待機する家族などは1名のみ。入院中は病院からの呼び出しがない限り家族さえ面会禁止。

セカンドオピニオンは、全ての検査が終わって、形成外科と乳腺外科の見解を聞いてから考えます。
このまま進めるなら手術まであと1ヶ月とすこし。
低血圧で頻脈でやや不整脈。27歳くらいまで喘息持ちだったので、造影剤と麻酔がとにかく怖いです。
全身麻酔は、あっという間に寝ちゃって気づいたら手術終わって病室で寝てたよ。って、いろんな方が励ましてくれてます。

多少の痛みは平気な人ですが、体験したことない痛みはやっぱり怖いなあ。
お腹を開かれて内臓グニュグニュされないし、下剤飲まなくていいし、下の毛剃らなくていいし、食べ物の制限も手術前後は禁酒しろって以外はないので、楽じゃん!!
...って、頭ではわかってもね。
やっぱり、不安なんだぁ。

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